ベトナム人研修生深夜の送迎問題 4

それで来週の送迎だが、差し迫った問題なので自分たちでなんとかしようとFKちゃんが来週１直勤務なので夜迎えにいってやろうと言ってくれた、帰りは朝９時だから歩いて帰ってもいい、歩けない距離ではない、とにかく深夜に女の子２人で来させたくない
FKにお願いしようということになっていた
ところがきょう出勤したらFKが
「きのうOHさんから電話があって、送迎の件Tリーダーに聞かれてわたしがいくことを話したら『ちょっと待ってくれ、UMが気を悪くして辞めると困るから、俺からUMに送迎にいくよう話すから』て言ったんやて、だからわたしは行かなくていいって」
と言う
UMが行ってくれれば、それがいちばんいいんだけど
UMが行かないというからFKが行くというのに、「それではUMが気を悪くする」って、そこまでUMの顔色見なあかんのか
それほどUMが大事か
でも、Hリーダーが説得すればUMは嫌々でも送迎してくれるだろう
これで解決ということになるのだろうか

ベトナム人研修生深夜の送迎問題 3

ベトナム人研修生は深夜の自転車通勤を怖いとかイヤだとは言わない
「大丈夫です。」と言う
でも怖いと思っていることはわかっている
でも言えない
イヤです、できません、と言えばもうベトナムへ帰らなければならない
彼女らを送り込んできた組合の方でも「仕事だから」と言って深夜の自転車通勤を了承しているらしい

きょう早めに出勤してTリーダーに、UMが送迎をやめると言っている件話したら
「それメチャメチャ話大きいなっとるやないか」
「UMが送迎したない言うとるて誰にきいたんや」
と言った
「HHにききました」
UMに直接確認はしなかったけど以前に２人なら自転車でも怖くないだろうと言っているのを聞いているので、したくないといったということは嘘ではないと思う
「自分でUMに確認せなあかんで！俺がUMにきいた話とHHにきいた話と全然違うんやUMとNNを同じ班にしたのかてHHがしてくれ言うたからや」
ええー、HHがそうしてくれって言ったの
「UMは送迎したくない言うてるのと違うんや、UMにようきいてみ」
そんなはずは？と思ったけど
「UMに確認します」と言ってUMのところへ行った
UMの話はこうだった

「なんというか、送迎しないと言ってるんじゃないんです、雪の日とか特別な日はします、でも普段はしなくていいと思うので、来週は自転車で来てねって言ってます」

やっぱりしたくない、送迎しない、自分で自転車で来いと言ってるじゃないか

そのあと１直は帰って７時間後３直が出勤してきたのでHHに言った
「Tリーダーに話したらUM,NNの班はHHがそうしてくれっていうからした、って言うてたで！だからHHから事情言うてお願いしないと、わたしが言うてもあかんのや」と言ったら
HHは「わたしそんなこと言うてへん、なんでもわたしのせいにされるんや」
と言って泣き出した

これってもう労働問題というよりメチャクチャ次元の低い話になってしまった
HHはTリーダーに嫌われたから「もう辞める」と言っている

ベトナム研修生深夜の送迎問題 2

そしてきょう、きのう一生懸命しゃべってちょっと疲れた
早めに出勤してI副工場長に話をしに行こうと言っていたが、結局早く出勤することもできず、もうどうでもいいか、などと休憩時間になって思っていたら、休憩室にI副工場長が入ってきた
これはいいところへ来たと思って
「副工場長、ベトナムの子なんで会社で送迎してくれないんですか」
ときいいた
副工場長は「あの子たちタクシーで送迎したとしたら、あのこたちだけ特別扱いすることできないんです、それならほかの人もしてくれということになって、みんなしなきゃならなくなるんです」
そんなこと、わたし言いませんけど
「ぼくなら言いますよ」
「UM,NNだからできないんだったらUMとNNを別の班にしてもらったらいいですよ」
と言った
班替えてもらってよかったんですか？
HHの話と全然違うじゃないか
「危険だということはわかってるんです」
と最後に言った
わかってたのか

HHどんだけ嘘つきなんやーーーー

あとでHHにいったけど、うまいこととぼけられた

今後はなんでもかんでも信じないようにしようと思った

これであとはＴＹリーダーにお願いして班替えしてもらえば解決だ

ベトナム研修生深夜の送迎問題 1

いまベトナム研修生は１直と３直の勤務をいている
３直は深夜０時からの勤務なので同じ班のものが送り迎えしている、会社での送迎はしないというので、わたしたち好意でやってきた、この半年間同じ班のものがやってきた
ところがここにきて一人が送迎をしたくないと言い出した
UMだ、UMは自分が怖くないと思ってるから、２人だったら怖くないから自転車で通勤すればいいと言う、しかし普通に考えて深夜に若い女の子が自転車で走ってるなんて悪い奴に狙われるんじゃないかと思うだろう
HHがI副工場長に話に言った
その報告をきのうきいたんだけど
会社での送迎は当初から言っているように、それはできないという
じゃああ、UM,NNのコンビたからできないので（NNは単車だから人のせられない）班員を入れ替えたらいいんじゃないかと言ったら
「送迎のために班替えするというのは、送迎は業務ではないからダメ」といったというのだ
ええええーーーーーー？
じゃあ、他の男子に送迎たのんだら？
と言ったら
「そんなことしたらUMちゃん気を悪くするから」
という
そんなこと気を使わなくていいんじゃないの？
「UMが気を悪くして辞めたら会社困るから」っていう
そっれはまあ、あんな若い（日本人）女子は滅多に入ってこないし（ベトナム女子研修生は３年間ときまっている）これからこの第３工場を盛り立てていく人だからわからなくはない
UM,NNはなぜいつも同じ班かというと
「UMを育てるため」と、きょうになって考えるとあまりに馬鹿らしいのでここには書かない
そのあとFKとFTと３人で、悪口言って盛り上がった
送迎をどうするかということも考えた

応援終了で第３工場へ帰ってきた

第一工場応援は４月１４日で終わった
あと１週間ということだったけど、これ以上は無理ということで断ったそうだ
当然だろう、あとは本社から応援がくるそうだ
第３工場へ帰って月曜日、１直朝礼で副工場長が言った
「第一工場へ応援に行っていただいたみなさん、（なんと言ったか忘れたが、労いの言葉を言った）」
以前は月イチミーティングがあって発言の場があったが、いまは全然ない
いまここしかない
「そんなに忙しいのに、なんで応援断らへんのですか！向こうでは、簡単に応援出すから、どうでもええ３直やってるん違うかっていわれてますよ！！！」
これだけはどうしても言いたかった
副工場長は「そんなことありません！こっちは残業休出しないとダメなんだ、大変なんだってこと訴えてます」
と言った
訴えても聞き入れられなきゃダメなんじゃないだろうか
「上からの命令ですから、聞かなきゃしょうがないんです」
わからなくはないけど、そこをだめです、無理です、と言わなきゃだめなんじゃないだろうか
１ヶ月半いなかったらいろんなことが変わっている
Ｘ線検査機が導入されている
といっても設定したり難しいことは正社員がやるから、わたしたちはパレット積みがやりにくくなったことぐらいか
ピー、と赤ランプが点いたら、直前に通過した箱を所定の場所にのけて、最後に再度Ｘ線を通過させるということだ
再検査１回でいいと思っていたら３回通すということで、わたし間違ったことをしていた
でも普通、こういうＸ線とか金検で検出された物は自動で脇へよけて責任者以外触ってはダメということになってるのが当たり前と思うけど、作業者が手作業で別の場所に置く、って間違いのもとだと思うけど、スペースがなかったのか予算がなかったのか、取り急ぎＸ線設置しました、というような形になっている
そのＸ線もどこまで精巧なのか
どこまで信頼できるものなのか、
わたしたちアルバイトにはわかりません