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オフロードハンドリング

2007-09-08 22:18:41 | テクニック

今月号のガルルはいい記事がてんこ盛りです。

どれもこれもボクの興味のある記事ばかりで、

何度もなんども見ています。

ほんと今月号は「買い」ですよ。

その中で、久々の石井正美選手が講師に。

大好きですね石井選手。

モトクロスをやっているころ、まだガルルも創刊されていなかった頃、

サイクルサウンズって雑誌でモトクロス専門の雑誌があったのです。

そこでも石井選手がよく載っていたような。

まだその頃の雑誌を大事に保管しているのでまた見たくなってきましたが・・

そしてその頃に発売されたのが「ノービスからの脱出」という単行本。

この本にはノービスから脱出する為の、筋トレの仕方。

食事の仕方。そしてライディングテクニックと練習方法。

もう23年前ぐらいになりますけど、その頃から石井選手は理論的だったのですね。

その素晴らしいバイブルを手に入れたボクは・・・

ぜんぜん生かすことも出来ず、ヘッポコライダーのままですが・・

その頃からのお世話になっている石井選手様ですが、

いまだに現役、それも常に上位に居られる。

凄いですね、中年の星です、まったく。

そんな歳のとり方をしたいのですが、自分のお腹をみると・・

あまりにも石井選手の鍛え抜かれた身体との違い・・酷すぎます。

病院生活で筋力は落ちているのに、脂肪がそれを補ってプヨプヨプルプルです。

しかし精神年齢だけは、それだけは石井選手に近づきたいものです。

それで、オフロードハンドリング。

最近は、ビッグロードバイクでもセルフステアって良く言われていますよね。

まあ当たり前のように、気がつかないけれど

いつもセルフステアの恩恵を受けているのですが。

ただ、ハンドルに力が入っているとせっかくのセルフステアも台無し。

バイクに任せてあげることですね、ハンドルはいつも添わすだけ。

手にマメが出来るときは、ハンドルに力が入っていますよ。

まだ、小指周辺に小さなマメが出来るのはよしですよ。

親指の付け根とか人差し指の付け根はマメが出来てはいけません。

石井選手が書いてくださっているように

「やや外側から包むように握る。」

グリップの正しい握り方ができていると、マメの位置も変わってきます。

スタンディングのときは尚更、ハンドルに力を入れてはいけません。

急加速、減速のときに慣れないとハンドルにしがみついて、

バイクもフラフラ、身体も疲れてフラフラになります。

それを防ぐには、石井選手は

「加即時にはやや前へ、減速時にはやや後ろへというように

ホールドする位置を変えながら、

上半身の力が抜ける位置を探し続けることが求められる」

そうですよね、当たり前ですけど案外サボっていることが多いですよ。

特に加速時。

大げさなぐらいにハンドルより頭を前へ出してみて下さい。

そう、ちょっと大げさなぐらいに。

腕は曲げて、頭を低く。

出来れば股関節から上半身を曲げて。

そうすると、思いっきり加速してもスタンディングのままでヘッチャラです。

その感覚を忘れずに、減速のときは少し後ろへ。

この動作を習慣づけすると、あら不思議立って乗るほうが楽になります。

全然ハンドルに力を入れずに、自分の上半身が安定する位置を見つけること。

石井選手がおっしゃっているように「上半身の力が抜ける位置を探し続ける」

これって凄く大事ですよ。

スタンディングが十分に出来るようになると、

ガレ場も滑りやすい路面も走りやすくなること請け合いです。

ただ、ボクのようにリヤが滑っているのにスタンディングのままだと

転倒したらバイクに巻き込まれるてしまいます。

「もうこれ以上は駄目だ」と判断したら、

速やかにバイクを放り投げることも必要ですね、

ボクのような痛い目にあわない為にも。

次の「ハンドルと車体への入力を考える」は難しいですね。

バイクを横滑りさせながら、それをコントロールするということは。

「ステップの荷重を意識してバイクの横滑りを抑える」

それは分かっていても、瞬間的にいいタイミングで入力は難しい。

「前ぎみにすわり、ヒザをシュラウドの前方までグッと出すようにして

押さえ込む。同時にステップへの荷重を強く意識し、

リヤタイヤのトラクションを与える動作も加える」

これが理解できていても、なかなかその通りにはいかないものです。

感じとしては、ステップの前の方を斜め後ろに押すような感じ。

ポジション的にも前ぎわにすわっている訳ですから、

必然的にバックステップのような感じになります。

ステップを押す方向が斜め後ろ。

そんなことを意識すると、すべりをコントロールできます。

といっても、ボクのように出来るとおもって出来ていない。

過信して転倒して骨折。

なんてバカもいますので、ボクの話ははなしとして参考になさらないように・・

戯言ですから・・すみません、知ったかぶりして。

そしてヒジ。

ハンドルを持つ腕に余裕をつけるように、少し曲げておく。

できれば、外側からグリップを握ることを習慣づければ

おのずとヒジが外に出て瞬間的に踏ん張ることもできますし、

ステアリング動きを妨げることが少なくなります。

まあ、騙されたとおもってカッコから入ってみてください。

一流のライダーの走り方はすべて理に適ったライディングです。

よくDVDや写真を研究するといいですよ。

まず遅いスピードでいいから、ゆっくりと真似をしてみましょう。

ボクの場合は、真似だけでいつまで経っても速くはなりませんが・・

この後の極低速の「意識するべきなのはステップへの荷重」

これは退院した後でのボクの課題。

これこそ安全に走るためにも身につけておかなくては。

ハンドルがフルロック状態でバランスをとって走るということは、

大変なことだとおもいます。

それもセクションのようなところを。

トライアルのようなことをしたことが今まで一度もないので、

この感覚はわかりません。

だいたい1速で走るようなところは経験がありません。

いつもは、勢いだけでバッバ~ンと通り過ぎていました。

でも、これからはここをしっかり練習しなくては。

極低速でのステップ荷重。

アクセルワークとステップワークの組み合わせの

スムーズなハンドリング。

これはトライアル経験がないオフライダーは

案外なおざりになっていることが多いのでは。

石井選手もこれを身につけることで

「スピードを上げたときの安定感が大きく変わってくるのだ」と。

そうです、基本が大事です。

まず基本をしっかりと見につけて、もう二度と大怪我をしないように・・

そんなふうな今月号のガルルはいいですよ。

ボクのブログの感想は見なかったことにして、

石井選手の「オフロードハンドリング」を熟読して

ぜひぜひ実践してみてください。

この歳になって気がついたのですが、

バイクって頭で乗る乗り物ですね。

ただ闇雲に乗ってもなかなか上達しないですけど、

ライディングテクニックを勉強して、

頭で「こんなときはここへ力を入れて、こういう路面はこうして」

などと考えながら、ゆっくりでもいいから考えながら。

そうすると段々と上手く、体力を使わずに走れるようになる気がします。

といっても頭の悪いボクは、考えたところで身についていないのですけど・・

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3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
アフミツさん、残暑お見舞い申し上げます・・・て... (シンヤ)
2007-09-13 20:22:10
アフミツさん、残暑お見舞い申し上げます・・・てゆうか骨折お見舞い申し上げます(笑
護摩壇周辺はもう初秋でしたよ!
私のお決まりルート(峰平谷林道→イタツゴ→猪笹林道)を先日走ってきました。
年々ツーリングの頻度が少なくなってきているせいか?ヘタクソになり、イタツゴの「林道への案内板」にも紹介されている場所で立ちゴケ!指を負傷してしまいました、
そこそこ安全な装備で走っていたのに立ちゴケで指を負傷するとは・・・・・
石井正美選手の爪のアカを煎じて飲みたいです・・
年をとると運動全般に言えることですが気持ちだけが先にいって体力が付いてこない!(運動会で転ぶお父さんのような・・・)、石井選手は私も凄く好きなライダーです、あの歳で今だにエンデューロ界のトップに君臨しているということは私たちの知らないところでかなりの努力をしているのだと思いますね!心・技・体・・・私にはどれも無くなったような・・・・(悲
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そうですかもう護摩壇山は秋ですか。 (アフミツ)
2007-09-13 20:42:19
そうですかもう護摩壇山は秋ですか。
気持ちのいい初秋の到来ですね。
いいですねぇ、今年は一番良い季節を味わえない・・
代わりにタップリ味わってくださいませ。
でも、怪我にはご注意を。
指の怪我はたいしたことは無かったのですか、無ければよいですけど・・
ご自愛くださいませ。

石井正美御大を目指して、おっさん同士頑張りましょうね。
早くご一緒して護摩壇山を走り回りたいなぁ。

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御心配有難うございます、指の負傷はアフミツさん... (シンヤ)
2007-09-13 21:16:06
御心配有難うございます、指の負傷はアフミツさんの比ではないぐらい軽症です、あと一週間もあれば直る程度です。
アフミツさんも思った以上にロングスティされているようで・・・
仕事のこと、家族のこと、そして何よりバイクのことで毎日歯がゆい思いをされているのでしょうが・・・
後々に「そんなこともあったなぁ~」っと楽しく話せるようにガンバッテ下さい。
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