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ダートジョイ 凸凹人生

ニコニコライダーの山あり谷あり人生

直線番長な瀞川氷ノ山林道

2007-08-21 14:11:05 | 山陰の林道

どMな志倉道谷林道を通り抜け、次は今回のメインの直線番長。

瀞川氷ノ山線。

こんな直線のダートは北海道に行かないとありません、多分。

(北海道へ行ったことはないけど・・・)

どMな志倉道谷線に時間を予定外にとられて

慌てて行程を消化して行きます。

とにかく、いつもの事ながらハードに行程を組んでいるので

ドンドンと距離を稼がないと、宿泊予約したビジネスホテルに着きません。

といっても、舗装路を走るのは嫌でございますから

ダートを走って距離を稼がなくては。

でもドンドン太陽が傾いてきます。

予定ではお昼ごろには直線番長にたどり着いている予定だったのですが。

舗装路を急いで走って、入り口の目印「やまめ茶屋」の看板。

そこからまずは入って行きます。

なんと走りやすいこと、志倉道谷線を走った後では。

普通に荒れている林道でしたが、紀伊半島の林道と同じような

よく踏み締められた、石があちらこちらに埋まっている路面。

けっしてフラットではありませんし、

カーブも直線番長へ続く林道にしては、普通にあります。

でも、なんか凄く走りやすくて調子よく走っていると

お決まりの転倒。

リヤが滑りすぎて、カウンターが間に合わず転倒。

もうちょっとで溝に落ちそうでした。

もちろん、ボク。

今回のために前後のタイヤを新しくしてきたのに、

アクセルワークがいつまでたっても、開けるか閉めるか。

中途の微妙なアクセルワークが学習できません・・バカです。

いつもながらお調子者です。

なんとかハチ高原までたどり着きましたが、

ここから直線番長へ続く道へはとても日が暮れてきて、

予約している宿までは遠すぎます。

ここは諦めて舗装路を下界へと降りて行きます。

国道482号をひたすら走り、江原駅前のビジネスホテルに宿泊。

別々のシングルの部屋で宿泊したので、

師匠の乱れた寝姿を見ることもなく、ぐっすりと熟睡させて頂きました。

翌朝は気持ちのよい快晴で、高原を走る快走路国道482号を蘇武岳を目指します。

途中、右に見える県道258号へと入ります。

またここが県道とは名ばかりで、ダートあり荒れた砂利の浮いた舗装路ありと

なかなか気が抜けぬ県道。

幅員も狭いので、対向車が来たら避け切れません。

が、逸る気持ちを抑えきれずペースがドンドン上がってきます。

標高が上がって、妙見蘇武林道へ入って行きますが、

期待していたほどダートがありません。

舗装路とダートが交互にあって、少しつまらないですけど

景色がいい。069_015

日本海が遠くに見えます。

こんなに景色のいい林道も珍しいのではないでしょうか。

蘇武岳まで登って、104_0465_1 下へと降ります。

なんといっても今回は直線番長の瀞川氷ノ山林道ですから。

国道9号線から「但馬アルペンロード・瀞川氷ノ山線起点」

と書かれた立派な案内板があるので、入り口はすぐ分かります。

どんどんダートを登って行きます。

良く整備された路面は砂利がたくさん撒かれていて

フロントもリヤもとてもとても良く滑ります。

「良く滑るなぁ」と思っていると、今回2度目の転倒。

またまたボクです。

これはちょっとスピードがのっていたので、ハンドルが曲がってしまいました。

こんなところでバイクが潰れてしまったら大変。

まだまだ先は長いですよ、高速道路も走らないといけないのに・・・

この後は、そのことにやっと気が付いてツーリングペースに。

しかし、師匠にあっという間に置いてけぼりに・・

まあ師匠は、トランポで来ているので割と気が楽でしょう、えぇ。

そしていよいよ、念願の直線。069_018_1

いいですねぇ、一回で通り過ぎるのがもったいないので、069_019 

同じ場所を行ったり来たり。069_020

そのぐらい、並木が綺麗で気持ちいい場所です。069_017

でも調子にのってアクセルを開け続けると、急に右に曲がります。069_021_2

慌てて急ブレーキ。

フロントもリヤタイヤも砂利の浮いた路面でロックします。

もう危険が危ない。

みなさんもお気をつけてね。

あとは昨日走った林道を走りぬけて、やまめ茶屋へ。

国道に出たところを間違って鳥取方面へホイホイ走って行って

途中からUターンして、時間を無駄にしたのは内緒ですが。

相変わらず方向音痴は治りません。

途中の林道は帰りを急ぐのでパスして、

ハイラックスを置いた神社の空き地へと急ぎます。

行ってみると、あんなに草がボウボウだった空き地が、

なんと綺麗に刈られています。

ただ、ハイラックスの下だけは草がボウボウ。

「やっやばい。これはまずい」

二人顔を見合わせ、急いでここを立ち去ろうと

慌ててKXFを積み込みます。

しかし、そこへ子供を連れたおじさん。

「警察に連絡してあるからね。」と。

ひぇ~お上のお世話になるのは困ります。

事情を話して、ひたすら頭を下げます。

けっして悪人ではないことを。(どMですけど

「ここいらへなぁ、植物を勝手に取りに来る者がおってなぁ

そういう者が、ここへ車を置いて山へ登っていってると思っとったんじゃぁ」

と怒った顔で。

「すみません、すみません」と直謝りに謝って、許してもらいました。

「次回からは、道路わきのチェーン装着場とかへ置こうね」と決めました。

もうお上のお世話になりそうになるのは嫌でございます。

その後は、KXFをハイラックスに載せて、

短パンとTシャツに着替えて、

まるで家に着いたような安堵の表情の師匠と裏腹で、

ボクはこれから暑くて渋滞している高速道路を

曲がったハンドルのDRZで帰らねばなりません。

もう自宅にでも着いているような師匠の表情を見て、

ボクも次回からトランポで来るぞぉ!

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どMな志倉道谷線

2007-08-19 10:13:41 | 山陰の林道

さあいよいよドMの噂高い志倉道谷線。

情報によると、かなりのドM度。

血が騒ぎます。

入り口から入って暫らくすると三叉路。

根拠も無く、ただ左の方が本線のような気がしたので

三叉路を左折。

すぐに小川が流れています。

「えぇ感じやなぁ、早速川渡り。なんか期待持てそう。」069_006

師匠が「ジャブ~ン」と飛び込みます。

今度は大きな溝。069_009_1

カーブミラーとか林道脇についているし、

整備されていた林道なら、ここが本線に間違いなし。

噂に違わぬドM林道。

躊躇無くドンドン溝の脇の細い路面を走り抜けます。

多分、一人では行かないですけど。

このままの細い道で、行き止りだったらUターンが出来ませんから。

ここは二人で来た強み。

と今度は、左側が崖崩れで危険があぶないところ。

でもどなたか通っているみたいで、溝に石を置いて

通りやすくしてくれています。

これは、通らなくては男がすたります。

「えいやぁ~」と勢いで通りましたが、069_010

師匠、直前でエンスト。

今回は、KXFのエンストに泣かされました。

セルがついていないので、キックで始動するのですが、

これが体力を消耗する。

それでなくても、ガレ場でヘトヘトなのに

何度もなんどもキックを踏み降ろす師匠が哀れに。

もうエンジンがかからないのではと思ったぐらいに、始動。

もう大変でした、ひとごとでしたが・・・

(DRZはセル付きなので、その苦労がよく分からない、すみません)

エンジンもかかり、意気揚々と元気に走り出した師匠。069_011

でもその後は、倒木の下をくぐり抜けたり、

崖崩れの山を乗り越えたり。

普通だったら諦めて戻るのですが、

物凄いところに、とても通りたくないようなところに轍が。

それも何本も。

地元のライダーの底力を見るようで、

これは自分達も負けられない。

何度も言いますが、普通だったら絶対に通らない。

戻るようなところを・・・

ただ惜しむらくは、この難所を通り抜けることに気を取られて写真が無い。

せめて一枚ぐらいは撮っておけば良かったと今更ながら後悔です。

やっと難所をクリアして、少し路面も良くなり

「よし走るぞぉ」

と気合が入るもつかの間。

すぐに切り株の根が一杯積まれている場所に。

「えっ!今度はどこに道が隠れているの」

と切り株の上に登って見渡しますが、それらしきものが無い。

「まっまさか行き止り。ここまで時間をかけて通ってきたのに。」

「もう一度あの道を戻るのですか」

と二人苦笑い。

笑うしかありません。

しかし、まだまだ先は長い。

ちょっと日も傾きかけています。

のんびりとガックリしている時間がありません。

気を取り直して、急いでUターン。

戻りは一度通った道ですから、今度は勢い良く通り抜けます。

戻るときの速かったことはやかったこと。

間違った三叉路に戻り、今度は反対側へ。

どうやらここが本線のよう。

その後も支線がたくさんあって、どれが本線か悩みながら。

すると今度は、ヌタヌタの泥と倒木。

でも、ジムニーのような四駆が通り抜けた轍があります。

これを見て、これは本線に間違いないと確信して

このヌタヌタ地獄を通り抜けることに。

まずは、ボクがDRZで先に。

でも、横たわっている小さな倒木にリヤタイヤがとられて

滑ってのりきれません。

ここはバイクから降りてクソ力を出して、

リヤキャリアを掴んでリヤタイヤを倒木の上へ。

なんとかクリア。

次は師匠。

師匠のバイクは軽量のKXFですし、師匠のテクニックを持ってすれば

こんなヌタ場は楽勝です。

と、痛恨のエンスト。069_013_1

軽くスタンディングで、颯爽と通り抜ける予定がエンスト。

ヌタ場で左足をズブズブと泥の中へ沈めながら

キックでエンジンスタート。

またこれが中々始動しないのです・・・

何度もキックの挙句、もうヘトヘトになった頃にエンジンスタート。

エンジンさえかかれば、後は何事も無くクリアでしたよ、もちろん。

後は特に難所も無く、景観もそれ程ではなく

ただ普通のガレ場を坦々と走って通り抜けました。

しかし、噂どおりの手応えのあるドMな志倉道谷線。

印象に残った林道でした。

こういう林道は、思い出の深い、また行きたい林道になるものです。

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清々しい風とコーヒーブレイク

2007-08-18 18:04:52 | 山陰の林道

最近は病院ネタばかりで、バイクブログとしては少しバイクネタ。

まだ秋には遠いですけど、ちょっと先走って初秋のオフツーを。

去年の9月に師匠と山陰の林道へ。

目的は、直線が続く林道。

瀞川氷ノ山線。

真直ぐな林道の写真を見ていると、自分達もその風景の中へ行きたくなって。

コースは、こんな感じ。

069_001

師匠はハイラックスへKX-Fを載せて、ボクはDRZで自走。

高速道路を走って、まずは神崎南I.Cへ。

ボクは完全装備でまだ暑さが残る9月の高速道路をビクビク走っているのに、

師匠は短パンにTシャツでクーラーの効いた四駆のなか。

涼しいでしょう、えぇ。

高速を降りてまずは、四駆を二日間置いておけるところを探します。

駐車場のようなところを探しますが、

高速I.Cの駐車場はダメ。

その近くのスーパーのような広い駐車場はひと目がついて、

駐車した四駆からバイクを降ろすのは気が引ける。

仕方がないので、峰山林道の入り口に向かって進みます。

なかなか公共の駐車場のような、道の駅のようなところがありません。

そのうち、神社があってその奥に広場が。

草が一杯生えているし、神社で大工仕事をしている人に聞くと

なんとなくかまわない様な口ぶり。

「ちょっと入り口の家に断っといて」と言われたのですが、

留守みたいで、「まあいいかぁ」で了解をもらわず、ハイラックスを駐車。

草が一杯生えて放置されているような場所だったので、

あまり気にせずに駐車したのが、あとで大変なことに・・・

とにかく早々とKX-Fを降ろして、逃げるように出発。

まずは、峰山林道。069_002

ここは、舗装路が多くダートもフラットで走り的には印象無し。

ただススキの景色が綺麗でした。069_004

夏の暑さも終わり初秋のすがすがしい空気の中でコーヒーブレイク。069_005

師匠はコーヒーが大好き。

重たいのに、背中のリュックへコーヒーセットを持参しています。

でも良いもんですね、なんかホッコリして。

おいしいコーヒーを頂いて、

志倉道谷林道へと向かいます。

「林道の案内板」で腰痛GGさんの話では、かなり手応えのある林道らしい。

「無理せずに戻ることも考えて行くように」とアドバイスを受けました。

どMの血が騒ぐ二人は、イソイソと。

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本線がわかりません  志倉道谷林道

2007-03-27 18:39:10 | 山陰の林道

狐にバカされたように訳が分からなくなる林道、そう兵庫県は志倉道谷林道。

(ツーリングマップル関西 P63)

南側からアクセスして、なんとなく道なりに走っていくと、凄いガレ場と倒木。069_009

倒木の下をくぐり抜け崖を登って行ったバイクの轍がたくさん。

「この辺のバイク野郎はやるな~」と感心しながら、負けん気をだして同じところを通って行くと、行き止り。

「そうだよね、こんな林道が本線のわけがないよね」と言いながら、半分泣きながら今来たガレ場を戻ります。

「二度とくるか~」と叫びながら・・・

この道は、溝谷川源流方面の支線でした。

で、本線の方は、公文川源流方面を目標に進んでいくとほぼ間違わずに通れます。

途中いくつも分岐があり、どれも本線のような顔をしているので注意して走らないと、必要以上にアタックツーリングになってしまいます。(なってしまいました)

この本線もなかなかのやり手でして、ヌタ場ありガレ場ありと飽きさせません。

069_013 けっして重量のあるバイクでチャレンジしようなどとは思わないで下さい。一人では・・

バイクを持ち上げなくてはいけない所もあり、写真のように泥にスタックすると重いバイクではSOSです。

KXFのモトクロッサー(ナンバー付き)はセルが付いていないので、エンストしてはキックと何度も繰り返して「ひぇ~ひぃ~ふぅ~」と体力を消耗していましたよ。

ボクのDRZはセル付きですから、あいちゅいまちぇん。

支線も楽しみながら、通り抜けると時間もかかりますが、ガレ場好きには堪えられない面白さがあるのでしょうね。ボクはガレ場は嫌いですけど。

振り返ってみると、こんな大変な経験のした林道は思い出としては一級ですね。

辛かったことが、時間が経つとそれも楽しかった思い出に変わるものですね。

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直線番長    瀞川氷ノ山線

2007-03-27 10:12:54 | 山陰の林道

直線!といえば、関西ではこの林道のこの場所。

そう!「泣く子も黙る」   瀞川氷ノ山線の直線番長。

ツーリングマップル関西 P63)

069_021 ここを走るためだけに訪れるといっても過言ではないでしょう。

フラットな路面で入り初めからは終点が見えないほどの距離があり、「どうぞ思う存分アクセルをお開け下さい」とお願いされているようです。

思わず、ブリブリとアクセルを開けて、気がつくと100キロ近くが軽く出てしまいます。

なんの技術もなしに、簡単に出ちゃうんです。

ただ、北の方から入ってくると終点では急に曲がりこんでいますので、気持ちよくアクセルを開けていると、急ブレーキをかけることになりますよ。ボクも怖かったです。

まあ、ここへ来ると二往復か三往復はしないと勿体ないですよね。

直線が名所ですから。

景色も両側に大きな木が並んでいるので、遠近感が強調されて「直線!」て感じが高まります。

069_018 北側はフラットで良く整備されていますので、ビッグオフも楽しく走れると思います。

南側はカーブも多く、少し荒れていますが、林道としては普通だと思います。

アクセスも南側入り口は「やまめ茶屋」、北側はちゃんと大きな案内板が表示されていますので、安心です。

ただ、四輪もたくさん走っていますので、ブラインドではご注意を。

路面が良く整備されていて、砂利が必要以上に撒かれていますので二輪も四輪も急ブレーキが効きにくいです。

061145_016 また今年も夏頃に訪れたいと思います。

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