なんだかんだ言って、スポーツ(特に野球とサッカー)の視聴率に興味をもってプロ野球視聴率スレに入り浸ってかれこれ4年くらいになります。
4年以上前もたまに見ていたから掲示板の存在も知っていたし、よく読んでもいました。
本当に笑えて楽しいです。あと、日本のスポーツや日本の現状を知ることが自然とできて、勉強になり、すごく有意義です。
そんななか、自分が長いスパン(10年くらいのスパン)で視聴率を追ってきて、今、率直に感じる現状を。
野球………M3しか見なくなってきた。少年も野球を見なくなったし、プレーすることも少なくなった。
サッカー……日本代表の視聴率と人気は驚異的な高さ。世代別のバランスも良くてまさに理想的なドル箱的視聴率の番組に成長。子供はサッカーをプレーする子が増えた。特に女子が増えてきたのはなでしこ人気によるもので、驚きののび。
相撲……M3とF3しか見ていない。野球よりも世代別の高齢者視聴者のかたよりがひどい。
フィギュアスケート……F3とF2の人気が高い。女性に大人気。
他のスポーツについてはまたいつか。
この4つのスポーツの視聴率や環境についていえることは。
全般的にスポーツをM3やF3という高齢者がTVで多く楽しんでいるが、若年者が普段からそんなには楽しんでいないと言える。10年前・20年前・30年前の世代別からはそこそこM1やM2も多い傾向があったのに、最近の傾向でM3やF3がとても高い印象をもつ。
視聴の世代バランスが良いサッカー代表においては、視聴率が高くなる要因として、W杯や五輪やW杯予選やアジアカップなどイベントとしての盛り上がりからどの年代からも注目をうけて、相対的に視聴率が高くなっている印象をもつ。
野球に関して言うと、WBCなどのイベントなどはサッカーのイベントのように、普段は野球を見ない世代からもバランスよく見ている時も時々あるが、巨人戦のナイターなどの普段のペナントレースの試合の時は、いつもの「M3のみ」という極端なかたよりになってしまっているのが、ここ数年の傾向であり、そしてその「視聴の世代間の偏り硬直化」が低視聴率の要因といえる。
要するに、巨人戦のナイターのマンネリ化により、多くの世代から興味をもたれにくくなっているからだと思う。
25年前くらいに巨人戦ナイターを全戦地上波生中継をしていて、毎回視聴率20%連発していたことが、今思うと、夢か幻の出来事だったのではないのかとさえ、本当に思う。
この先、どのスポーツにおいても劇的に視聴率は変化していかないと思うが、スポーツの放送が多くなったり、視聴率が高くなったり、よりよい環境になっていって欲しいと願います。
あと10年は今のままの「世代偏り視聴」が続いていくとは思いますが。
子供のころは、毎日巨人戦ナイターを楽しみにして、親と一緒に見ていたものだけど、今では野球の試合を自分はTVで年1回くらいしかちゃんとみていません。
日本のお茶の間のTV視聴環境が20年くらいで、劇的にかわったんだなーと、実体験をもとにしみじみと感じています。ちょっと寂しい気分に少しなっています。
野球でもサッカーでもどんなスポーツでもよいけど、毎日いろんなスポーツを普段から生活の一部として見たりプレーしたりして多くの人と盛り上がりたいなーともちょっと思います。
ではでは、またです。