『メジャーリーグへのスター流出』 プロ野球人気低下の理由１

プロ野球が20年前より人気低下している理由のひとつがプロ野球選手ＭＬＢ流出があります。

野茂がドジャースに入団したのが95年。

20年の歳月がたちました。

ＮＰＢと野球ファンにとっては「パンドラの箱」をあけたようなものだと思います。


日本人の野球選手が大リーグでどれだけ活躍できるか？楽しみであり不安であり。
まさに野茂がその先陣をきったといっても過言ではないです。


野茂は大リーグで野茂マニアを生むほど、大活躍。
日本人も大リーグで活躍できるということを証明し、日本でも、ＭＬＢ人気があがりました。


日本の野球界にとって本来は喜ばしい事柄（世界でも日本人野球選手は通用する）のはずが、野茂以後、日本人スター選手ＭＬＢに流出という現象を生むことになります。


イチロー・新庄・松坂・松井・ダルビッシュ・・・

日本人スターがこぞって大リーグに行ってしまい、

国内に残っている選手は、スターがいない状態になり、コアな野球ファン以外のライトなファンには、現在の野球選手の認知度は著しく低下してしまいました。

大リーグが人気でもＮＰＢに還元されないのがつらいところ。

サッカーでは、欧州にスターが流出しても代表で活躍するなどして国内サッカー人気に還元されますが、野球では大リーガーは代表として戦う場であるＷＢＣには辞退して参加しないので還元もされないので、野球の人気にもうまくつながっていないと感じます。

子供達が、イチローやダルビッシュみたいに大リーグで活躍したい！やファンが大リーグを通して野球ファンになることもあるけど、そもそも大リーグの人気もそんなにあるわけではないので、このままのペースで日本人野球選手がＭＬＢに流出したら、どんどんスターがＮＰＢからいなくなり、どんどん人気は今よりも低下していくと考えられます。


来季には広島のマエケンなどもＭＬＢ挑戦するかもしれないので、どんどん一般ファンが知っている選手が日本からいなくなって、忘れられてしまうことになっていくと思われます。


ＭＬＢにスターが流出することによって、さらにプロ野球の人気低下は避けられないと思います。

本来、ＮＰＢは流出を避けるために鎖国したほうが良いと思うけど、選手の希望があるためそれは無理なので、大リーグ選手が五輪やＷＢＣに参加するようなことをして、人気回復の手をうたないとダメでしょう。


ノムさんが、「選手が大リーグばかり行って…」とかよくぼやくけど、野球関係者は実際大リーグに選手をもっていかれたくないと思っていることが本心でしょう。

野球界は鎖国政策でもしないと人気低下の速度は下げられないと自分は思っています。


では、またです。

次は、クライマックスシリーズの弊害や野球視聴者はＭ３ばかりなどを書いてみようかなと。