goo blog サービス終了のお知らせ 

レッド・アンド・ブルー・オーシャン

経営戦略の基礎の基礎から、ブルー・オーシャン戦略まで。当面ベータ版。無断引用はお断りします

会田 誠「天才でごめんなさい!」 を勝手に解説する。ごめんなさーい

2012-11-25 | Weblog

勝手に解説(笑) 「会田誠、天才でごめんなさい」

天才でごめんなさい! はまだ公式カタログが出来ていないし、また会場の解説は本人が書いているので、信用できるところも、そうでないところもあります。美術展は感想を語り合うところに意義があるので、勝手解説にチャレンジ!(笑) 会場を一周しただけでトライですが、12月までに行かれるかたはこちらもご参照くださーい

コンテンポラリーアートは「難しいことを考えずに、感じれば良いのだ」ということも言われますが、もちろんそれは素人向けの言説です。映画でも音楽でも引用されている、元ネタやアソシエーションがわかれば数段面白くなりますよね。

彼が好きな芸術家は、

三島由紀夫

バルチュス
ヨゼフ・ボイス

と思われます

きっと、

モンドリアン

も好きなのでしょう

但し「わだばバルチュスになる」という作品の本歌は
棟方 志功 の 「わだばゴッホになる」
ですが、彼のファンかどうかはやや疑問です

ドイツ語、英語、フランス語を話しながら3人のインテリのマネをして作品をつくる面白いビデオがありますが、
一人はヨゼフ・ボイス 英語はモンドリアン、そしてフランス語はザンネンながらわかりませんでしたが、もしかしたらロラン・バルトかもしれません(誰か教えて)。

またR18コーナーもあり、ここはデートには向きませんが(笑)、エロ漫画の中に突然三島の映画「憂国」のシーンが入っていたりします。

「戦争画」コーナーはアジア侵略を反省するような絵画もありながら、「広島原爆ドーム」の隣に「紐育(ニューヨーク)空爆之図」で、いつかアメリカに仕返しにバクゲキしてやるという三島的な構図です。が本人の解説にはそのようなことは省かれています。
しかしこれがタブーで、あればオサマ・ビン・ラディンの物まねがもっとタブーな気はします。これは7分ですが、飲みながら見ると笑えます。オサマは911後に「ヒロシマはアメリカの大罪」 と言っていましたが、すぐに国内では報道されなくなりましたね。彼が紐育空爆之図(作成は911より前です)を見せて「僕はこれ嫌いじゃないね・・」というワケです。このビデオ、ロンドンでも展示したそうですが、大丈夫なのでしょうか(笑)

また大学生の時ドライブ中に「悟り」を開いたそうで、それを曼荼羅にしていますが、これわたしの仏教の「悟り」解釈(解釈できたけど悟ってはいませんよ(笑))と近いですね、というより、三島作品からの仏教理解そのものでしょう。

そんなシリアスな話題もありながら、ほとんどエロ、ヘンタイ系作品が多く、いったい彼の頭はどうなってんだという気もしますが、これこそが、三島由紀夫の「エロスと大義の融合」の2012年版なのかもしれませんね(笑)。

というようなことを考えながら11月25日「憂国忌」を過ごしています。

「憂国忌、今年は家で昼寝なり」 たぬき


付録:投資としての会田誠

展覧会で、彼のサポーターを募集しています
15,000円と50万円と二種類あります。15,000円のは絵画をもらえるのですが、これは飾るところに困る感じです(汗)。
50万円は高い!と思うでしょう。しかしこれは「考えない人」の小型版がついてきます。こちらも困る系統ですが、キンウンがつくということでしょうか^^
もしかしたら村上隆の作品のように急速に値上がりするかもしれませんので、こちらは投資対象として一考の余地があるかもしれません。(が投資判断はご自分の責任でお願いしますね)
http://www.mori.art.museum/contents/aidamakoto/sanka/index.html

http://www.youtube.com/watch?v=ELrt5oob8Tk
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロムニーvsオバマ

2012-10-23 | Weblog
生中継が見れることがわかり、つい見てしまいました。90分間の二人の討論最終戦。過去2回はそれぞれ一勝づつと言われています

内容の評価についてはいろいろ報道されるだろう。

私は自分が二人だったらという楽しみ方をするので、その視点で興味を引いたのは、

1.構造化:二人ともメッセージを構造化してわかりやすく伝えている。「ポイントは3つ」等、ビジネスマンの議論のようだ。持ち時間も各人2分はきちんと守る。最後にはほぼ両方の話した時間も同じになっていた。
もちろん、法律家とビジネスマンなのだが、今は世界の指導者に求められているのは「ビジネスマン」のような能力では

2.原稿は無し:TV画面で見る限りは、メモもないようだが。。。練習+アドリブ。それよりも話すことを完全に自分でグリップしていることがポイント。

3.水もなし:途中ロムニー氏は少し口中が乾燥していたように見えた。そもそも水差しも無く、大学の講堂のようだが汗もかかず、ハンカチも出さずに、乱れを見せない二人は本当のプロと見えた。

コミュニケーションの専門家はじめ多数のチームワークと準備、準備、準備 (Prepare, prepare, prepare)なのだろうが、どちらも見事

最後はオバマ、そしてロムニーの順だったのだが。ロムニーの締め方がしっかりしているような印象に残った。この順番が有利かもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

VGの「 リバース・イノベーション」 出版!

2012-10-01 | Weblog
世界の思想家 Thinkers 50 第3位 ビジャイ・ゴビンダラジャン教授の待たれていた本が出ました。

ダートマス大タックビジネススクールの教授です。
この名前はさすがに発音が難しいので(笑)通常 VG と呼ばれていますよ

ブログはこれです

http://www.tuck.dartmouth.edu/people/vg/blog/

リバース・イノベーション
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2050年の世界

2012-09-19 | Weblog
週末に一読の価値あり

忙しくて読む時間の無い人に、一つだけポイントをと言われれば、最後の章のまとめに

(世の中が良くなる理由として)「グローバル化による国際分業により、人々は、かってよりはるかに安い値段で必要なものを手に入れることができるようになった」

とあります。あたりまえのことに聞こえますが、これは「地産地消」はアカンということだし、「ユニクロが日本をダメにする」といった俗説にも反対ということですよ。・・・(笑)


2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する
クリエーター情報なし
文藝春秋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフリカ市場をどう攻めるか

2012-09-18 | Weblog
ヨーロッパでも中国でもここ数年ホットなのはこの話題。

INSEADではアフリカを「現地探査」するコースが大人気だし、上海CEIBSでもアフリカ分校を造ったとのこと
もともと中国はアフリカにアプローチがさかんな国でもあった。

インド(最新の日経ビジネスはインドです)や中国でなく、なぜアフリカなのかというと、これからマーケットが伸びそうだというのももちろんあるのだけど、インドや中国はいわゆるMBAプロトコルが普及してしまったという点が一番大きいと思う。

この国はビジネスマンに「共通言語」が普及したので極論すれば、あとは実行あるのみなのである。なんだかビジネススクールが宣教師の集団のように見えてきましたね(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海のビジネススクールに行ってきました

2012-09-12 | Weblog
先日中国上海にあるCEIBS(China Europe International Business School) 「中欧国際商工学院」 を訪問してきました。

ここはEUと中国政府の合同事業で94年に設立されたビジネススクールです

おかげで、中国人CEO向け、中国語!で実施するエグセクティブ・コースというあまりない体験ができました。「エグセクティブ・コース」は、企業幹部に対してのトレーニングと思ってもらえれば良いです。費用は会社負担。


今回は「中国のCEOのためのリーダーシップ」(Leadership for CEOs in China: A journey to leadership at peak) 7,9,10,12月各3~4日、12月はスイスでフィニッシュという楽しそうなもの。計 13日間で330万円也 (258,000RMB) このくらいが国際標準価格。


年商200億円程度の中堅クラス企業のCEOが36名参加。「飲料」、「塗料」、「不動産」、「建設」、「小売り」「機械」等業種もいろいろ。30代から40代が中心か。

参加者はポロシャツ等のカジュアルなのですが、センスはかなり疑問。。。。地場の中小企業社長!(失礼!)という感じ(笑)。また36人中英語が出来るのはわずかに2名! 中国の売上1000億円程度のCEOは留学経験もあり、英語はもちろんファッションももっと洗練されているので、今回は国内、地方で勉強してそこそこ成功しているひと中心なのかも知れません。例えばコースのコーディネ-ターの女性教授は中国本土生まれで米国籍保持、カリフォルニアで大学卒業、博士号取得でこの人がワンランク上の感じです。

但し他は日本と変わらないか、少し進んでいます。

スマホ2台持ちで授業中に写真を撮ったりしていますし、クラスでの発言は日本より活発。英語は「力技」で国際会議レベルの同時通訳を後ろのブースに3名入れています。なので私も理解できるわけです(笑)(本来は教授用)パワポも3画面で「中」「英」「中」。教授は海外での博士号保持者中心なのでこうなるのですが、そのくらい吸収欲があるということでしょう。しかも女性参加者が3~4割です。

ケータリングはフランスソデクサ社で国際レベル。サンドイッチ、フィンガーフード等とコーヒーで、「点心」ではありません。ただし英語が出来ないせいか、ヨーロッパでのように知らない人に話しかけてくることはありませんでした。

内容では、参加者が最も大切なものは?という質問に全員が「ファミリー」と答えたことにやや驚きました。中華な「福禄寿」の「福」(子孫繁栄)というより西洋的なニュアンスの「ファミリー」のようで、

「ファミリーとの時間をももう少しとるためには」
「家庭は疲労回復だけでなく、仕事と同じようにエネルギーを注ぐべき」

といった方向で議論が盛り上がりました。
お金や権力や共産主義でなくファミリーが大事というのが少なくともPC(Politically correct)な常識になっているようです。ここでも池上さんと私が最近唱えている世界のビジネスマンコンバージェンス(均一化)説が証明されてしまいましたね(自画自賛(笑))。

ここはMBAコースもあり、こちらはすべて英語なのですが、日本人参加者によると18か月で学費は450万円とのこと。これも強気ですね。

さて、日本人の教授はいるのかとパンフレットを見たら一人発見!なんと元ATカーニー代表の安田隆二さん。さすがですね^^ 私も日本語の通訳をつけてもらって(笑)、一度はやってみたいものです


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ビジネス・スクール」とは本当は何なのか

2012-08-23 | Weblog
覚書スタイルでパラパラと

‐ビジネス・スクール=「経営大学院」という訳は誤解を生みがち
‐原語はGraduate School of Business Administration
つまりアメリカに良くあるGraduate School 専門職大学院
 なのでピュアなアカデミアからは、一段低く見られていたのは確か。イェールのは学部に比べるとちょっと?だし(関係者の方見てたらごめんなさい)プリンストンにはありません。
(しかし「プリンストン・レビュー」というMBA受験対策校があるのは面白いですね)

 ManagementでなくBusiness Adminisitarion なので日本の特に国立旧一期校(古すぎ(笑))の「経営学」=「組織論」 とはほとんど関係ない。が日本は訳語がどちらも「経営学」となっているので、混同されて議論されていて。経営学部や経済学部の上に大学院が出来ていたりする。たぶん監督官庁や教授でもわかっていない人がいる(少なくとも昔の京大にはいました(笑))

‐職業訓練学校に近い存在だけど、日本の文系(という表現は良くないが、あるいは「非科学系」の)「大学院」よりはるかに学問的には固く、ハイレベルなものが求められるのは確か。博士号、リサーチペーパー、ジャーナル(学会誌)、ケース(事例研究)等で「科学的」「学術的」なアプローチを担保しつつ。その適応範囲を外つまり実社会に広げようとしているが、一線(笑)は越えないようにしている。特に統計的に有意か否かがポイント。
がこれはアカデミックな証拠が出来るまでには労力、時間がかかるので、実際のビジネスに早く適応したい気持とのディレンマあり

‐教授は「頭の良いビジネスマン」と思えばよい。日本の国立大学の教授が好む左翼的、清貧(笑)ではなく、儲かることが大好き(と認識しないと付き合いで誤解が生まれる)

‐MBAは現在では一流校のコアビジネスではない。しかし参加者は1~2年間自費で行くのでMBA卒業生は帰属意識が強く同窓会の運営や寄付には必須。 エグゼクティブは期間も短く社費なので、よほどネームの良い学校(ハーバード)でないと卒業生とは本人もアタッチがない。

‐MBAはとにかく厳しくやる。一定数をキックアウト(放校)することもある。では生徒が成績を優しくして、例えば「全員Aにしろ」というかと言えば(ここが日本と違うので注意)「成績にきちんと差をつけてくれ」とクレームが出る。成績そしてMBAの学位は自分の能力の品質保証なので、誰でも取れるとなれば自分の学位(=投資)は将来意味がなさなくなるから。

‐しかしここ10年で、一流校以外はMBA=運転免許書程度の扱い。ビジネスで成功したいのに、持ってないのは、世界中でなぜなのか疑問を持たれるくらいに普及(ここも日本と違う)特に新興国、インド、中国等

‐「エグセクティブ・エデユケーション」と呼ばれる、企業幹部を短期間教育するコースがビジネススクールのコアビジネスとなりつつある。企業負担なので、高価格が取れる。教授も最新の企業動向の知識が入り、楽しい。MBAは20代の攻撃的若者なので教えるのも疲れるし、採点も大変。よって、若手教官がMBAを教える。この最中にテニュアと呼ばれる正式、終身雇用になれるのかも決まるので教官側もしんどい期間。これを過ぎて偉くなるとだんだんエグセクティブでしか教えなくなる。したがって有名教授がいる学校でMBAで習おうと思っても2年で1時間しかなかったりする。

‐MBAは自費でビール、エグセクティブはシャンパンディナーも費用に入っている

‐もっとも日本人が解ってないポイントは、「エグセクティブ・コース」の多くはいわば「ペイド・プロポーザル」だということ。
戦略コンサルティング業界はプロポーザル(提案書)を出して仕事につなげるのだが時々これにお客さんがお金を払うことがあります。リサーチに時間がかかるときなどです。

「エグセクティブ・コース」はまさにそれ。コースでお試しして気に入れば「先生(教授)、うちの会社の相談に乗ってください」とコンサルティングを頼むのが正しい使い方。参加者は「サービスの仕入れ」に来ている訳です。コースのフィードバックで満点つけて、何もないと、なんだか変な感じを受けるようです。

もっともダメなのは

「先生素晴らしかったです。うちで一度、自分たちでやってみます!」

で、これを言うのは日本企業。面と向かってこういうことを言う神経が解らない。。。と思われ、世界の失笑を買っているということに気づいていないのです~(笑)

少し日本に詳しい教授は「日本人はずーっとノートを取っているけど、ディスカッションにも参加しないのは英語ができないからだけでなく、帰国して自分が説明したりやったりしないといけないからだろうね」「2週間でそんなこと出来る訳ないのに、なんで何でも自分でやろうとするのかね」と寛大に笑っていますが・・・

そろそろ金曜日夕方です。皆さん良い週末を!
Bon weekend!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1000億円とか1兆円とか、どのくらいのお金なのだろう

2012-08-17 | Weblog
経営者もひとにより大企業で力を発揮する方もいれば、300人くらいの会社が個人個人が把握できて良いという方がいる。
お金もそうで、わたしはお恥ずかしいが、大きな額は実感が良く掴めなくなるのです。さすがに本業の企業経営については1兆円でも5兆円でも把握できますが、ご公金になるとなんとなく実感がわかないのです。

そこで考えました。

ざっくり言って今まともに税金を払っているのは10人に1人でしょう。
(いろいろ名目はありますが、払っている方たちは江戸時代もびっくり(笑)で大体負担率「五公五民」くらいです)

例えば1000億だとすると、良く新聞に出ているのは人口1億で割り、一人当たり「1000円」です。しかしこのブログの読者の方は大体その10倍で「1万円」だと思えば良いのでは(私も含めてね)

10倍して、単位を2つ落とす(兆から万へ)と簡単では

例えば
‐アフガニスタン復興に 2400億円→2.4万円
‐IMFに 5兆円→ 50万円 (たしかユーロ救済?何でこんなの出すの?(笑)))

ついでに
‐予算 92兆円 → 920万円
‐国債 発行残高 700兆円 → 7000万円

うわわ、ナイトメア(悪夢)(笑)。。。明日もう一度計算しますが、間違っていると良いね。。

では良い週末を!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「そもそも仏教とは何ものなのか」という本を読み、日本人について考える

2012-08-09 | Weblog
副島隆彦氏の本はいつも賛否両論であるし、私としても、納得できるところ、そうでないところがあるのだが、常に刺激をいただけるので購入してしまう。今回は仏教についての本。

問われれば「私は仏教徒・・・かな」と答える人が多いこの国、でも拝んでいるのは本当に「仏様」「仏陀」「釈尊=ゴーダマ・シッダルダ」の教えだったり、その姿(仏像)なのだろうか


「観音菩薩」や「弥勒菩薩」は見るからに女性だし、これが本当に「ブッダ」なのか?という問いから入っていく。「菩薩」はウイキペディアで見てもそもそも「修行中」の身なので悟りを開いた仏陀とは違うはずである。なぜこれらが信仰の対象となるのか。

内容そのものは「仏教版ダ・ビンチ・コード」のような展開となるのだが、これを読んで私は少し違う事を考えてしまいました。

日本人が大きな問題(例えば自分が拝んでいるのが「仏」像なのか)に、根源にまで迫れないのは、アメリカの日本占領政策に原因があると思っていたのです。原爆しかり、CIAの対日工作しかり、IMFやアフガンへの今回の資金拠出も(笑) だれも何も言えないようにタブーが造られていて、そのせいで突き詰めて考えることが出来なくなっているのでは、と思っていました。

誤解なきように言えば、これはアメリカ批判ではなく、自分が占領の責任者となるとそのようにせざるを得ないだろうと理解しています。言葉もわからない国であるし、期間は少なくとも60年、つまり関係者の多くが鬼籍に入るまで。

しかしこの本で指摘している、仏教の問題は大戦はるか前である。もともと日本はこのような国民の性質なのかもしれません。

さらに、イラクはじめ「占領」にあたってアメリカは日本を成功例としてすんなり行くと思ったら、さにはあらじ。でもそうではなくて、日本が特殊な国民性をもった例で、だからこそ、「たまたま」うまく行ったと考えた方が実態に近いのではと考えました。


更にこの本で出てきた「ブッダの言葉」これも素晴らしくお勧めです。

隠された歴史 そもそも仏教とは何ものか?
クリエーター情報なし
PHP研究所


ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地方・地域の活性化

2012-07-19 | Weblog
という題で講演準備中。


「どんな地域でも良いものが隠れているので、その強みを生かしましょう。再生しましょう」
そのためにご公金の投入(笑)というのが受けるパターンのようだけど

まずは自助努力、そして世界に眼を向けないとね。東京、首都圏との情報格差は確かにあります。熊本のような大都市でも日経の夕刊はありませんし、インフォーマルな情報は東京でしかとれないものが多いのです

しかし対海外であれば、実はあまり変わらない。CNN BBCもリアルタイムで見れるし、ネットでFT(FInancial Times)も読めるでしょう。FTは今でもだと思いますが紙媒体では都心三区しか配達してないので、図書館以外ではアクセスできなかったのです 海外一流教授の授業も続々とYoutubeにアップされていますよね

しかし、地方でこういう情報を取っている人は殆どいません。これはもったいない気がします
取っている人は直接世界とつながり始めています、なのでかえって地域にはお金が落ちないというもったいないパターン。熊本の松本農園なんかもそうですね。フランスのスーパーで評価された

物理的にアジアや近い場所なんか、もっと出かければ良いのにと思うのですが。。。

本田 宗一郎が昔 「世界一であってこそ日本一だ」といって社員を鼓舞したように、情熱を持たないと何をやっても始まらない気がします。

ブログを書いている場合ではなく資料を造らねば、なのですが。。。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする