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精子提供ボランティア 愛情くん

精子提供を望む女性は「愛情くん コンタクト・フォーマット」で検索して下さい。

生んでからのお話

2014年12月04日 08時48分03秒 | お問い合わせ前に必ず読んで頂きたい内容
愛情くんから提供を受けて生もうとしている選択的シングルマザー希望の女性はどうかお読みください。

つわりであなたがつらい時、背中をさすってくれる男性はいません。
出産の時、立ち会う男性もいません。
宝物のようにかわいい我が子を授かった喜びを一緒に涙してくれる人もいません。
仕事が明日も早いのに夜泣きがひどくてイライラしても、愚痴を聞いてくれるやさしい旦那さんもいません。

私立の幼稚園や学校は「片親」という理由で入れてもらえないかもしれません。
入園式や卒園式、入学式・卒業式にその子にとっての父の姿はありません。
幼稚園での父の日のお絵かき、「お父さんの顔」も白紙で持って帰ってくるかもしれません。
授業参観も運動会も、その子にはお父さんはいないのですから。
反抗期を迎えたわが子を父親からビシッと叱ってほしい時もお母さんただ一人です。
お母さんが胸を張って生きない限り、子供はいつもいじめに苦しむ恐れもあります。
経済的に安定していないと子供もいつも不安で大人になってからお金に歪んだ感情を抱くリスクもあるでしょう。

結婚式の親族紹介の時、相手の家の半分しかあなたの親族には人数がいないでしょう。
精子提供者の私も、逃げたのか蒸発したのか死んだのかも分からず、突然連絡がぷっつり途絶えてしまうこともあるかもしれません。
自分のルーツを知りたいと思うのは誰でもある気持ちでしょう。
でもそれがその子には死ぬまでできない可能性もあります。
その子は自分が親になる年齢になってもあなたの選択を許してくれないかもしれません。

これが選択的シングルマザーの現実です。
私は想像だけで書いています。ですから実際にはもっともっと、言葉に表せない苦しみもあるでしょう。

提供者の私も、本当に自分がしていることが正しいのか問うことがあります。遺伝子を残したい欲に負けているだけなら、理性のない動物と何が違うのか。
生まれてくる子供が不幸になるなら、全てがマイナスなのではないかと。

今子供を妊娠し、生むことは、目の前のプレッシャーやストレスから一時的には逃げられるかもしれません。
両親にも友人たちにも「結婚は?」とか「赤ちゃんはまだ?」と言われることがなくなるのですから。周りを黙らせてやりたい気持ちもあるかもしれません。
でも、これから起こることをよく考えて準備しておかなければ、生涯後悔することになってしまいます。

一人で育てる大変さを想像しきって、それでも赤ちゃんを自分だけで育ててあげられる決意がある方は、ご連絡ください。
私にも分からない、その子とあなただけの強い強い結び付きもつくれると精子提供者の私は信じていますから。
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