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コチドリ飛翔|写真の価値基準は 各自によって違う

2019年07月13日 | 野鳥・鳥類
コチドリが飛んでいるのは、 目視でなら、 そう多くはなくても 稀とか希少というほどでもないシーンではある。

とはいえ、被写体にするには、 小さい鳥なので、 超望遠でも かなり近くでないと 解像感がある画にはならない。
それが 光や角度と背景も良く揃う状況となると、鳥がいるというだけで撮れるものではないので、 チャンスは限られてくる。



ここでは 長辺 800pxに縮小しているが、 縮小前の元画像では 2Lに高画質で印刷する位なら 充分すぎる余裕があるコマ。
画的には、 ちょっとケツ写真ぎみ x x x ではありつつも、 (撮影スキルの難易なら “ある程度”には客観的な優劣があるのとは違って、 主観による評価には 画一的な正誤や優劣はないので、) 全体としては、単純な飛翔写真としてでは “これはこれで”といったところか。

こういうコマだと、 写したのが、 “鳥の写真を撮っている”ということにしている『ごっこ』で 砂粒ほどの殆ど“点”や 画的な効果もないド逆光のような いちおう 鳥が全く写っていないのではないけれど...な写真を称え合うことが求められる集いに通っている面々だと、 華々しい文言でのご自慢を語って 見せびらかして回る向きも あるかもしれない。
一方で、 『そういう集い』とは全く別で 全く関連のない行動での “鳥の写真を撮っている人”だと、 「腐るほどある その他大勢」とか「ゴミ写真」といった感覚の、いちいち喜ぶような要素はない程度のもので、 こういうコマまでプリントを作っていたのでは 「費用の無駄」... あるいは「資源の無駄遣い」と、 リアル世界で使う機会は永久にないとは思いながら死蔵するだけか、元から保存せずに消去、というところだろう。

ネット世界でも、リアル世界でも、 自己評価で語られる話では、 それが誰なのかによって、 盛大な文言で自賛されていても リアル世界での一般の基準でも その文言通りに 真に受けられるとは限らないし、 称賛が多数連ねられても、 空虚な自賛の復唱が 知識もない同類さん同士だけで ロボット的に連ねられているのでは リアル世界全般から見て 優れていることが量れるものではない。
逆に、 撮影者自身の基準での話として「取るに足らないもの」と笑い棄てていても、 リアル世界全般から見れば とてもレベルが高いものかもしれない。

こういう、 写真に対する意識のレベルや好み次第で 同じものに対してでも 評価が様々なのは、 見る側の感想でも同じ。
なので、 このコマだと、 閲覧側の幅が 無選別で無限に広い ネット世界に載せて 供養するのが、 まぁ いいか、と。


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