「清里に出る熊の色は何色？白ですか？」

やっぱり、自然のことを知らない人は知らないんだなぁって思ったひとコマ。
ふれあいセンターのカウンターにお越しになったお客様との会話。

お客様「清里に熊が出るのですか？白ですか？」
スタッフ「残念ながら、白ではないんですよ。黒いんです。ツキノワグマって言って首に白い模様が入っているのです」
お客様「あらぁ、白じゃないの（残念）」
スタッフ「クマもあんまり見かけないのですが、目撃情報はあるので、クマ鈴を貸し出ししているのですよー。クマは１日20㎞歩くって言われますからね、緑がつながっていれば目撃する可能性はありますよね。」
お客様「へー。そうなんですかぁ」

白クマは日本にはおりませんよー。
でもネット情報だと明治時代に２回捕獲記録があるとか。１回は北海道の宗谷。１回は新潟。この新潟はツキノワグマのアルビノなのでは？と書かれています。

でも、本当に自然のことって知らない方って意外といらっしゃるんですよ。
　小学生「土ってどれですか？」とか、
　女性「マツボックリってどれですか？」とかね。

こういう方がいらっしゃると、うきうきして説明しちゃいます。コレを機に自然に興味を持ってもらいたいって思って。ご案内して、本物を見せて、本当の状態はどんなものなのかを紹介して・・・。
人生、常に勉強だからねぇ。知らなかったことは、どんどん知ってもらいたいって思います。しかも最初に触れるものは本物を。

でも、私も他の分野だと、一般常識的なことを知らないかもしれないよなぁ、って思ったのです。