なぜプロ野球の視聴率が下がったのか?を自分なりに考えて書いてみたいと思います。
1980年代1990年代にはナイター野球視聴率は20%台も多く、今では信じられないくらいの数の試合がTVで多く生中継されていました。
今では、ナイターで野球中継される数は数試合で、その視聴率も7%くらいと悲惨な状態です。
一方でサッカーの試合・特に日本代表の試合では20%を超える試合も数多く、W杯の試合では50%を超える試合も多く出現するなど、人気の差で、野球とサッカーは逆転してサッカーのほうが上になってきたといっても過言ではない状態と言えます。
なぜこうなったのか?
自分なりに考えて書いてみます。
プロ野球の視聴率を語るスレにこんなデータがあります。
・・・・・・・・・・・・
巨人戦ナイター視聴率の平均と試合数データ
2001年には巨人戦のナイター中継試合数140試合放送で、年間平均視聴率15.1%
2013年にはナイター中継数22試合放送で、年間平均視聴率8.5%
・・・・・・・・・・・・
12年間の間で、ナイター中継は118試合減。視聴率も6.6%も減り約半減。
TV業界では一桁のドラマやバラエティは打ち切りになるとよく言われていて、長きにわたって一桁でもかわらずに打ち切りにならない番組はこの野球中継くらいかもしれません。
30年前には20%連発していた大人気番組であったプロ野球中継がなぜ現在年間平均視聴率一桁台になるほどに人気低下してしまい、多くの人がプロ野球中継を見なくなったのかを述べてみます。
多くの理由があると思います。
まとめると、
1、プロ野球自体の人気が低下した。
2、サッカーの人気が上がった。
3、ネットの普及
4、プロ野球選手のMLBへの流出
5、野球への無関心層が激増した
6、ゲームやまんがやネットに多くの視聴者を奪われた
7、プロ野球を伝える既存メディアの退廃
8、少子高齢化
9、交流戦の開始
10、クライマックスシリーズの開始
11、小学生の野球離れ
12、日本人に「世界においては野球はマイナースポーツ」ということが知れ渡った
13、野球はおやじくさいというイメージの定着
14、野球世代別視聴率がM3だけに偏りすぎ
15、プロ野球ナイター中継への視聴習慣がなくなった
などなど、考えればたくさんあげられます。
これらをのちのちひとつひとつ詳しく書いていきます。
これらの理由の中で大きいのが、
2、サッカーの人気が上がった
4、プロ野球選手のMLBへの流出
5、野球への無関心層が激増した
14、野球世代別視聴率がM3だけに偏りすぎ
の4つだと思っています。
また違う日にいろいろ書いていこうと思います。
下は、視スレテンプレのプロ野球ナイター年間平均視聴率データです。
今年も、去年から視聴率は下がり続けています。
来年も下がり続けることでしょう。
・・・・・・・・・・・・
巨人戦ナイター視聴率(加重値Ver.) (2014/07/15終了時)
3月 4月 5月. 6月 7月. 8月. 9月 10月 年間 前年比 中継/ナイター/試合数
2001 19.4 17.4 15.0 14.2 14.0 13.7 15.0 13.1 15.1 ▼3.4 140-140-140
2002 25.7 16.6 17.2 13.5 15.9 14.9 17.2 15.2 16.2 △1.1 134-137-140
2003 16.2 16.2 16.1 16.2 13.3 12.1 *9.8 //./ 14.3 ▼1.9 132-140-140
2004 15.0 14.6 13.6 11.0 *8.7 *8.8 *9.7 12.2 ▼2.1 133-137-138
2005 12.9 13.0 10.1 *8.5 *7.2 *7.2 //./ 10.2 ▼2.0 129-140-146
2006 14.7 12.6 11.1 *9.2 *7.2 *6.8 *7.0 //./ *9.6 ▼0.6 106-137-146
2007 11.9 10.8 10.2 *9.0 *8.7 *8.1 *9.3 //./ *9.8 △0.2 *74-129-144
2008 11.0 10.3 *9.5 *9.0 *8.5 *7.9 10.2 15.8 *9.7 ▼0.1 *61-122-144
2009 12.2 *9.8 *8.9 *9.0 *7.5 *7.8 //./ 10.0 △0.3 *32-114-144
2010 *9.1 *9.8 *8.3 *6.9 *4.0 *6.0 //./ //./ *8.4 ▼1.6 *27-106-144
2011 10.0 *9.8 *9.9 10.7 *8.2 //./ *6.0 *9.5 △1.1 *19-109-144
2012 11.0 *9.2 10.1 *8.9 *8.7 //./ *7.5 //./ *9.3 ▼0.2 *20-105-144
2013 12.4 *8.2 *8.0 *7.6 *8.4 *9.2 *5.1 //./ *8.5 ▼0.8 *22-110-144
2014 *9.9 *8.1 *8.0 *7.2 *7.3 --.- --.- --.- *8.0 ▼0.5 *17-*56-*79
○年間加重平均 *8.03%(前回比▼0.07ポイント、16236.5/2021、17試合・20番組)
民放年間加重平均 *7.91%(前回比▼0.07ポイント、13930.5/1761、15試合・16番組)
○7月月間加重平均 *7.29%(前回比▼0.41ポイント、1633.6/224、2試合・2番組)
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1980年代1990年代にはナイター野球視聴率は20%台も多く、今では信じられないくらいの数の試合がTVで多く生中継されていました。
今では、ナイターで野球中継される数は数試合で、その視聴率も7%くらいと悲惨な状態です。
一方でサッカーの試合・特に日本代表の試合では20%を超える試合も数多く、W杯の試合では50%を超える試合も多く出現するなど、人気の差で、野球とサッカーは逆転してサッカーのほうが上になってきたといっても過言ではない状態と言えます。
なぜこうなったのか?
自分なりに考えて書いてみます。
プロ野球の視聴率を語るスレにこんなデータがあります。
・・・・・・・・・・・・
巨人戦ナイター視聴率の平均と試合数データ
2001年には巨人戦のナイター中継試合数140試合放送で、年間平均視聴率15.1%
2013年にはナイター中継数22試合放送で、年間平均視聴率8.5%
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12年間の間で、ナイター中継は118試合減。視聴率も6.6%も減り約半減。
TV業界では一桁のドラマやバラエティは打ち切りになるとよく言われていて、長きにわたって一桁でもかわらずに打ち切りにならない番組はこの野球中継くらいかもしれません。
30年前には20%連発していた大人気番組であったプロ野球中継がなぜ現在年間平均視聴率一桁台になるほどに人気低下してしまい、多くの人がプロ野球中継を見なくなったのかを述べてみます。
多くの理由があると思います。
まとめると、
1、プロ野球自体の人気が低下した。
2、サッカーの人気が上がった。
3、ネットの普及
4、プロ野球選手のMLBへの流出
5、野球への無関心層が激増した
6、ゲームやまんがやネットに多くの視聴者を奪われた
7、プロ野球を伝える既存メディアの退廃
8、少子高齢化
9、交流戦の開始
10、クライマックスシリーズの開始
11、小学生の野球離れ
12、日本人に「世界においては野球はマイナースポーツ」ということが知れ渡った
13、野球はおやじくさいというイメージの定着
14、野球世代別視聴率がM3だけに偏りすぎ
15、プロ野球ナイター中継への視聴習慣がなくなった
などなど、考えればたくさんあげられます。
これらをのちのちひとつひとつ詳しく書いていきます。
これらの理由の中で大きいのが、
2、サッカーの人気が上がった
4、プロ野球選手のMLBへの流出
5、野球への無関心層が激増した
14、野球世代別視聴率がM3だけに偏りすぎ
の4つだと思っています。
また違う日にいろいろ書いていこうと思います。
下は、視スレテンプレのプロ野球ナイター年間平均視聴率データです。
今年も、去年から視聴率は下がり続けています。
来年も下がり続けることでしょう。
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巨人戦ナイター視聴率(加重値Ver.) (2014/07/15終了時)
3月 4月 5月. 6月 7月. 8月. 9月 10月 年間 前年比 中継/ナイター/試合数
2001 19.4 17.4 15.0 14.2 14.0 13.7 15.0 13.1 15.1 ▼3.4 140-140-140
2002 25.7 16.6 17.2 13.5 15.9 14.9 17.2 15.2 16.2 △1.1 134-137-140
2003 16.2 16.2 16.1 16.2 13.3 12.1 *9.8 //./ 14.3 ▼1.9 132-140-140
2004 15.0 14.6 13.6 11.0 *8.7 *8.8 *9.7 12.2 ▼2.1 133-137-138
2005 12.9 13.0 10.1 *8.5 *7.2 *7.2 //./ 10.2 ▼2.0 129-140-146
2006 14.7 12.6 11.1 *9.2 *7.2 *6.8 *7.0 //./ *9.6 ▼0.6 106-137-146
2007 11.9 10.8 10.2 *9.0 *8.7 *8.1 *9.3 //./ *9.8 △0.2 *74-129-144
2008 11.0 10.3 *9.5 *9.0 *8.5 *7.9 10.2 15.8 *9.7 ▼0.1 *61-122-144
2009 12.2 *9.8 *8.9 *9.0 *7.5 *7.8 //./ 10.0 △0.3 *32-114-144
2010 *9.1 *9.8 *8.3 *6.9 *4.0 *6.0 //./ //./ *8.4 ▼1.6 *27-106-144
2011 10.0 *9.8 *9.9 10.7 *8.2 //./ *6.0 *9.5 △1.1 *19-109-144
2012 11.0 *9.2 10.1 *8.9 *8.7 //./ *7.5 //./ *9.3 ▼0.2 *20-105-144
2013 12.4 *8.2 *8.0 *7.6 *8.4 *9.2 *5.1 //./ *8.5 ▼0.8 *22-110-144
2014 *9.9 *8.1 *8.0 *7.2 *7.3 --.- --.- --.- *8.0 ▼0.5 *17-*56-*79
○年間加重平均 *8.03%(前回比▼0.07ポイント、16236.5/2021、17試合・20番組)
民放年間加重平均 *7.91%(前回比▼0.07ポイント、13930.5/1761、15試合・16番組)
○7月月間加重平均 *7.29%(前回比▼0.41ポイント、1633.6/224、2試合・2番組)
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