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Guitars On Broadway

洋楽とエレクトリックギターの旅路

オーディオアンプクリーニング

2009-06-24 17:56:20 | AUDIO

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20年以上問題なく作動しているオーディオアンプ。別に拘っている訳でもないが2台ともマランツ。最近バランサーにガリが付くようになったので接点復活材でも吹いてみようとキャビネットを開けたら大変。ホコリが厚く付いて危険な状態になっていた。早速クリーニング。でもこれはメーカーや専門修理屋しかやってはいけないのであしからず。

基板に乗ったホコリを掃除機で慎重に吸い取る。ホコリが取れたら基板洗浄剤を思いっきり吹き、汚れが浮き上がったら再度吹きかける。自然乾燥するが細かいところは綿棒でふき取る。ボリューム、スイッチ類に接点復活材や洗浄剤をかけノブの空回し。ガリは消えクリーンな状態になった。10年以上使っているアンプは一度上から懐中電灯で照らして中をチェックしたほうがいい。特にタバコを吸う人要注意。ホコリをそのままにしておくと発火する可能性もあり、きれいにするにこしたことは無い。気分的に音もスッキリしたような魂込めクリーニング。


ミニデジタルアンプ vol,2

2009-06-17 22:34:19 | AUDIO

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最近お気に入りのミニアンプ TOPPING TP-20。デスクトップPCの上にのるコンパクト。これは出力が前のゴールドより大きいタイプ。パワーSWがフロントにあって使いやすい。何たってライン入力が3.5mmミニジャックだからまさにi-pod用。これが何ともストレートでいい音だ。自作スピーカーのチェックするには最高なアンプ。スピーカーコネクターは挟み込むタイプであまり太いケーブルは入らない。逆にSPケーブルが1mも無い為、細いタイプのほうが音はいい。ヴォリュームノブの周りがブルーに光るのが結構大人っぽい感じ。

ラインケーブルが頼りない既製品だからここを改良するともっとパンチが出るような気がする。i-pod自体の出力音量が結構高いからワザと抵抗をかけたようなケーブルだ。このくらいにしておかないとミニコンポなどは破損してしまう可能性があるからしょうがない。しかし、このアンプはタフなので思い切ってベルデン8412あたりでケーブルを作ってみようかな。またキリが無い自作の旅。


エアー・ウェーブ

2009-06-17 22:00:35 | AUDIO

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フォステックス、tang band、そして3台目のスピーカーは日本のリードサウンド株式会社製造の「air wave」ブランドの6cmフルレンジ。20年以上前にフォステックスの16cmフルレンジを作ってから12cm、8cmときて最小の6cmにたどり着いた。キャビネットはデスクトップに合わせた4リッターサイズでダブルバスレフと共鳴管型を混ぜた設計でバスレフポートを高い位置にもってきてみた。このサイズは黙っててもトレブル全開なのでいかに低音を出すかの素人設計の極致になってしまった。15mmのラワン合板と共鳴管型の仕切りで結構な重量感。

この「air wave」の6cmのつくりはきれいで素晴らしい。取り付けて鳴らした瞬間低音が無い!おかしいと思ったが、この大きさだからしょうが無い。と半日聴いていたら低音が不思議と出てきた。パワーもある。重低音ではないがスタジオモニター的なタイトなBASS。前のフォステックスのダブルバスレフで吸音材を入れすぎて密閉タイプのようになってしまったので吸音材は第一キャビの一部分だけ。狙い通りミッドレンジもあるいい感じだ。ニアフィールドとして聴くにはベストな大きさ。

PCも今は音楽を管理する重要なアイテム。出口もちゃんとしてやればかなりのオーディオになる。YAMAHAのNSを意識した80年代風デザインも懐かしい。とくればAOR!


Tang Band

2009-06-12 23:11:43 | AUDIO

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赤いダブルバスレフを作ったときに余っていた材料で同じスピーカーをまた作ってみた。長い間、クラフトの定番フォステックスしか使ってこなかったが今回初めての挑戦の「Tang Band」。大きさは同じ8cmフルレンジでダブルバスレフのトール型。ユニットは台湾の新興メーカー「Tang Band」のW3-582SCというフォステックスの半額近いロープライスなもの。どうでもいいことだがキャビネットは鏡面ブラックなので「ブラックビューティー」と名付けてみた。赤のフォステックスは「レッドスペシャル」。

「レッドスペシャル」で初めてダブルバスレフを作ったが難しい。密閉のような閉塞感と遅れて聴こえてくるローエンド。そこで第一キャビネットの吸音材を剥がし背面の一部だけにしてみるとミッドが出てきた。6Lぐらいのキャビならノーミュートでも問題無いかと全て取払ってみたら大正解。ハイは多少うるさいがミッドと低音がふくよかになった。

この経験から「ブラックビューティー」にはポート部分に少しミュートをかけてみた。ポリプロピレンのコーンと雰囲気からフォステックスより音の重量感はありそうだ。内部配線はお気に入りのベルデン9497。完成して音を出した瞬間虜になった。しっとりしたハイ、バランスのいいロー。最高だ。ロックからジャズまでイケる。いらない音は出さない大人の音。しかし、地味ではなく8cm特有の切れ味はあるしベースラインやバスドラのアタックが浮き出てくるローには惚れ惚れするくらい。長時間きいても疲れない。といってもじっくりニアフィールドでモニターするにもいい。これで自分の中ではフォステックスは過去の音になってしまった。

ユニットをみても低価格だが作りはフォステックスよりモダンできれいな「Tang Band」。ヨーロッパの味わいがあり品がある。しかし、最近の中国系のオーディオメーカーは素晴らし過ぎて困ってしまう。だからまた何か作りたくなってきてしまう。


ベルデン88760

2009-06-01 13:28:42 | AUDIO

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PCスタンド用のPCのヘッドフォンジャックからRCAに変換するケーブルを自作してみた。このミニステレオジャックはMDプレーヤーなんかに付属しているものが一般的だがハイ上がりでローが無いものがほとんど。巷で噂のベルデン88760を使ってみたが素晴らしい。

往年のスタンダードケーブル8412の現代版で絶縁をテフロンで覆われ赤のジャケットが眩しい。トーンは完全なフラット。フラットになった為、余計なトレブルが無く太い。ミッドローもしっかりあり結局レベルが上がったように聴こえる。PCアウトのデジタル臭いペラペラした感じがドッシリとする。音の密度が上がって目の前にくる感じ。CDプレーヤー用には既製品のちょっといいラインケーブルを使っているがドンシャリ感があって多少パンチに欠けるように聴こえる。それがオーディオ的ともいう人がいるがこのベルデンはスタジオ的な着色されない情報全部がフラットに凝縮されて出てくる。全部これにしたくなるほど病みつきになりそうだ。

これが俗に言うケーブル地獄というものなのか。なんて楽しい。