すぐ近くにある世界:野鳥,昆虫,航空機などの写真

都市部の近隣でも身近で見られる野鳥を中心に、
捏造(餌付け、ヤラセ)のない「本当の世界」の
写真を載せています。

オオバン|超望遠は『超~遠くを望む』...だけではなく...

2024年03月23日 | 野鳥・鳥類
普段見ているフィールドによっても違いそうながら・・・
草をついばんだり、 潜水して水草を採ったりしていて、 「草食性」の印象?
実際は 「雑食」。
状況次第では 生きた魚を捕食したりもするのを知ると、 イメージが変わるかも。

・・・でも、 潜水できる推進力はあっても 泳ぐのは遅めで、 俊敏に逃げられる動物を捕らえられる機会は稀。
小さな虫を捕食したのが“見えて”いても 気付き難い。
それで、 “認識する”の趣旨での“見える”のは もっぱら草食シーン、という事情。





大砲レンズで写したもの。
多少トリミングしたものを縮小しているながら、 元画像でも 胴の中ほどより前だけしか入りきらないスケール。

街的な環境での鳥撮りでは、 種類によっては とても近い距離で写す機会が多くあったりもする。

静止画になった写真だけ見ると、 簡単に写せる“静体”っぽいかも?
実際には、 進んでいて 通過していくところ。
引きのスケールで見れば スムーズな等速直線運動的でも、 アップでは 顔に不規則な動きが大きめな印象があって 結構 追い難い。

大砲レンズは、 性能も見た目も華々しい 象徴的機材...でも・・・
せっかく豪華機材を使っても、 大きさ重さで 取り回しが熟せなくて、 超~遥か遠くだけしか写せないパターンも。
大砲レンズ = 超望遠レンズ ... だから 『超~遠くを望む』専用レンズ、で、 王道を邁進している??
もちろん、 超~遠くからだけしか写せないものなら “遠いにしては”高解像で写せるのが 機能性の一端ではある...
が・・・
小~中口径で 頑張りが利いた動的な写真に多面的な実績があるのだと、 大砲レンズでは 結果が むしろ低レベル化することもある。
鳥写真での大砲レンズは、 近すぎる位の距離で超~鮮明に写せる効果を どこまで活かせるかでも 実効の価値が大きく違ってくる。

飛行機(JAL ミャクミャクJET)着陸

2024年03月20日 | 航空機
2025 大阪・関西万博をPRする特別塗装機「JAL ミャクミャクJET」の 再々登場。

写りが小さいのは 前回の登場コマと同じ、ながら、 流す加減を長くして臨んだテイク。



完全には追えていなくて 軌跡が真っ直ぐにはならなかったのは、 まぁ 仕方ないところか x x x

ハシビロガモ頭掻き|“頭”掻き...というか

2024年03月16日 | 野鳥・鳥類
頭に光沢がある種類の鴨は、 動きの中で 角度と形の組み合わせに 光の都合が揃うタイミングは かなり限定される。







“頭”掻きというか... “目”というか...

ホシハジロ飛翔|風が強い季節

2024年03月14日 | 野鳥・鳥類
“海ガモ”とも表される、 マガモなど『いかにも鴨』の“淡水ガモ”と ミコアイサなどとの 中間的なキャラ感。
太めの体型と、 潜水を繰り返す採餌行動の組み合わせ。
“海ガモ”とはいっても、 「活動するのは主に淡水域」の種類も含まれるグループ。

飛び立つ時には、 たいてい水面を助走するので、 あまり機敏な印象ではない、か。
飛び立てた後は速い、が、 旋回性は低い。
方向を変えるのは 軌道が大きな円弧になって、 機敏というよりは 直線的なイメージの速さ。



1月に写した分の続き。

できれば 微風の穏やかな水面で写したいところ...
でも、 冬鳥がいる季節は 風が強い時が多いので、 水面が荒れた状況でも写しておく方に寄りがち。
一応『冬らしい状況』と 言えなくもない...のか x x x

飛行機(ANA STAR ALLIANCE)離陸

2024年03月09日 | 航空機
再登場、 STAR ALLIANCE デザインの ANA機。





まだ“夜景感”にはなりきらない 夕暮れ時。

飛行機(ANA Future Promise Jet)到着◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )

2024年03月02日 | ◆PCデスクトップ背景サイズの写真(野鳥,昆虫,飛行機)
前記事&前々記事から 10分後、 着陸してきたのは... 今度は 緑色 ANA機。
この時間帯は 僅かなうちに急激に暗くなって、 写り方も大きく変わっていく。

既に減速して エンジンが通常の形に戻るところ。



流し撮りは、 流れて写る長さ分の間の動き全てを正確に追えて 成立する。
そこに必要な精度は、 極限的には 撮像画素1つスケールで外れることなく追えている精密さ。
その「被写体の動き」と「カメラの動き」が合っていないと、 被写体がぼやけたり 軌跡が曲がった ブレで使えない没コマになる。
この理屈を考えると、 大きく流して鮮明に写るのは、 そう何度もあることを期待できる桁の数字ではない確率の奇跡にも思える。

同じ状況を 同じ機材で写すなら、 より低速シャッターで流れる加減を大きくするほど 鮮明に捉えられたコマには当たり難くなる。
そして、 没になるコマは、 NG要素の程度の大小には関係なく 『駄目なものは駄目』。
呆れて笑うほど超ブレブレでも、 惜しくも甘いのか...でも、 NGと判断すれば没で 消し去る処遇は同じ。
浅い選別段階では 連続して合っているように追えていても、 それぞれの程度は僅かでも ことごとくブレていれば 全滅テイク。
その反面、 構図から右往左往して 大ハズレが並んだ中にも、 超鮮明なコマが散在して 複数の当たりが出るテイクもあったりする。
流す加減を大きくすると 「動画的なカメラワークの正確さ」と「静止画の写真で残る結果」は 必ずしも直結しない印象が強い。
流し撮りで結果的な成否が決まる要素は、 撮影者の技能の優劣よりも、 “運”次第の方が大きいのかも。



反対側は書かれている文字が違う 左右非対称デザイン...らしいが・・・
ここから 通常の離着陸方向で反対面を写せるのは 遠い距離に限定される。
伊丹空港の滑走路は、 横風用は無い 平行の長短2本で、 標準的な離着陸は 通年で向かい風に近い割合が多い 北西向き。
そして、 北側に山がある都合で、 風が南東寄りでも、 よほど強くなければ 離着陸が逆風になっても通常の向きで運用される。
特に西か北寄りの季節風が続く冬に 通常とは逆方向の運用は、 限りなく「無い」。

飛行機(ANA)離陸|10秒後...

2024年02月26日 | 航空機
前記事から ほぼ合間もなく構え直しての連投、 撮影時刻の記録は 10秒後。
頭が切り替わりきらない感もあるまま・・・





流し撮りが合って 鮮明に写っているコマはあった...が、 タイミングが ちょっと残念だった感も?

飛行機(JAL ミャクミャクJET)着陸|急だったので...

2024年02月23日 | 航空機
近い方のB滑走路に離陸機が入って 動き出しそうなタイミングに、 A滑走路に降りてきたのは...
再登場、 2025 大阪・関西万博をPRする特別塗装機「JAL ミャクミャクJET」。

しばらく前の記事と同じく、 機材が“残念...”っぽい安価単玉限定の虚弱体制で、 遠い方のA滑走路では 写りが小さい x x x





機材の都合で、 A滑走路の方は、 写す時も そもそも期待感は低くての対応。
それが B滑走路での離陸の前後になると、 写す優先は B滑走路の方。
そこから 着陸機がミャクミャクJETと判別できたところで、 離陸機は... まだ一瞬の間がありそう...
それで 急に写すことにしたので、 露出設定は“B滑走路の離陸用”に準備してあったまま。

遠いA滑走路は、 近くを速く通過するのとは 見え方の状況が違う。
大きくは写せない機材で作れる構図の事情では、 流しの加減が弱め x x x

ハシビロガモ はばたき|活かせる基礎知識

2024年02月17日 | 野鳥・鳥類
頭部に光沢がある鴨は、 その輝きの色が明瞭に出るのが、 種類の視覚イメージを再現する 絶対的な条件。
最低限には“ちゃんとした写真”だけ見ていると 「そう写るのが普通の当然」に思われそうで 地味なポイント?

でも、 前記事のオオバンとも同じように 光にシビア。
目視では色が見えている...程度では、 写真では暗く沈んで写りがち。
そして、 状況が速く変化して予測し難いシーンでは、 その中に良いタイミングがあっても 捉えるのは より一層シビア。
それが “ちゃんとした写真”が大前提の場では「当然」に思えるのは、 そこが NG なコマは 選別されて残されないから。



ここは 背景が厳しい x x x
超望遠の狭い画角でも うるさくなる率が高くて、 背景が NG での没や そもそも写さずに見送る方が多くなる。





鴨類が (飛ぶのではない行動の)“はばたき”をするのを予測できるパターンは いくつかある。
(現には鳥がいない状況も含めて、) そこで“はばたき”をした時に 確率が高い体の向きも、 事前に想定できる。
他の多面も併せて、 撮影行動を 画が期待できる状況に絞って無駄を減らした効率的な対応をできるのは、 鳥写真での基礎スキル。

普段 『残念さん』ご一同がご熱心に写して ご自慢を叫び合ってご盛況...の状況は、 いつも見向きもしない 完全スルー・・・
それが、 何の気まぐれか? 偶にだけの 写そうとした時に限って、 何故か? いつもとは あれこれ違う好条件が続く・・・
『残念さん』が、 その事実に気付いてしまうと・・・
『予知能力!?』やら『鳥を操っている!?』やら... 超能力だ 魔法だの ファンタジーなお噺を語って証明し合うのも類型 x x x
でも、 鳥写真に関心がある人なら“誰でも知っている”レベルの基礎知識さえあれば、 何も不思議はない 普通の当然。

・・・ではありつつも、 個別の実際では、 はばたいた動きで 体の向きが回ったり、 顔の向きが変わったりもする。
実際がどうなるのか、は、 理屈での模式図より 良くも悪くも 「なってみないとわからない」ところ、でもある。
それで、 事情を知らずに期待は低い状況ばかり写していても、 時には“それっぽく”写させてくれる『ご厚意』に与れたりもする。
それが まだ初歩知識もないのも妥当な新参さんなら、 何だか、 ちょっとしたお土産もくれる歓待...みたいでもある、が・・・

鳥写真のスキルでは、 “とまり”でも“飛び”でも、 カメラ操作の技能より、 知的な部分の差が大きく影響する。
とはいっても、 門外漢が見れば よほど高等そうな写真も、 重要で有用な殆どは 全く簡単すぎる初歩の基礎知識。
そこには、 ただ ふつ~に見えている現実が解るだけで良い 簡単な例題を活かしていければ、 いずれ 順当に進める。
初期レベルなりに 鳥写真への意識として ふつ~に行動すれば “道なり”で順次レベルアップできる課題に接している ご親切設計。
でも、 ずっと『ご厚意』をアテにし続けるだけで 初歩知識にも無縁でいられるのも、 それぞれ次第であり、 ご自由でもあり。
だから、 客観性がある具体例で目に見える『ますます残念さん』に振り分けられていくポイントの1つにもなっているのかも x x x

オオバン|光のスキルアップに...

2024年02月10日 | 野鳥・鳥類
大判小判がザっクザク...ではなくて、 大鷭。
冬の水面にいる鳥で数が多い種類は 何年か経つと移り変わっていく中で、 近年、 大幅に増えている印象が強い。
食害での“害鳥”になっている面もありそう。





「この種の外観が判る」の “剥製写真”的な単純ではありつつも・・・

ネット世界は、 見る側それぞれの 表示特性と環境光が不特定。
白や黒が重要な画は 特に、 載せた側が期待する見え方とは違っている度合いが大きくなりがちな難があり。

そもそも、 写真自体が、 明暗が極端なものの諧調感を表現できる範囲が 目視よりも大幅に狭くて、 白や黒は 扱いが難しい。
そこに、 オオバンの羽の 光沢が出ない角度での黒さ度合いは 鳥の中でも最強級。
特に 要所の眼や顔に光が入り難くて、 “黒い鳥”だとか“種名”は判る、だけ...の 残念な写り方に なりがち。
・・・、
そんな、 平凡すぎる普通種でしかないのに 扱い難い鳥なんて、 いちいち写す必要ない??

光にシビアな鳥ほど 僅かな差で好結果とNGが明瞭に分かれるので、 その成否の割合に 光を扱う技能レベルが顕著に表れる。
そこに、 「居た」「見た」の『証拠』を示す必要だけの写真観では意識が薄い感覚の 抜本的レベルアップに進めるチャンスがある。
「○○が写っている」さえ判れば「撮影に『成功』した」の満願評価でいられる見方との違いに“気付く”ことができて・・・
何が どうなら そうなるのかを“理解”して・・・
可能性を予見した対応を“実践”できて・・・
で、 シビアなものに対応できるようになれれば、 シビアではないものでも 意識が変わって より良く捉えられるようになれる。
それには、 撮影行動全般の根本的なところから 多面的な多段階に重なる違いがある。
知能的な根拠があって対応できる事情を知っていれば、 他者の行動にも レベルが一目瞭然に「見える」... のだが・・・
事情を知らないと、 何度となく「見て」いても 表れている違いは『見えない』。
視覚としては“見えている”のと “解る”のは別物、 だから、 自身には『見えない』からといって 『無い』のとは違う。

そして、 こういったスキルアップを “写せた『証拠』を見せられる”ようにさえすれば達成、でいられるのも ありがちパターン。
でも、 見せられる『証拠』を作るだけなら、 たいていのものは 定番の見境なく片っ端から写し続けるのでも いつかは得られる。
実在する状況に偶発で逢うのは、 可能性がある最低限の行動さえすれば、 仮に無限に続ければ 誰でも いつかはあるのが必然。
それに巡り合うのは、 自身の能力で『成功』したというよりは、 いわば、 いつかは むしろ避けようがなく起きる類のこと。
他で例えれば、 マークシートの答案を全問無思考で埋めても 0点ではなく 概ね“1/選択肢の数”は正答扱いになる、の類。
その 偶発で合っただけの得点箇所を 自身に能力がある『証拠』と思っていられるのでは 『いかにも残念さん』 x x x
それだけの繰り返しでも偶発の累計は増える当然を 卓越した能力と語って優越感を満喫している 『ますます残念さん』も類型 x x x

実在するそのものを 現に「見ている」のに『見えない』... 現に『証拠を見せられる』ようでも「実在していない」...
矛盾しているような並びは “なぞなぞ”のフレーズっぽくもあり x x x

まぁ、
そもそも、 写真は 必ず向上を目指さなければいけないのでもない。
他者がどうなのかには関係なく、 それぞれなりに楽しむのは それぞれのご自由、なのだが・・・
スキルアップの意識があるつもりでいるなら、 自身の根拠ある判断でできるように向かおうとしないのでは 意味を成していない。

リアル世界(現実世界)に ちゃんと実在している本来の情景のままを写した、 “人の勝手な嗜好に合うように状況を作為的に改変して創作された虚構”のない 絶対非演出スナップです。

野鳥写真:大空を自在に翔ける飛翔写真 = 鳥の行動で「最も鳥らしい特徴が表れた魅力」とも言える 飛ぶ姿を中心に、 カワセミ(翡翠),オオタカなど猛禽類(鷹)といった人気の種類から バードウォッチングで“ものさし鳥”にも使われる普通種まで 幅広く。 多くは ネイチャーフォト系や動物写真系のフォトコンテストでの入選・入賞が出ている場所でのものです。 (撮影地は記載しません)
他に、 昆虫写真や ネコ写真(野良ねこ写真)、 航空機 など...
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