こよみ

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全日制高校から通信制高校に転校した話 こぼれ話

2023-06-12 21:52:00 | こぼれ話
今日は『全日型の通信制高校に通ってて感じたこと』を書きたいと思います。
※私の通っているところ(Z高校)基準のため、全員が全員同じとは限りません。

①始業時刻が遅めのため、余裕を持って支度出来る。
私が通っている所の始業時刻は『9時』
全日制だと8時とかが多めですね。Xもそうでしたが、私の場合Xは片道1時間かけて通っていた為、朝の5時半位に起きて支度をしていましたが、Zに変えてからは7時まで寝ていることが多いです( ̄▽ ̄;)


②朝礼で全員揃ったら明日は大雪レベル
始業時刻は朝の9時ですが、朝がどうしても苦手な子や単純に寝坊をする子もいるので朝礼は全員が揃うことが奇跡レベルです( ̄▽ ̄;)
授業の途中から来る子もいれば中には終礼が終わってから来た子もいましたね……💦
決して不真面目な子が多いわけではありません。


③名前呼びする先生がいるので親しみやすい!
中学生くらいになると先生からは『田中さん』みたいに苗字で呼ばれますが、基本的には真面目な時を除いたら名前やニックネーム呼びです。(稀に苗字呼びの先生もいる)
その理由が「先生が苗字で呼んでしまうと生徒も苗字で呼んでしまうことが多い、そうしたら心に距離ができやすいから名前で呼んだ方が心の距離が近くなる。」
との事らしいです。


④とにかく色々な子がいる
通信制高校と言うと未だに『いじめを受けた子や不登校の子が通う』というイメージがあります。
実際、友達の数名も中学校でいじめを受けて不登校になってしまった子や病気であまり中学校に行けなかった子や高校でいじめを受けて転校した子もいます。
しかし、案外そのような子ばかりが通うわけではありません。
例えば『ゲームについて学びたいけど全日だと勉強勉強であまりやらせてくれないだろうな』と考えてるゲームに特化したコースがある通信に通うケースもあります。
また、『英語を沢山学びたいけど全日だと満遍なくやるからあまりその時間が取れないだろうな』と考えてる通信に通うケースもあります。


⑤学校帰りの道草やお菓子持ち込みはOKなので放課後が楽しみ!
全日制高校だと『塾以外での道草は基本的には禁止』『お菓子持ち込み禁止』と言うところもあります。実際、私のところもそうでした。(普通に内緒でやってた。先生に気づかれたこともあったけれど見逃して貰えた。
ですが通信制高校だと道草なんて全然大丈夫ですしお菓子持ち込みも全然OK。むしろ堂々と先生がいる前で「今日カラオケ行こー!」と言ったりお菓子持ち込んで友達と分け合ったり先生にまで分けたりしている子もいました。


⑥スマホの使用やiPadで娯楽を楽しむことが可能だから1人で過ごすことも楽しい!
全日制高校だと『校内でのスマホの使用は禁止』
のところもありますね。稀にスマホの持ち込み自体が禁止のところもあります。それでいてiPadも授業の時以外使用禁止というところや、アプリのダウンロードが禁止されているところもあります。
しかし、通信制高校だとスマホの使用や無断でのiPadにアプリをダウンロードすることが可能です。(授業中はもちろんNGです!)



ここまで書いてきましたが、如何でしたでしょうか。
これはあくまで私が通っているところの基準ですので、あくまで参考までにして頂けたらと思います。

全日制高校から通信制高校に転校した話 23

2023-06-11 10:32:00 | 全日制高校から通信制高校に転校した話


やがて、期末テストの日が近づいてきました。正直言ってテストは受けたいけど学校は行きたくない、というよりあの教室に入りたくない……それでいて保健室でテストは受けられないらしい……


私は殆ど授業を受けていなかった為、分からないところだらけだったものの、テスト勉強を虎視眈々としていました。


しかし……テスト初日……
私はどうしても行きたくなくて行き道の車の中で母と行くか行かないかで喧嘩になりかけ、最終的には母が父に電話して父には「帰ったほうが良い」と言われ、母が折れました。
家に帰ったら母が一向に車から出てこないので様子を窓から見ると母がとても大泣きしていて、自分も情けなく、やるせない気持ちになりました。
母が戻ってきた時、母と色々話をして転校しようと話になりました。
転校先はZ高校。塾の先生が勧めていることもありつつ教育理念もしっかりしていること、それでいて進路教育もしっかりしていて生徒さんも先生方もしっかりしていた印象があったからです。

母いわくこれ以上X高校にいたら、私が4んでしまうのではないか、と思ったそうです。

しばらくして心が落ち着いたあと、なんとなくこのことをツイートしたら彼からLINEが来ました。

『おはよう!袮音!ツイート見たけど大丈夫……?』
私が今は何とか!みたいに返すと
『良かった……かなり心配してたからさ……
俺今日カラオケ行くんだけど、それスペースで配信予定だから気晴らしにくる?』

私はスペースに入りたい旨を伝えて時間を待ちました。

その日はテスト初日だったのに学校をおやすみしてしまいましたが、彼とスペースで話したり彼の歌を聞いて心が落ち着きました。




次の日からは親にも転校先は単位が必要だからテストは受けようかとなり、辛かったら保健室に行こうということになりました。

私はその前から体調が悪くなることが多かったため、毎日毎日胃薬や頭痛薬、過呼吸の薬をお守りに持って登校していました。

私はたまに保健室に行きつつ、テストを受けました。

結果は……
かなりボロボロでしたね……( ̄▽ ̄;)


これは余談なのですが、転校しようと決まったあと、母はZ高校に転校することを伝えるために電話をしたのですがその際、後に担任の先生となるM先生が応対して下さったそうです。
母から聞いたのですが出席日数を聞かれたそうです。すぐには分からなかったため、当時の担任H先生に話したら22日だったそうです。そしてそれを伝えたら
「それなら問題ないですよ。大丈夫です。入試受けられますよ。」


まさかの回答。
これで無理だったら私は2年生になるまでX高校にいたと思います。

母はそれを見て
「終礼は行きなさいとか朝礼出てみたら?とか言ってしまってたけど、、袮音は袮音なりに頑張ってたんだな……」
と思ったそうです。


それからというもの目まぐるしく日が過ぎていきました。
Xの人達には転校のことは伝えて欲しくないと先生には伝えましたが、信頼していた友達には伝えようということになり、友達には全員に伝えました。


最初はびっくりされたものの必ず皆は
「袮音なら転校先でも大丈夫だよ」
と言ってくれました。


また、その時彼と初デートを控えておりました。彼といる間は自分が保健室登校をしていたことも不登校だったことも退学することも全て忘れられました。


また、友達と遊びにも行きましたね。凄く楽しかったですが、友達と最後に交した言葉が「また新学期ね!」ではなく「また……いつか春休みとかに……」「絶対会えるよ!」となっていたので何故か少し不思議でした。




余談
友達と遊びに行った次の日にZ高校の入試を受けたのですが、通信制高校の入試ってどんな感じなんだろう……と不安になられる方もいますよね。

私のところ基準ですが、筆記(作文、数学、国語、英語)と面接でした。
作文は難しいことではなく『①学校に入ったら頑張りたいこと ②最近の興味を持ったニュース ③自分が今まで頑張ってきたこと』の中からひとつ選び書くものでした。(学校によって異なります)


数学、国語、英語は私基準ですが、大門1~~~大門3まではどれも中学の勉強を真面目にやっていれば解ける問題ばかりでした。


ただ、数学は最後の大門4の当たりが応用問題が出ましたが、そこはもう時間あったら解ければいいなくらいでいいと思います。そこやるならほかの基本問題やって点を稼ぐ方がいいですし。



面接は色々な事を聞かれましたが『志望理由』はしっかり答えられるようにしておいた方がいいと思います。

それと、面接の前に簡単なアンケートをやりましたが、その際に『ストレスを感じた時、解消方法を教えてください』のところがありました。

そこは正直に書いてください。合否には全く影響しません。

その中に『〇傷をする』とあり、私も母も答えましたが、それについては聞かれたものの合否には全く影響しませんでした。


それと、保健室登校や不登校だったりしたら『差支えがありませんでしたら理由をお聞きしてもよろしいですか?』と聞かれましたがそこも正直に答えた方がいいです。



ただ、どうしても言いたくなかったら『言いたくありません。』でも構わないと思われます。(差支えがなければだったから)



基本的に通信制高校の入試は世間一般で言う『落とすための試験』ではなくて『学力と態度を見る試験』だと思っておけばいいと思います。


面接であからさまに態度が悪い(足を開いていたりだとか先生にタメ口を聞いたりなど)などと言うことがない限り落とされることはそうないでしょう。

全日制高校から通信制高校に転校した話 こぼれ話

2023-06-09 15:26:00 | こぼれ話
書こうかどうか迷いましたが……書きます!



留学中、女子は5人。奇数でした。その上全日型の女子は私だけ。通信型だけで固まってしまっていたのと、その上何かあるとすぐキャーキャー言うこともあるし話が合わないし精神年齢が低そうに見えてめんどくせー……て思っていました……💦
そんな中、ふとある言葉を思い出しました。それは高校1年生の時当時の友達と話しててどうしてこの話になったのかは忘れてしまいましたが、その時に聞いたこんな言葉。


「クラスで友達なんて出来なくていいと思うよ。だって……みんな偶然(生まれた年)年度に生まれて偶然小学6年生の時にX中学を志して偶然X中学の入試受けて受かってそれで振り分けられた人たちの集まりでしょ?だから友達なんて出来なくていいと思うよ。」

当時の私はあまり分かりませんでしたが今はあの子の言うことがわかる気がします。


所詮今回の留学なんて偶然私と生まれた年が同じ、ないしは私より1年早く生まれた人達が偶然どこかのタイミングでZ高校に入学ないしは転校か編入して、偶然私以外の他の女子は単位型で私は全日型で、偶然今年の5月にオーストラリアの留学を志した人たちの集まりなんだからそんな中で友達なんて1人くらいできたらいいな程度でいいかなと思えました。



これは例え話ですが
私が仮に今総武線の千葉駅にいるとしましょう。
そこから快速に乗って終点の久里浜駅まで行くとします。
千葉から久里浜までは長い長い距離と長い長い時間がかかります。
電車の中には沢山の乗客がいます。その時に「はい、終点の久里浜に着くまでに全員と友達になりましょう!」なんて言われても無理でしょう。
でも千葉から久里浜までの長い時間、喧嘩や揉め事をせず、トラブルを起こさずにいる練習をしている思えば少しだけ気が楽になります。



今はおはようとかありがとうとかの挨拶や話とかは出来ますし探し物とかも探してくれましたし全然モーマンタイだと思います。
中学生の時と高校を転校する前はこんなこと出来なくて益々自分で自分はひとりぼっちだと暗示をかけてましたし、それに比べればまだいいほうだと思います。





それに視野を広げてみれば自分はひとりぼっちなんかじゃないと思えます。日本にいる父と母、日本から私を応援して下さっている同じキャンパスの友達と先生方、今でもたまに話してて楽しいX時代の友達とネッ友……など
それでいて帰国までもう2週間弱ですし(もう少ししたら2週間切る)皆に会うのも留学中の学校と留学中の行事だけですし数えれば2週間もありませんね
2週間なんて長いようで短いものです。中間テストや期末テストの時も2週間前になったと思っていたらあっという間に前日になってますし。



Z高校に転校した後の高一の時の担任の先生がこのようなことをこの間仰っておりました。

『辛い経験が人を強くする。温室で育った野菜より道端の雑草の方が強い。』


留学=楽しいとイメージを持たれがちですが、実際は色々なことを乗り越えたり、自分と向き合ったりなどをしなければならない、それでもつま先で大地を踏みしめて生きていくしかない、英語や娯楽だけでなくて人生経験を積むものだと思いました。


それにもしかしたら来年、再来年くらいには友達とかに笑って話せるようになってるかもしれませんし。



余談
今日まで2泊3日のキャンプがありましたが、オーストラリアのキャンプ場のトイレはマジで流れません( ̄▽ ̄;)
水さえ流れずにトイペで隠蔽せざるを得ない状況にもなりかねましたし……ブツは頑張れば流せることが多いですが、紙はマジで流れません( ̄▽ ̄;)











追伸


やはり母は偉大なり


全日制高校から通信制高校に転校した話 22

2023-06-09 15:23:00 | 全日制高校から通信制高校に転校した話
※今回の内容は人によっては過激な表現が含まれております。


私が保健室登校をするのも当たり前になってしまいました。辛かったです。、あの時期は
先生にも親にも辛い思いさせて彼の前でも体調不良や暗い話をするは日常茶飯事でしたね……

もう毎日毎日過呼吸が出ていたので胃薬や過呼吸が出た時に飲む薬や頭痛薬を持っていくのは当たり前でしたし、あまりに辛いときは仮病を使って(たまに本当もありましたが……)学校をお休みすることが多かったですね……



その心からなのか、授業に行けない時が多く、その度に自分を責めてしまうことが多かったです。



おまけにある日友達(この間話した同じく保健室登校している2個下の子)と『お互い部活に行く』と約束し、勇気をだして部活に行きました。
すると、同じ学年の皆は私に対して嫌な態度をとってきたり陰口を言われたりされました。

ありもしない噂話陰口は日常茶飯事でいつもは聞こえてないふりしてたものの、あの日は辛くて途中で帰ってきてしまいましたね……


そのうち私はあることに手を染めてしまいました。


𓏸傷行為(過激な表現のため一部伏せております。)をしてしまったのです。

辛いことがあると自罰的になり、ついついやってしまいました。

基本的には自分の部屋で1人の時にやっていましたが、あくる日、彼氏と通話している時なぜだか無性にやりたくなってしまいました。
よし、、、この高さならバレない……
そう思いながら、カッターナイフに手を伸ばし、刃を腕に乗せた時でした。


「ちょ!ちょちょ!何やってるの!?」

彼の声が。
やばい……この高さでもバレるのか……と思いつつもカッターがあったから片付けようと思っただけだよ〜みたいに誤魔化しました……


そのように、辛くなると自罰的になり、自分の手首に傷をつけている日々が続きました。


ある日、いつものカッターでやると切れが悪い、、、と思い、新しいカッターを買おうと思い、親に気付かれずにこっそりよく切れると書いてあるカッターを買いました。
そして辛くなるとそのカッターでやりましたが、いつものカッターより遥かに切れ味が良く、ちょっと引っ掻いただけでも猫に引っかかれたのか位の傷ができました。少し力を入れただけで深くなり、怖くなりました。

それでも私は、その日以降学校や塾にも持ち込んでいました。精神安定のために。
しかしある日、トイレに行くという口実でトイレ内でこっそりやりましたが絆創膏や消毒液を持っていなかったため、そのまま保健室に戻りました。
すると、保健の先生に呼ばれ、行くと先生が絆創膏と消毒をもち、私に言いました。
「𓏸𓏸さん……切ってるよね……?ちゃんと消毒はしてね……?」
と。
やばい……ついに先生にバレたか……
と内心焦りました。

その日は担任のH先生が研修日だった為、何も無く、次の日は祝日だった為、学校がお休みだったため何事もありませんでした。
そのまた次の日、私はH先生と面接がありました。
最初に進路のことを話しました。しかし、、、その次の話題は殆ど𓏸傷のことでした。H先生は叱ったり責めたりしないで色々なことを聞いて下さりました。
その際にふと聞かれたことが。
「通信制高校とか……考えてる……?」
その時は既に母と通信制高校の話はしていましたが、先生の気を悪くしたくないと考えいいえと答えました。

又、その際親には極秘でと言いましたが、先生は「𓏸傷はただの目立ちたがり屋がやる行為じゃないよ。本当に本当に辛くて堪らないからやってしまっているから、、、お母さんには言おう?」
と言いました。

その日の夜、私は家に帰ると母には案の定伝えられていました。
母にも叱られたりとか責められたりせず、共感してくれました。
その日は塾がありましたがオンラインにして、その次の日丁度通信制高校の見学を予約していたため、学校は休み、見学にいくことにしました。

その翌日……
初めて行く通信制高校。前述しましたが母が言うには『毎日行って校則もある。全日制高校と殆ど変わらないところを選んだ。』
ティックトックやTwitterなどのSNSやインターネットで見ていたイメージと大きく異なるため、とてもドキドキしていました。
初めて行った場所は『Y高校』。最寄り駅からは各駅停車で3駅くらいの結構近めの場所でした。
着いた場所はビル。

え?ビル……?ビルの中に学校……?

少しだけ困惑していると、校舎の1階から年配の男性の先生が案内して下さりました。
色々とお話を伺ったあと、校舎見学に行きました。丁度文化祭前だったらしく、文化祭の準備に5、6限を費やしていました。
私は通信制高校は重いいじめなどを受けたり全日制高校に合わなかったりなど、色々あった人が行くところだと勝手なイメージがあったため、勝手に生徒さんは暗くて大人しい人が多いと思っていました。

ところが……


全くそんなことがなかったのです!
むしろ皆明るくて生き生きとしていて楽しそうでした。
こちらから見たら普通の高校生で普通に楽しそうに文化祭の準備をしている。
そんな感じでした。


帰り道……

私と母は通信制高校に転校すべきか否かという話になりました。
当時の私にはもうどうすればいいのか分からないというのが答えでした。
三学期から転校するのが良いのか、2年生のクラスを見て決めるのが良いのか、はたまたX高校を卒業すべきなのか……


次の日からは学校には行ったものの、ある日を境に学校に行かなくなりました。しかし、ある日母に「体育の授業が1番単位が足りないと先生から電話があったから体育だけは行こう?」と言われてしまいました……( ̄▽ ̄;)

私は単位が危うい授業だけ行って帰ってくる、ないしはカウンセラー(学校常駐)と話して帰ってくるという生活をしていました。
学校は辛かったですが、たまに学校が終わると母とジャンプショップやプリキュアプリティストアに行くのが楽しみでしたね。


ある日……
私は母と一緒に後に通うことになる『Z高校』の見学に行きました。男性の先生と色々とお話した後に校舎を案内して下さりました。
その時は専攻の授業があったため、皆一人一人学年性別関係なく和気あいあいと授業を受けたり作業をしていました。それでいて皆、すれ違うと挨拶をして下さったりハキハキとしていたりなど、しっかりしている方が多い印象でした。


母から聞いた話ですがZ高校は塾の先生の勧めで見学に行ったそうです。塾の先生曰く、Z高校出身の生徒がいたらしく、通信制高校にしては全日型は校則が厳しめというのもあり、ここなら大丈夫という安心感もあったそうです。

母も私も実はZ高校と言ったら芸能人が多いイメージしかなかったので勉強熱心なコースもあることがとても意外でした。


この時はまだ転校を視野に入れておこうか〜程度だったので、お話を聞くだけで終わりましたが、その後、転校を決定付けることが起きるとは当時の私は知るよしもありませんでした。

全日制高校から通信制高校に転校した話 21

2023-06-05 22:31:00 | 全日制高校から通信制高校に転校した話
そんな中で私は保健室登校を続けていました。
まぁやな奴の噂話や陰口はあり、私も聞こえてましたが聞こえてないフリしてましたね
(病んでましたがね……)



そもそもそんなヤツらと喧嘩したって時間の無駄ですし




でもあんまりに辛くてズル休みをしてしまうことが多くなりました。




でも、そんな中でも友達が出来ました。
彼女も同じように保健室登校をしていて私より2個年が下でした。


話していくうちに段々と仲良くなり、お互い同じ県に住んでいたりしたことから一緒に帰ったりする仲になり、「いつか遊びに行きたいねー」などと話していました。


いい意味で年の差を感じませんでしたし、学校に行くのが辛くとも、保健室に行けばあの子に会える!と思い、彼女の存在は本当に本当に大切なものになりました。


今思えば彼女がいなかったら多分私は4んでいたかもしれません。

それほど彼女は大切な友達で、今でもやり取りを続けています。





あくる日、私は保健室登校のことで母と喧嘩をしてしまいました。


保健室登校をするのが目的になってないか
教室に復帰しなさい

みたいな感じの事を言われ、喧嘩になりました。


その次の日、どうしても辛くて学校に行く気になれませんでした。

親が担任の先生に電話したところ、先生が味方になってくれたのです!


その前の週、私は頑張って三限受けて、その後彼女がもう一限受けるから付き合ってと言ってくれたため、合計四限受けられたのです!


先生がそれを伝えて下さり、その上

『祢音さんは祢音さんなりに頑張っておりますから、それを伝えて欲しいです。』

と伝えてくださったのです



母は私にその事を伝えたあと
「祢音、道は一つだけじゃないし他にもあるよ」

とおもむろに申していました。


その時、私は母の言っていることがわかりませんでしたが後にこのことが私の人生の分岐点になるとは思ってもいなかったのです。





その日から数日後、私は何気なくティックトックを見ていました。すると、とある文字が
『ん……?通信制高校……?』

名前は聞いたことあるしなんかだいたいイメージはある。


その時の通信制高校のイメージは(ティックトックやネットなどで見ていたイメージ)

・たまにしか行かない(週に1日とか月に1度とか)
・私服
・友達ができにくい
・校則がない


このような感じでした。

その上転校なんて……絶対親が許してくれるはずない……

と思っていました。



しかし……
これはあとから知ったことですが、実は母もこの時、いや、この時以前から通信制高校について調べていたそうでした。


私に知られないようにそっと合同説明会に行ったり資料集めをしたり……



その事を親から知らされた時はとても驚きました。

その上、親いわく
『通信制高校にも色々あって毎日通う「全日型(通学型)コース」がある。そこは制服があるところが多くて校則もある。』

と今までのイメージを覆すことを……



その時はそんなのもあるのか……くらいでしたが……ある日あることがあり、実際に見学に行くことになるとは思いもしませんでした。


ここで書くと長くなってしまうのでそれは次のブログで書こうと思います。



※次のブログでは少し過激な表現が含まれかねません。
苦手な方はスルー推奨です。