ご依頼者様とお話ししていて気付いたのですが、どんなに容姿に優れていても、高度な職業に就いていても、独身であることに居心地の悪さを感じることがあるようです。
独り身だと肩身が狭いんです…
と専門職の女性はおっしゃっていました。
そのお気持ちは同じ立場でなければ分からないと思います。
でも、私からの目線ではそんな風に思わないで下さいと伝えたくなります。
仕事に集中して生きていらっしゃってきたり、結婚は妥協したくなかったと想いを貫かれたのは立派なことだと思うからです。
日本社会の傾向として、まだまだ女の幸せ=そこそこ働いて早めに結婚して適齢期で出産、という考えは強いでしょう。
都心部の若い世代では特にその傾向はゆるまり、多様な家族の形を認める空気が出来つつあるように感じています。
男性より女性の方が収入がある家庭も増えているでしょう。
(2010年の日経新聞の調査では、30歳未満の独身に限っては女性の方が男性より可処分所得が高い、と出ています。)
周りの目をある程度気を配りながら生活する必要がある地方では、独身女性は生きにくいかもしれません。
でも、社会の見方は変化し続けるでしょうし、それ以上にあなたが幸せであったかどうかが何より大切ではないかと思うのです。
ですからあなたがどう生きたいか、心の声に耳をすませていただけたらと、一人の精子提供ボランティアは思います。
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