京阪神の鉄道メモ

~阪急電鉄を中心に。

2011年の関西の鉄道ダイヤの主な動き(1)

2012-08-08 | 関西の鉄道
 久しぶりの更新です。昨年の関西の鉄道ダイヤの主な動きを、2回に分けて振り返りたい。


●阪急京都線土休日ダイヤ修正【5月】

 快速特急と堺筋準急設定がメイン。快速特急の停車駅は、梅田、十三、淡路と、桂、烏丸、河原町。4往復で、京とれいんによる運行。また、データイムの準急の半数を梅田発着から堺筋線直通に変更。詳しくはこちらへ。
 快速特急は特急の続行運転のため、所要時間は特急と大差はないが、停車駅の少なさとシートの快適さはよかった。だが、リニューアル前の車両も乗車したいと思わずにはいられなかった。車内放送は4か国語(日、英、中、韓)によるが、特に外国語のところは冗長に感じるので、もう少し短く工夫して欲しい。


●京とれいん運行開始【3月】

 6300系車両(6354F)が京風にリニューアル改造された、京とれいんの運行が開始された。5月のダイヤ修正までは梅田~嵐山間の快速特急に充当され、土休日の1日1往復。


●JR線ダイヤ改正(3)~北近畿特急ネットワーク【3月】

 北近畿特急ネットワークが大きく変化。
 新型車両287系が投入され、文殊、タンゴエクスプローラー、及びたんば、タンゴディスカバリーは廃止、北近畿はこうのとりへ改称。大阪方面からKTR線への直通列車がなくなり、福知山駅での乗り換えが必要となった。ただし繁忙期の一部のこうのとりは、KTR線への延長運転がある。
 雷鳥も廃止された。


●JR線ダイヤ改正(2)~九州新幹線【3月】

 九州新幹線の博多~新八代間が開業し、博多~鹿児島中央間が全線開業した。
 種別はみずほ、さくら、つばめの3種類で、みずほの全て、さくらの一部は山陽新幹線と直通運転。新大阪~鹿児島中央間を最速4時間弱で結び、利便性が大きく向上した。直通運転は、一部時間帯を除いて1時間に1本程度。詳しくはこちらへ。
 博多~新八代間の在来線特急リレーつばめは廃止された。


 ※アーバンネットワークの改正はこちら