新・ここだけ日記

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サザエさんといえば

2006年07月19日 | 雑感
先日の日記にも書いたが、
私が物心つく頃には
本棚に「巨人の星」(父のコレクション)と
「サザエさん」(母のコレクション)が
ぎっしりならんでいた。
「巨人の星」と共に
「サザエさん」は幼い頃の私の愛読書だった

<子ども時代の私が、サザエさんで仕入れた知識>
・戦後すぐお米は配給だった。
・昭和30年代の子どもたちは、日ごろ遊ぶときに
ゲタを履いてた。
・昔はタドンという、丸い炭を掘りごたつに入れてた、
タドンは雪ダルマの目に使用する
・お正月になると、各家庭に獅子舞や猿回しが回ってきた
・お豆腐屋さんがラッパ鳴らしてきたら、主婦たちは
ボールを持って買いに行く
・昔の(戦後すぐ?)引越しはリヤカーとむしろで運んでいた。
・昔は紙芝居屋さんというものがあった。
・昔のパーマは上からコードみたいなものでつないだカーラーで
やっていた。

私が生まれる前か、あかちゃんの頃の風俗なのに、
学校で習う前から知っていた。
全部「サザエさん」で仕入れてたからである。
もちろん、その漫画を読んだだけでは意味がわからなくて
いちいち両親に
「配給ってなに?」「タドンって?」と質問をして
理解したものも多数。
私の両親も昔のことを質問されるのは、結構好きだったようで、
「戦後すぐは、お米がなくてねえ、、、」
「そういえばタドンってあったねえ。懐かしいわ」等と思い出話に
発展していくのだった。

それらはまるで自分がその時代に生きてて、体験したかのように
記憶の中に刻み込まれているのが不思議だ。

子どもの頃に読んだ本の影響ってすごいね。

最近サザエさんは日本の戦後の庶民の風俗を知る
貴重な資料だと言われてるらしい。

私が毎週楽しみに読んでいる朝日新聞土曜日版に連載されている
「サザエさんを探して」も単行本化されているそうだ。
おすすめですー

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