アッハン塾

チャコちゃん先生の人気連載

おはようアッハン塾 第二部 14

2013年06月29日 08時50分23秒 | 日本人って
大麻と絹は縄文時代から日本人に愛され必要とされた繊維です
昔々のきものの素材を調べていて
真冬に使っている布の種類のなかに
大麻の繊維があるのに驚きました

なぜ?

大麻の繊維は冬温かく夏スズシイのですね
驚きですその後体験して初めて分かりました

一説によると
石油の利権を持つ人たちによって
敗戦した日本から大麻の繊維を取り上げ石油繊維を着せることに
昭和20年JHQに押しつけられたらしいですね

しらなんだしらなんだ

苧麻は大麻より繊維が細く上質「上布」ですね
ですから涼しい

おはようアッハン塾 第二部 13

2013年06月28日 09時04分29秒 | 日本人って
おはようアッハン塾 第二部 13
「麻の力」4

大麻の湯文字出来ました!
残念ながら日本の大麻ではありません
輸入大麻の糸で作ったもの
製作は「満月さん」

力布の場所も良く締まり下腹矯正もあばっちり
大麻は布が暖かく夏も冬も冷えから守ってくれそうです
戦前の日本人は此の大麻の布が日常着だったのですけどね

日本での栽培も出来るようになると
輸入大麻を使わなくても地産地消出来るのですけどね
しかも唯今円安で原料費が高騰中
やんなっちゃう

おはようアッハン塾 第二部 12

2013年06月26日 09時46分21秒 | 日本人って
おはようアッハン塾 第二部 12
「麻の力」 3

涼しい麻は苧麻とマニラ麻ですね
すべて麻は涼しい冷たいと思い込んでいる方が多いのですが
亜麻、シュート麻、サイザル麻、ケナフなどは冷たいという感じより
強いという感覚でしょうか

さらに一年中着る事の出来る大麻は古代から日本では絹と同じように
日常で着られていましたね

衣類にする長い繊維が取れるのは苧麻、マニラ麻、亜麻、大麻ですが
とくに日本の和服に使っているのは苧麻と大麻です
これらの麻の繊維には殺菌作用があり下着として
また神事用に無くてはならないものでもあります

最近マニラ麻にマコモの繊維を絡ませた布も登場
シーツなどには最適消臭効果がありますから

おはようアッハン塾 第二部 11

2013年06月25日 09時27分37秒 | 日本人って
おはようアッハン塾 第二部 11
「麻の力」

麻をはじめ植物繊維は水が大好き
植物繊維はみんなそうですが繊維になるまでの水の量は大変なもの
雨と月と太陽そして土の応援で植物が成り立ちますねえ
太陽に干してまた水につけてーーー
更にまたそいで水浸し

糸を取るときも水に濡らし
また織るときも水と仲良く
そしてまた太陽に光りをいただく
白くさらすときは雪や海水

私たちの手元につくまでなんと水が麻たちに付き添っていることでしょう

手仕事ではない紡績で糸を作るときも水は必要です
当然織るときも

自然界の壮大なエネルギーがこの麻につまっていますね

ここが大事
ですから麻のしわはシュッシュッと水をかければ
麻は嬉しくなって水を吸い込んで布をまっすぐに伸ばしますよ

おはようアッハン塾 第二部 10

2013年06月24日 11時07分55秒 | 日本人って
おはようアッハン塾 第二部 10
「麻の力」 1

私たちが此の平成の時代に「麻」と呼んでいる布は
苧麻(ちょま)・亜麻・マニラ麻・サイザル麻・ケナフ・そして大麻
などですね
苧麻はイラクサ科で学術的には麻とは言わないらしいのですが
ただいま「日本の麻」というとこの苧麻が中心になり
この素材は夏のきものとして人気がありますね

亜麻はリネンとしてシーツなどの寝具、洋服、テーブルクロスなどでご活躍
涼しくて直体温を逃がさない布として日本のように湿気の多い国では
とても重宝です

通風性があり浄化作用があるので
日常品ののかで大いにその実力を発揮しています

大麻は縄文時代から日本の風土の中で育ち
四季を通じて衣食住のすべてに使われていました
絹の次は麻に耳を貸してください