DDI第二電電(株)が配った自動回線選択器です。電話番号の頭に0077つけないでもDDIから発信できました。
その後いらなくなったがナンバーディスプレイができるのでそのまま使っていました。
気がついたら、表示しなくなり熱くなっていました。
多分、電解コンデンサーがパンクしての電源トラブルだろうと分解してみました。
電源のプリント基板にある電解コンデンサーの頭がふくらみ、基板に固定した樹脂が割れています。
横から見ると電解コンデンサの頭がわずかに尖り、つま先立ちしているように見えます。電極部分のカシメも緩んで抜けかかっているようで電解コンデンサの内圧が上がったようです。基板が汚れたり腐食していないので幸い液漏れはなかったようです。
コンデンサのパンクで温度が上がったためかハンダにクラックが入っています。
nichikon製(旧日本コンデンサ工業) 470μF200V です。交換すればよいのですが、手元の電解コンデンサは耐圧50V以下なので使えません。買ってまでして修理する気もないので。
認証は96年、基板にTAMURAとありますので旧田村電気製作所、現サクサと思われます。連続稼働 約20年でダウンしました。