前兆:頭痛
2008年、11月上旬辺りから後頭部(特に首筋)がズキンズキンと痛むが、
もともと頭痛があるので、いつもの頭痛としか思わなかった。
通常は頓服薬としてボルタレンを飲んで、数時間すると痛みは治まる。
しかし、今回は痛みが治らない。けど、我慢し日常生活を続ける。
一ヶ月過ぎ12月中旬になると、夜眠れないくらい頭全体が激痛に襲われる。
12/21(日)の朝、痛みの限界を感じ、病院(藤沢脳神経外科)へ連絡し自
分の運転で行く。
すぐにMRI、MRAの検査をした結果、椎骨動脈に動脈瘤が発見される。
そして、緊急入院。
病名:椎骨動脈解離性動脈瘤
【入院期間】
2008年12/21(日)~12/27(土) 7日間
入院中の治療と生活内容
痛みをとるには麻薬を使うと・・・仕方なく承諾し、ずっと点滴。
4日目くらいで少し痛みが和らぐが・・・この日はクリスマス(涙)
部屋にはテレビもなく、ただ寝ているだけ。
食事は、12/24(水)から少し食べたかな?あまり記憶がない。
歩行は、転倒の危険があるので禁止。
トイレもベット脇に置いてあるオマル。
一週間入浴できなかったことも苦痛。
【入院中の検査内容】
脳血管造影検査、MRI、MRA
脳血管造影検査とは・・・
脳血管の形状(動脈瘤・動静脈奇形・血管狭窄)や位置(頭蓋内の占拠性病変・
外傷に伴う血腫の存在部位)の変化をみる為の検査です。
方法として、大腿動脈または上腕動脈にカテーテルを挿入し、首の頸動脈まで進め、
そこで造影剤を流し、脳の血管を撮影します。
カテーテルを挿入する太ももの付け根は、局部麻酔なので痛みはそんなにありませんが、
徐々に頭の中に入ってくるのがわかります。(気持ち悪いですよ。)
撮影する瞬間は、目の前に光が走ると同時に熱くなり、その後頭全体が絞めつけられる
感じがします。これを数十回やりました。
検査終わった後は、穿刺した側の足は6~8時間は止血するので動かすことができません。
【退院後の自宅療養】
2008年12/27(日)~2009年1/10(土) 15日間
まだ後頭部は痛みはある(激痛ではないだけ)
ずっと自宅で寝ている。
無理をすると動脈瘤が破裂する可能性があるから。
年が明け、徐々に痛みは和らぐ。
【外来通院-1】
病状の報告 2009年1/10(土)
この日にはもうほとんど後頭部の痛みもなく、食欲もある。
1/13(火)より仕事復帰
【外来通院-2】
MRI、MRA検査 2009年1/16(金)
経過観察の動脈瘤の形状変化を確認
入院当初と形状はあまり変わっていない。
しかし、大きさ7mm、形状がいびつで破裂する危険はありそう。
脳血管の専門医がいる、伊勢原の東海大学医学部付属病院で、さらに
詳しく検査をすることになる。
続きは、また次回・・・
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