すぐ近くにある世界:野鳥,昆虫,航空機などの写真

都市部の近隣でも身近で見られる野鳥を中心に、
捏造(餌付け、ヤラセ)のない「本当の世界」の
写真を載せています。

飛行機(ANA Future Promise Jet)到着◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )

2024年03月02日 | ◆PCデスクトップ背景サイズの写真(野鳥,昆虫,飛行機)
前記事&前々記事から 10分後、 着陸してきたのは... 今度は 緑色 ANA機。
この時間帯は 僅かなうちに急激に暗くなって、 写り方も大きく変わっていく。

既に減速して エンジンが通常の形に戻るところ。



流し撮りは、 流れて写る長さ分の間の動き全てを正確に追えて 成立する。
そこに必要な精度は、 極限的には 撮像画素1つスケールで外れることなく追えている精密さ。
その「被写体の動き」と「カメラの動き」が合っていないと、 被写体がぼやけたり 軌跡が曲がった ブレで使えない没コマになる。
この理屈を考えると、 大きく流して鮮明に写るのは、 そう何度もあることを期待できる桁の数字ではない確率の奇跡にも思える。

同じ状況を 同じ機材で写すなら、 より低速シャッターで流れる加減を大きくするほど 鮮明に捉えられたコマには当たり難くなる。
そして、 没になるコマは、 NG要素の程度の大小には関係なく 『駄目なものは駄目』。
呆れて笑うほど超ブレブレでも、 惜しくも甘いのか...でも、 NGと判断すれば没で 消し去る処遇は同じ。
浅い選別段階では 連続して合っているように追えていても、 それぞれの程度は僅かでも ことごとくブレていれば 全滅テイク。
その反面、 構図から右往左往して 大ハズレが並んだ中にも、 超鮮明なコマが散在して 複数の当たりが出るテイクもあったりする。
流す加減を大きくすると 「動画的なカメラワークの正確さ」と「静止画の写真で残る結果」は 必ずしも直結しない印象が強い。
流し撮りで結果的な成否が決まる要素は、 撮影者の技能の優劣よりも、 “運”次第の方が大きいのかも。



反対側は書かれている文字が違う 左右非対称デザイン...らしいが・・・
ここから 通常の離着陸方向で反対面を写せるのは 遠い距離に限定される。
伊丹空港の滑走路は、 横風用は無い 平行の長短2本で、 標準的な離着陸は 通年で向かい風に近い割合が多い 北西向き。
そして、 北側に山がある都合で、 風が南東寄りでも、 よほど強くなければ 離着陸が逆風になっても通常の向きで運用される。
特に西か北寄りの季節風が続く冬に 通常とは逆方向の運用は、 限りなく「無い」。

飛行機(ANA)離陸|10秒後...

2024年02月26日 | 航空機
前記事から ほぼ合間もなく構え直しての連投、 撮影時刻の記録は 10秒後。
頭が切り替わりきらない感もあるまま・・・





流し撮りが合って 鮮明に写っているコマはあった...が、 タイミングが ちょっと残念だった感も?

飛行機(JAL ミャクミャクJET)着陸|急だったので...

2024年02月23日 | 航空機
近い方のB滑走路に離陸機が入って 動き出しそうなタイミングに、 A滑走路に降りてきたのは...
再登場、 2025 大阪・関西万博をPRする特別塗装機「JAL ミャクミャクJET」。

しばらく前の記事と同じく、 機材が“残念...”っぽい安価単玉限定の虚弱体制で、 遠い方のA滑走路では 写りが小さい x x x





機材の都合で、 A滑走路の方は、 写す時も そもそも期待感は低くての対応。
それが B滑走路での離陸の前後になると、 写す優先は B滑走路の方。
そこから 着陸機がミャクミャクJETと判別できたところで、 離陸機は... まだ一瞬の間がありそう...
それで 急に写すことにしたので、 露出設定は“B滑走路の離陸用”に準備してあったまま。

遠いA滑走路は、 近くを速く通過するのとは 見え方の状況が違う。
大きくは写せない機材で作れる構図の事情では、 流しの加減が弱め x x x

ハシビロガモ はばたき|活かせる基礎知識

2024年02月17日 | 野鳥・鳥類
頭部に光沢がある鴨は、 その輝きの色が明瞭に出るのが、 種類の視覚イメージを再現する 絶対的な条件。
最低限には“ちゃんとした写真”だけ見ていると 「そう写るのが普通の当然」に思われそうで 地味なポイント?

でも、 前記事のオオバンとも同じように 光にシビア。
目視では色が見えている...程度では、 写真では暗く沈んで写りがち。
そして、 状況が速く変化して予測し難いシーンでは、 その中に良いタイミングがあっても 捉えるのは より一層シビア。
それが “ちゃんとした写真”が大前提の場では「当然」に思えるのは、 そこが NG なコマは 選別されて残されないから。



ここは 背景が厳しい x x x
超望遠の狭い画角でも うるさくなる率が高くて、 背景が NG での没や そもそも写さずに見送る方が多くなる。





鴨類が (飛ぶのではない行動の)“はばたき”をするのを予測できるパターンは いくつかある。
(現には鳥がいない状況も含めて、) そこで“はばたき”をした時に 確率が高い体の向きも、 事前に想定できる。
他の多面も併せて、 撮影行動を 画が期待できる状況に絞って無駄を減らした効率的な対応をできるのは、 鳥写真での基礎スキル。

普段 『残念さん』ご一同がご熱心に写して ご自慢を叫び合ってご盛況...の状況は、 いつも見向きもしない 完全スルー・・・
それが、 何の気まぐれか? 偶にだけの 写そうとした時に限って、 何故か? いつもとは あれこれ違う好条件が続く・・・
『残念さん』が、 その事実に気付いてしまうと・・・
『予知能力!?』やら『鳥を操っている!?』やら... 超能力だ 魔法だの ファンタジーなお噺を語って証明し合うのも類型 x x x
でも、 鳥写真に関心がある人なら“誰でも知っている”レベルの基礎知識さえあれば、 何も不思議はない 普通の当然。

・・・ではありつつも、 個別の実際では、 はばたいた動きで 体の向きが回ったり、 顔の向きが変わったりもする。
実際がどうなるのか、は、 理屈での模式図より 良くも悪くも 「なってみないとわからない」ところ、でもある。
それで、 事情を知らずに期待は低い状況ばかり写していても、 時には“それっぽく”写させてくれる『ご厚意』に与れたりもする。
それが まだ初歩知識もないのも妥当な新参さんなら、 何だか、 ちょっとしたお土産もくれる歓待...みたいでもある、が・・・

鳥写真のスキルでは、 “とまり”でも“飛び”でも、 カメラ操作の技能より、 知的な部分の差が大きく影響する。
とはいっても、 門外漢が見れば よほど高等そうな写真も、 重要で有用な殆どは 全く簡単すぎる初歩の基礎知識。
そこには、 ただ ふつ~に見えている現実が解るだけで良い 簡単な例題を活かしていければ、 いずれ 順当に進める。
初期レベルなりに 鳥写真への意識として ふつ~に行動すれば “道なり”で順次レベルアップできる課題に接している ご親切設計。
でも、 ずっと『ご厚意』をアテにし続けるだけで 初歩知識にも無縁でいられるのも、 それぞれ次第であり、 ご自由でもあり。
だから、 客観性がある具体例で目に見える『ますます残念さん』に振り分けられていくポイントの1つにもなっているのかも x x x

オオバン|光のスキルアップに...

2024年02月10日 | 野鳥・鳥類
大判小判がザっクザク...ではなくて、 大鷭。
冬の水面にいる鳥で数が多い種類は 何年か経つと移り変わっていく中で、 近年、 大幅に増えている印象が強い。
食害での“害鳥”になっている面もありそう。





「この種の外観が判る」の “剥製写真”的な単純ではありつつも・・・

ネット世界は、 見る側それぞれの 表示特性と環境光が不特定。
白や黒が重要な画は 特に、 載せた側が期待する見え方とは違っている度合いが大きくなりがちな難があり。

そもそも、 写真自体が、 明暗が極端なものの諧調感を表現できる範囲が 目視よりも大幅に狭くて、 白や黒は 扱いが難しい。
そこに、 オオバンの羽の 光沢が出ない角度での黒さ度合いは 鳥の中でも最強級。
特に 要所の眼や顔に光が入り難くて、 “黒い鳥”だとか“種名”は判る、だけ...の 残念な写り方に なりがち。
・・・、
そんな、 平凡すぎる普通種でしかないのに 扱い難い鳥なんて、 いちいち写す必要ない??

光にシビアな鳥ほど 僅かな差で好結果とNGが明瞭に分かれるので、 その成否の割合に 光を扱う技能レベルが顕著に表れる。
そこに、 「居た」「見た」の『証拠』を示す必要だけの写真観では意識が薄い感覚の 抜本的レベルアップに進めるチャンスがある。
「○○が写っている」さえ判れば「撮影に『成功』した」の満願評価でいられる見方との違いに“気付く”ことができて・・・
何が どうなら そうなるのかを“理解”して・・・
可能性を予見した対応を“実践”できて・・・
で、 シビアなものに対応できるようになれれば、 シビアではないものでも 意識が変わって より良く捉えられるようになれる。
それには、 撮影行動全般の根本的なところから 多面的な多段階に重なる違いがある。
知能的な根拠があって対応できる事情を知っていれば、 他者の行動にも レベルが一目瞭然に「見える」... のだが・・・
事情を知らないと、 何度となく「見て」いても 表れている違いは『見えない』。
視覚としては“見えている”のと “解る”のは別物、 だから、 自身には『見えない』からといって 『無い』のとは違う。

そして、 こういったスキルアップを “写せた『証拠』を見せられる”ようにさえすれば達成、でいられるのも ありがちパターン。
でも、 見せられる『証拠』を作るだけなら、 たいていのものは 定番の見境なく片っ端から写し続けるのでも いつかは得られる。
実在する状況に偶発で逢うのは、 可能性がある最低限の行動さえすれば、 仮に無限に続ければ 誰でも いつかはあるのが必然。
それに巡り合うのは、 自身の能力で『成功』したというよりは、 いわば、 いつかは むしろ避けようがなく起きる類のこと。
他で例えれば、 マークシートの答案を全問無思考で埋めても 0点ではなく 概ね“1/選択肢の数”は正答扱いになる、の類。
その 偶発で合っただけの得点箇所を 自身に能力がある『証拠』と思っていられるのでは 『いかにも残念さん』 x x x
それだけの繰り返しでも偶発の累計は増える当然を 卓越した能力と語って優越感を満喫している 『ますます残念さん』も類型 x x x

実在するそのものを 現に「見ている」のに『見えない』... 現に『証拠を見せられる』ようでも「実在していない」...
矛盾しているような並びは “なぞなぞ”のフレーズっぽくもあり x x x

まぁ、
そもそも、 写真は 必ず向上を目指さなければいけないのでもない。
他者がどうなのかには関係なく、 それぞれなりに楽しむのは それぞれのご自由、なのだが・・・
スキルアップの意識があるつもりでいるなら、 自身の根拠ある判断でできるように向かおうとしないのでは 意味を成していない。

カワセミ飛翔|スピード感が...ない x x x

2024年02月03日 | 野鳥・鳥類
鳥写真も載せておかないと x x x
ということで、 この1月に写した分から。



2羽が 追いかけたり、 偶に絡んだりすることがあった中の、 急な動きでスピードが遅くなったところ。
実際が遅いと、 静止画で動きそのものは見えなくても スピード感に欠ける印象の写り方に x x x

飛行機(ANA Future Promise Prop)滑走|不完全なのも「味」ということで x x x

2024年01月27日 | 航空機
離陸に加速していく、 緑色 ANAプロペラ機。

前に書いたように、 機材が 安価単玉1本に固定の『馬鹿の一つ覚え』体制なので、 トリミングしても 写りが小さい構図 x x x



遠い方の滑走路での動きは、 近い方の離陸機より 角度の移動が遅く見える。
動く被写体が小さくしか写っていなくて 周囲が広く入った構図で流した効果を出すには、 より遅いシャッター速度にしたい。
それを ブレ補正が無い機材で流し撮りしようとすると、 超ブレブレになることが殆ど。

『ブレで使えないコマが殆どになる』という表し方をするなら、 近い方の離陸機でも 同じ文言が当てはまる、が・・・
動く角度が遅い方が、 方向や速さが合っていないだけではない、 軌跡が 自分でも呆れるほど大きくヨレヨレに曲がりがち。

このコマも きっちり真っ直ぐにはならなかった、が・・・
そこは、 CGや 機械依存で作られた 無機質に整った精巧さとは違った、 “人”が感じられる「味」...ということで x x x

飛行機(ANA STAR ALLIANCE)離陸|後ろ姿側への感覚って...?

2024年01月20日 | 航空機
偶に見る、 STAR ALLIANCE デザインの ANA機。
まだ明るさも残る夕暮れ時で 機体のカラーリングは見えながら、 照明は灯されて 光源の明瞭な軌跡もあるタイミング。



画的な感覚に鳥写真での基礎イメージが染み付いているから...なのか、 後ろ姿側にかかった角度は 良くない印象の時が多くなる。

鳥写真でなら、 背後側が写っているだけでは 『悪い見本』の代表例的な典型パターン。
もちろん、 鳥の後ろ姿でも、 振り返ってくれるとか“何かの動き”が よほど上手く揃ったら 一転して使える画にもなる。
・・・のだが、 飛行機が振り返ってくれるのは...期待できない x x x たぶん 絶対...ない x x x

とはいえ、 鳥なら、 シーンと 写せる状況 両面の組み合わせで 可能性があり得る画は 際限なく千差万別。
対して、 空港の飛行機では、 「動きの状況」も「それを写せる場所」も 物理的に変えられない絶対性での制約がある。
その 写せる可能性があり得る構成が、 全体で見ればバリエーションが多くあっても 有限なのは、 事情が大きく違う。

こういうところで、 姿の角度での画的な価値観は、 そもそも「飛行機の写真」の意識だけで見るのでは 感覚が違うのかも?

飛行機(ANA)離陸◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )

2024年01月13日 | ◆PCデスクトップ背景サイズの写真(野鳥,昆虫,飛行機)
この秋冬で 昨年内の分に戻る。



鳥写真でも時折書くのと同じ類の話、ながら、 それは 当然、 どのジャンルでも同じで・・・

写真への見識が乏しくての見方では、 「被写体の種類」とか 解像度や色の「鮮明さ」程度の要素しか 意識に留められない。
そして、 どんな世界でも同じように、 レベルが高いほど実数が少なく、 逆には、 低レベルなほど ありきたりに多数と関われる。
そこに、 知的能力が低ければ低いほど、 より過大に あらゆる何にでも自身が優秀なつもりの妄想を声高に叫ぶのが 必然の常。
それで、 安直で平易に“ただ写しただけ”を究極に優れたこととして自慢し合って称え合える同士内限定の異世界文化も並存する。

そこからは遠い 夜景感の動的シーンは、 割合では大多数の一般レベルでの見え方には 通じ難い感があり x x x



光の軌跡の中で飛び立っていく飛行機には、 まだ知らない 新しい世界へ連れて行ってくれそう...な気が、しません??

飛行機(ANA)この後、羽田の閉鎖で...

2024年01月07日 | 航空機
羽田空港で大きな事故が起きてしまいましたが・・・
その日の 伊丹 午後5時発 羽田行き(ANA 34便)だろう 離陸への滑走。
出発の遅れなどで 離陸は もうすぐ5時半という頃で、 この時期になると大きい機種では稀になる 夜景寄りの夕景シーンだった。
この飛行中に 羽田空港が閉鎖されて、 出発地に引き返すことになったよう。

同じ“伊丹 午後5時発 羽田行き”でも 定刻あたりで出発した JAL便は 行き先を成田空港に変更、と、 対応が分かれたらしい。





次の ANA 羽田行き 午後6時発が、 良いタイミングに合えば写真的な「当たり」が期待できる機体だったので、 待っていた。
・・・のだが、 いつまでも 出発への動きが見られず。
???
そして、 JAL 午後6時半発 羽田行きにも 動きがない。
???
午後7時近くになって ようぅぅぅやく ANA機が動き出した...ものの、 離陸には向かわずに、 北側に牽引されて行ってしまった。
まだ 羽田空港での事故を知らなかったので、 故障か何かで 急遽欠航?この正月期に... 程度に思っていたのが・・・
その後、 帰宅してから 起きていた事態に驚いた、という進行。

暗い時間帯の飛行機を 被写体として見れば、 昼間とは違ったテイストの美しい情景が表れることに魅力がある。
その、 とても暗いものまで写せるのも、 流し撮りでは 他の光源との明暗差を緩和できるのも、 目視とは違う 写真特有の情景。

夜の滑走路にいる飛行機は、 「機体そのもの」の大部分は真っ暗で、 遠目では 殆ど視認できない。
ライト・ランプの類も、 滑走路の形状を示す光の中では、 飛んでいて周りに紛れるものが無い時の存在感とは 事情が違うはず。
夜の滑走路に “いるとは思っていない飛行機”が停まっていても、 着陸機からの目視では 気付き難いだろう。

リアル世界(現実世界)に ちゃんと実在している本来の情景のままを写した、 “人の勝手な嗜好に合うように状況を作為的に改変して創作された虚構”のない 絶対非演出スナップです。

野鳥写真:大空を自在に翔ける飛翔写真 = 鳥の行動で「最も鳥らしい特徴が表れた魅力」とも言える 飛ぶ姿を中心に、 カワセミ(翡翠),オオタカなど猛禽類(鷹)といった人気の種類から バードウォッチングで“ものさし鳥”にも使われる普通種まで 幅広く。 多くは ネイチャーフォト系や動物写真系のフォトコンテストでの入選・入賞が出ている場所でのものです。 (撮影地は記載しません)
他に、 昆虫写真や ネコ写真(野良ねこ写真)、 航空機 など...
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