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今回は『はじめての家庭用学習教材選び』について。
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日本国内屈指の難関大学(早慶・march・関関同立・医学and医療系・ミッション系……)に、高成績で現役合格された人達は、それまでどんな教材を使って勉強をしてきたのか?
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東大法学部への合格者が多い、私立中学・私立高校の先生の話。
そうした私立校の場合には、大学合格に向けて「空気を吸う様に勉強漬け」と言う所もあるみたいですが。今回はそうでは無く、「普段の授業は緩いのに、なぜか難関大学への進学率が高い学校」もある。
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「公立校より緩い授業をやってるのに、なぜか進学率が高い学校」
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そんな学校でやっている英語・古文・漢文等の〈言語系の授業〉の授業や家庭用学習教材については、
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「英語の授業では、英語のマンガや、〈日本人にも親しみある〉絵本を使っています。
古文や漢文の授業では、江戸時代以前の著名人のエッセイや日記等を使っています」
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「偏差値や大学合格率の事は、一切考えないでくれ。
受験の事よりも、生徒が英語・古文・漢文に〈気軽に親しめる〉、そんな授業をして欲しい。
……と言う事を、理事長や学長から繰り返し頼まれています」
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「なので英語・古文・漢文の教科書は、文科省指定のモノでは無く、〈生徒が親しみやすい作品〉を、選んで使っています」
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英語・古文・漢文の勉強、特に家庭で普段読む本(教材選び)について。特にその学科が苦手だったり、小学生が先取りして勉強したい場合には、
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テストや受験の為に1人で勉強するもの__では無く、
親子や兄弟姉妹で親しみ、飽きずに繰り返し読めるシリーズもの__を選ぶのが良いらしい。
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家庭で使う、はじめての教材選び……と言う点では、〈親しみながら〉、飽きずに繰り返し読める教材を選ぶのが良い。と言うのは、囲碁でも同じらしい。
囲碁の勉強をする時や教材選びをする場合。囲碁の本を沢山読んで勉強しました……と言うプロや観戦記者の場合には、
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「本を読んで、知識や技術を沢山身に付けました」
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と言うよりも、
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「子どもの頃から好きなプロの先生がいました。その先生の本ばかりを好きで読んでました」
「本に書いてあったコラムやエッセイが楽しみでした」
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と言う例の方が多い。中には、コラムやエッセイを読んでも強くなれません__と言う人がいますが。囲碁のコラムやエッセイをよくよく読んでみると、
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「私は、こんな教材を使っていました。普段はこんな勉強をしています」
「囲碁の対局で連敗して不調の時には、こんな事を心がけています」
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的な、プロの経験談が紹介されている事も多い。そうしたコラムやエッセイに〈普段から親しむ〉事で、文章の読解力や語彙力が付いたり、囲碁に対しての戦い方・考え方・教え方が、自然と身に付いて行く。その結果として、囲碁の対局の知識や技術も少しずつ増え、昇級昇段を実現させる糧になる。
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仮に「囲碁の本を読んで勉強したい、その場合にはどんな本を選べば良いのか?」と言う場合には、
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◎好きなプロの本に限定して読む
◎コラムやエッセイが沢山書いてある本を選ぶ
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等、読む人自身が〈普段から親しめる〉本を選ぶのがコツみたいです。
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