ビターキャラメル２こ

立て続けに傑作舞台を２本観ました。

「無伴奏ソナタ」と「容疑者Xの献身」

どちらも演劇集団キャラメルボックスの作品です。

すげえ。

これだけ力のある作品を２本同時にサンシャイン劇場とグローブ座でやってのける

キャラメルボックスの劇団力には圧倒される。

「無伴奏ソナタ」はオースン・スコット・カードのSF短編小説が原作。
「音楽の天才が音楽を禁じられたら」というキャッチコピーで
「生きる喜び」をこれでもかと感じる力作。
主演の多田君はもちろん素晴らしかったし、
小多田君やきりちゃん、若手のエネルギーの大きさ太さにも
嬉しくなっちゃった。
あと客演の文学座の石橋さんがめっちゃ素晴らしいのだけど、
実際お会いしてお話したら役とのギャップがあり過ぎて笑った。
東京公演は今日で終わり。
6月に神戸公演あります。
関西方面の方是非。

「容疑者Xの献身」は3年前に好評を博した作品の再演。
初演の西川さんが演じた石神があまりにハマり過ぎてて
正直どうなるんだろうと思ってたけど、
近江谷さんの石神もすごかった！！！
すごく良かった。
高校生の頃観てた時とは違う、
年齢を重ねた近江谷さんと達也さんの芝居は
やたら胸に突き刺さった。
初演を観た時よりも愛の物語であることがびしびし伝わって来ました。
個人的には石原さんの役がやりたいです。

え。
達也さんめっちゃ「死ぬしゃべ」聴いてくれてますやん。
面白い回は「これ面白いから聴いてみろ」と後輩に聴かせてるて。
あ…ありがてえ！！
そんな調布FM「森下亮・久保貫太郎の死ぬまでにしゃべりたい７万のこと」ももう８５回。
今週はけっこうびっくりのしばらく黙ってたヒミツ暴露あるですよ。
聴いてね！

写真は原田きりりととかげ。
どちらも成長具合が天井知らず。