ぴろんとミミのHAPPY LIFE

歌と花と愛犬ミミ(マルチーズ)をこよなく愛するぴろんの日々…

大野 和士さんレクチャーコンサート

2013-12-30 18:15:39 | 演奏会


世界的に活躍中の

指揮者大野和士氏の率いる

フランス国立リヨン歌劇場来日公演記念イベント

大野和士が語る『ホフマン物語』の魅力

(渋谷文化村 オーチャードホールにて)

2013/12/29

に行ってきました。

来年7月のリヨン歌劇場の引越し公演の

レクチャーコンサートだったのですが、

何はともあれ

大野和士さんのオッフェンバックの

【ホフマン物語】への熱い想いのこもった解釈と演技だっぷりのお話、

かつ、今最高に乗りに乗っている二期会の最高の歌い手が加わって

大野さんご自身によるピアノ伴奏で、

ホフマン物語の中の

美味しいとこドリの重唱やソロで

だっぷり楽しめました。



ホフマン=画家でもあり、詩人、作曲家と様々な才能を持つマルチな芸術家

夢や憧れ、イマジネーションを語るときは顔を上げ、ため息をつく。

いつも一生懸命な純粋な気持ちの持ち主。

しかし、現実へ目を下へ向けた瞬間、失望が、

彼をどん底までつき落とす。



そんな純粋な心の持ち主であるホフマン。


このお話は三人の女性との恋物語。

そんな感じだから、

人形に激しい恋をしてしまったり

恋した相手にだまされてしまったり


、、はたまた、、、。

と、

最終的には結局何も手に入れることはできないまま

悲しい最期を迎えるホフマン。。


しかし、

そんな彼を

姿を変えて友としてずっと近くで見ていた芸術の神ミューズが

彼を、この人物こそ

本当の芸術家(詩人)だ

と讃える

というお話。



大野さんの解釈
=秀逸な才能がありながら、純粋で一途で傷つきやすい生きることに不器用で冴えない芸術家こそ実は素晴らしい芸術家=

大野さんのお話は
本当に楽しい。

身振り手振り、顔の表情での表現

または打ちひしがれた時の演技で、

舞台にひざまずく場面

もあったりと

大野さん、演技派です。



しかもこの演奏会

実は1000円。

1時間の予定が、

30分以上も押して

[休憩無し!]の

ぶっ通しでの

熱演説と熱唱。

まいりました。

二期会の歌手の方々も

夏にオペラ【ホフマン物語】を

大成功に導いた精鋭達で

本当に

素晴らしかった。

ソプラノでアントニアを歌った

高橋 絵理さんは、

先の8/7のJRSの定期演奏会

ラターの【子供のミサ】

でご一緒し、

ソロをやってくださった方です。

謙虚で素敵なかたです。

しかし、更にですけれど、

大野さんのピアノ伴奏がこれまた

すんっばらしかった!

随所に素晴らしい響きが空気を包んでいた。

なんとも言えない幸せな気分になった私です。





大野和士さんとの私の最初の出会い、

あれは私がまだ可愛い学生の時。

長門美保歌劇団で

まだ芸大院生だった大野和士氏の

合唱指導を受け

彼の指揮でオペラ【ラ・ボエーム】

をお手伝いさせて頂きました。

その時、

本番を彼は譜面無しで、

つまり暗譜で指揮なさったのです。

オケの人達もこれにはびっくりされていました。


その頃から彼の人物となりも気さくで、
お呼びすると、まだ学生でいらしたので、

すぐかけつけてくださって、

一緒に飲んだりしました。


その後、しばらくお会いしていなくて

それから

4~5年後でしたでしょうか。

本当に久しぶりに江古田のあるお店で大野さんにお会いしたのです。

なんと!

私の名前をおぼえていてくださったのです。

更に感動と驚きでした。

なんという記憶力!

それからあれよあれよと言う間もなく

どんどん活躍が報じられ、

国内外の演奏会だけでなく

ヨーロッパの国立歌劇団の音楽総監督への就任が
報じられたときなど、

自分の事のように嬉しかったのを覚えています。

(確かベルギーの国立モネ劇場だったかと思う)


フランスでは日本人初の国立歌劇場での指揮だとか。

他でも世界的に数々の賞を受賞されたりと

今や超一流のマエストロです。

本当に素晴らしい!



話のキャッチボール

2013-12-27 16:50:34 | 大切なもの
小、中学生のとき

私はソフトボールをやっていた話は以前書きましたね。

なぜソフトボールなのかというと

一言で言えば

育った環境、

ですかね、はい。


あの頃は確かに

プロ野球で巨人が強かった頃で(V9のころね。)

ド田舎だったぴろんの住んでた所では

TVもラジオも

巨人戦しかやってなかったんだね

だから

自然に地域の人たちは巨人を応援していた気がする。

今は正直巨人はどうでもいいけれど、

そう、その育った環境なんです。




だーい好きだったぴろん父と

日曜日の夕方

兄貴たちが

キャッチボールをしていたんです。

それをなんとなく眺めていたぴろん。


ある日

兄たちの大きなグローブを借りて

ぴろんも大好きな父に

ボールの投げ方を手取り足取り教えてもらったのです。

そのうち、大好きな父が
ちょうどいいサイズのグローブをぴろん用に買ってきてくれたんです。

嬉しくて嬉しくて、

それからは

毎週日曜日、父がいる時は父と、

兄貴がいたら兄貴と

キャッチボールやってました。

あーじゃない、こうじゃないと

話のキャッチボールもしながらね。。。

だから皆とっても仲良しだったよ

残念ながら、大好きなぴろん父は

もうこの世には居ないが、

いろいろ教えてもらったし

とっても愛されていたと実感しています


また、兄貴たちとは

ケンカもしたけど

大人になった今も仲良しだと思う


キャッチボールは

野球の基本中の基本と言われるけれど

話をする時にも

話のキャッチボールはとても重要だよね。


相手が居て会話というものは成り立つのだけど

こちらが発した言葉にいい感じで反応があって

言葉が帰ってくる

そうするとこちらも気分良く言葉を返せる


たとえ自分が思っていたような相手の言葉の反応がなかったにしても

相手の意思を敏感に汲み取り

ちゃんと心地よく会話ができることが
分かり合えている感じがして

楽しいわけです。

言葉のコミュニケーションは基本は

キャッチボールですね。

ところが

相手をコントロールしようとした瞬間

相手に逃げられます。

また、相手への反応を辞めた瞬間、

会話はそこで終了。

実は

最近、ぴろんはそういう場面に出くわしたのですね。

いい大人です。

言っていい事とそうでない事は最低限度有ります。


『親しき中にも礼儀あり』



どんな環境で育った人なのか知らないけど

せっかく楽しく話のキャッチボールしていたのに

言わなくてもいい一言で

場の雰囲気が一変してしまった


お誘いに気分が乗らず

断るのも面倒だったんでしょう。



本当に残念、、、

ガッカリです。





この日見たハウスイルミネーションは

凄かったよ、マジで。




しかし、スマフォの電池切れで

こんだけしか撮れなかった

これまた残念!












発表会にて

2013-12-14 15:25:42 | つぶやき
昔からの歌仲間の演奏会に来ました。

今は一緒に歌うことは殆どなくなってしまったのですが。

というのも

その人が偉くなっちゃいまして

たくさんの団体の

指導者になっちゃわれたからなのです。


たまにはこういう発表会というものも

聴いておくもんだと

おもいました。

お世辞にも上手いとは正直なところ

いえないのですが、(すみません)

歌の上手い下手は置いといて

歌を通して何をどうしたいのか

何を表現したいのかを考えながら

聴くことが

最近だけれど

出来るようになった自分に気がついたんですねー


音楽は音を楽しむもの。

それでご飯食べてるんじゃなきゃ、

向上心はチャンと持ちながら、

勉強して

納得した上で表現するといいのではないかな。


今日来て思った

自分も

うかうかしてらんないね。

年々、確実に歳はとるし

技術だって常にみがかないと

あっという間に錆びちゃうし


だからこうして

定期的に練習し発表することは

非常に重要な事。



皆さんこれからも

頑張って下さい、

私も頑張りますので。


はしもと杜のホールのビル入り口のXmas飾り









今年のボジョレーヌーヴォー

2013-12-02 01:13:56 | つぶやき


ライトが暗くてすみません。

昨年と同じ値段で同じ酒屋さんに注文したのですが、

去年のほうが美味かったなあ。。。


今年のは

若い感満載かつ渋さも加わって

ワインを飲んでる感覚があまり感じられないんだな、、、

残念だけれどこういう年があるもんなんだね



まあ個人的には、

出来たてじゃなくても良いんですけれどねー

ワインは若いものより

少し熟成させたもののほうが

美味しい気がするもの


好みってものもあるけれど




お年頃だしなあ

2013-12-01 09:23:51 | 日記
いろいろと身体にもガタがくるお年頃。

今日は、イロイロ検査の日。


朝から車で来ようと思っていたのだが。。

キーの電池切れで

車がキーを認識せず

ハンドルの右側にキーの差し込み口が有るとの

婿どのの言葉だったけれど

何故だか探せなくて

車で行くのを諦め

ドアツードアで

最速なチャリでやって来ました!

多分車で来るより速いな。


でもお年頃だから

足が筋肉痛。。。


この話をピロンより15歳くらい年上の歌仲間のお姉様にしたら、

ピロンくらいの時にしっかり運動して

筋力付けとくと

『後々のためにもすごく良いことですよ、だから毎日チャリで汗かくといい。』


とのお言葉。

なる~。

運動不足になりがちな昨今、

少し考え直そうかな。。。

いろんな意味でお年頃なわたくしです

(*^^*)