気のむくまま♪遊歩と小生物の日々

温暖な海辺の町でカメや水槽の住人たちとのんきに楽しい暮らし。時々空を飛ぶ。

日曜の朝、にわかおじさん。

2010-01-31 14:13:22 | Weblog
今朝うっすら目覚め、時間見たら5時20分、あーフトンが暖かいな…とまたウトウト。気付いたら7時になってた。ま、こういう時もある。ラジオ体操は後でCDですることにしてティーバックの紅茶飲んですっきりトイレも済まし、散歩。湿気のせいか暖かい。雨は上がって地面はしっとり濡れてる。
大潮のはずだけど、もう干潮時間は過ぎてるし、でも川底は出てる。今日はマガモの姿は見えず、2箇所ぐらいに分かれてヒドリガモが20数羽、朝の食事中。マガモと違ってフィーユ♪って、鳴声が可愛いんだよね。
お城下の県立高校後に今春新設した有名私立Y校の体育館と教室に明かりがついてる。試験の採点とか準備なんだろうな。
浜は静かでわんこの散歩人も一人二人。海の家の窓際のイシガメくん3匹とメダカの水槽をのぞきに行って、足跡のない波打ち際は後ろ歩きで。振り返ったら遊歩道をにわかおじさんが。「後ろ向きに歩きよると?」「ハーイ、時々。」「野球の、練習場に行ったら、だーれもおらんもん。」「この天気だから?」んー?と首をかしげながら、子供を抱いた観音様の前で立ち止まってる。いわれを聞いたら、昔はこのあたりで大人も子供も水死者が多くて、有志がお金を集めて宗派は関係なくお地蔵さんのような形で立てて、祈ったんだって。そういえば子供のころ、海水浴に連れてきてもらったら、やぐらに監視の人が2箇所くらいいたように思う。「あたしがここで手ば合わせよったら、あー、あのおじさんな、昔どんな悪かことば、したとかて思いよるじゃろ?」「そーんな!考えもしませんってば。」「違うとばい。歳とってきたら、自然と手ば合わせるごとなるて。息子も、知らん顔しよったばって、こん頃はちゃんと仏前やら手ば合わせるごとなったもん。」「長く生きてくるといろいろ分かってきますもんねえ。」通る散歩人も今日は一人もなくて、元教師らしいにわかおじさんと、お城下の私立校の話から、つい教育やらなんやら長話になってしまった。最後に、あ、お参りば、忘れるとこやった、と手を合わせ、あたしも変わりもんばって、あーたも変わりもんかもしらんね、と。帰り際に、「人はいろいろありがたい事ばお願いしよると思いよるけど、あたしはジュラルミンのカバンば、拾いますようにて、しよると。」とやっぱりジョークを飛ばし、去っていった。

写真は新年会で行ったレストランの庭で。ワタシ以外のメンバー、多分顔見えないよね?

ウサギさん

2010-01-30 10:11:48 | Weblog
ここんとこずーっと海は静かだし、目に付く漂着物もなく、ひたすらてくてく歩く。時々後ろ歩きしたり、足元の貝殻を引っくり返したりしながら。投球練習おじさんのボールが一個、ぷかぷか波打ち際を離れていく。「流れようよー!」と言うと「もう間に合わん。」またゴミ流して、仕方ないねえ。
今日も少し先のウサギの家から戻ろうと松林に入ったら、近くにウサギさんが2匹モゴモゴしてる。けっこう近いから写真いけるかな?カメラを取り出すとやっぱりくるっとお尻向けて。戻ってくるにわかおじさんが、「写真とってもらいよるね。あーあ、向こう向いて。尻ば蹴飛ばしとりゃせんね?」「そんなあ!」「あっちの一匹も一緒のほうが面白いかもしれん。」「遠いんですよね、(松林で)暗いし。」「投稿とかすると?」「いや、自分のブログ用です。」「いろいろすっとねえ。」「遊びですよ。」
昨日は首輪つけた太目のにゃんこがねらってた。ウサギさんたちは慣れたもんで、ちゃんと距離をとって隙を見せない。取れないと分かっていてもねらうのは飼い猫でも本能だね。

ネコと言えば、前に、洗って干していた木の餅箱の内側をノラ猫に爪とぎされて傷だらけ、ショックだったけど、また洗いなおしてこんどはネコに手出しされないよう、布団干しの上に2つ並べて干しておいた。夕方、さあよし、と下ろしたワタシの見たものは…ぎゃー!点々と鳥のフン!しまった!イブキの大木の下だから、ミカンを食べにやって来るメジロとウグイスだ…。なんてこった。不覚。またもやごしごしタワシで洗う羽目に。自然って油断ならんね。

新年会はスペイン料理♪

2010-01-28 22:07:34 | Weblog
昨日は年に一度の新年会。中学の仲間と4人で毎年集まってランチ。福岡の姪浜駅で集合、車で糸島半島の海沿いのスペイン料理店を目指して、○○駅の近くから入って○○の交差点から左に…あー、あれかいな、いいっちゃない?うん、それやろ、目印がないけんねー、なんて地図を広げて道を探しつつ積もる話もしつつワイワイ。このあたりは福岡の奥座敷ってとこか、点々とレストランや和食屋や工房、ギャラリー、それに、九州大学も移転してきたからねえ、といってもまだ自然は残ってる。
ようやく昼近くに到着。ふつうのお宅でレストランを開いているのでグランドピアノ、スペインのリヤドロ人形やいろんなもの飾ってあってくつろげる空間。ガラス越しにきらきら全面の海!予約していたパエリヤのコースはマッシュルームをガーリックたっぷりのひたひたオリーブ油で焼いた?のと自家製酵母パンから始まって生ハムのシャキシャキグリーンサラダ、ホタテの小品、薄切りパン、スープ、それからパエリヤ!おしゃべりをしながら、ちょうどよいタイミングで優しいデリケートな味わいの料理が運ばれてきて、大満足。デザートはチョコレートケーキとキンカンの砂糖煮にヨーグルトソース。台湾のウーロン茶もおいしかったなあ!
その後は由緒ある桜井神社に寅年女4人還暦のお参り?とても古くていい建物や石橋、木立のたたずまい。お正月はぎっしりの人出で大渋滞らしいけど、ゆっくり見て歩くことができた。
帰りは野菜や魚を買いたいと言う2人の希望で直売所を二軒回り、どっさり買い込んでまたねー!と姪浜で解散。ワタシはそのまま地下鉄で天神の映画館へ。レディスデイだからね、出たついで有効に、6時からの「オーシャンズ」美しく力強いリアル映像に圧倒。イルカの集団狩りと魚を追って雨のように海面に突き刺さる水鳥のシーンには息を呑む。シャコとカニの戦いも笑えるし。自然にゃかなわない。もっと謙虚にならなきゃ。
それから歩いて実家へ、母と夕飯食べてお泊り。冬物ファイナルバーゲンにあちこち引っかかりつつ(景気向上にちっとは貢献せんとね。)大荷物で今日帰ってきた。

冷えっ!

2010-01-26 11:37:03 | Weblog
予報通りの冷え込み。暖房全開でラジオ体操すませ、外に出たら、そうでもないか?じゃないよ。マイナスだね、これは。風がない分ましだけど、海ではどうかな。
薄暗い川面にアオサギが4羽じっと突っ立ってる。ヒドリガモは寝てるのが2羽、残りの10数羽は浅瀬で藻をつついてる。空気がきーんと冷え切って空が澄んでる。昨日は星がいっぱい見えたもんね。
砂浜はカチカチに凍って少し歩きにくい。波打ち際は歩きやすいので刻々と明るんでくる東の空を眺めながらしばらく後ろ歩き。冬は北風が正面から来るので、後ろ向きのほうがいい。遊歩道を歩くにわかおじさんが手を振ってあいさつ。投球練習おじさんもがんばってるな。いつものおばさんが砂浜に下りてくる。久しぶりだ。「どやんしよった?沖縄は?」そういえば帰ってから一度も会わなかったっけ。こっちが雪の日に沖縄でも10℃切って寒かったこと、最後の宿では(安宿を今回4つ替わって泊まり比べた)個室にも暖房がなく、毛布とタオルケット程度の薄っぺらい夏掛けしかないので、風邪引いちゃたまらんと、2段ベッドの上段のも持ってきて縮こまって寝たけど、こんなん、初めて、もうひとつの宿は共同スペースに暖房がなくてスタッフが厚手のセーターにマフラー、毛糸のキャップで仕事してた、とか、笑い話。でも、沖縄って生活するだけでのんびりするよ、と。
次男のメールではまだ沖縄も寒いらしい。こっちに比べればたいしたことないけどね。
今日は一日晴れらしい。暮れに使った餅箱、もう一度洗って日光消毒しなければ。気付いたら、底にいっぱい引っかき傷ができてて、ネコめが爪とぎしたらしい。昔の貴重な餅箱なんだぜ!相方に言うと、ネコが触れるような所に干すのが悪いとさ。ちぇっ。

温泉続きの週末

2010-01-25 09:49:07 | Weblog
平戸へは家族で行ったのが20数年前、子供らが3、4歳くらいで母も一緒に大きな観光ホテルに一泊したっけ。福岡からだったし、ドライブ自体がけっこう長くて大変だったような。
昨日は相方とゆっくりしてて、午後1時過ぎてから急に、天気いいから平戸に行って見よう!ということに。地図を見ながら海山景色を楽しみつつ、道の駅で弁当、惣菜など買って昼ごはん。うまいんだな、地元の弁当って。おおおー!と感動しつつ平戸大橋を渡り、(水仙がいっぱい咲いてた。うちのほうでは今年は寒かったせいかやっと咲き始めたくらい、福岡ではもっと早くから咲いてると母の話。)天気はいいけど北風冷たく、今日はざっと下見、ってとこでザビエル教会に行ってみた。上五島の教会と作りは同じようで美しいけれど、車で渡れるだけに観光客もわいわいしてて、これでは柵で仕切って中に入れないわけだね。あと少しばかり平戸内を走ってから戻り、展望露天のあるホテルの温泉へ。
夕方になってたので入ってるうちにだんだん暗くなって、窓から一望できる海を隔てて平戸大橋に明かりが灯り、平戸城やザビエル教会もライトアップしてそれはそれはきれい。行き交う船も楽しく。久しぶりにジャグジーとかいろいろそろったでかい浴場、電気風呂とかいうのがあって、ん、どうかな?と足を突っ込んだら、びりり~!うひっ!!あわてて出た。ありゃ、ゼッタイ、体に良くないと思うけど。平気で浸かってる猛者もいたね。
次回は生月のほうまで、暖かくなって海遊びできるようになってから行こう。直売所で、野菜や生ピーナツなど手に入れて、音楽聴きつつおしゃべりしつつ楽しいドライブ。

前日土曜はいつもの寺浦温泉。地元のおばあさん(と言っても70代の上品な)が、親しく長々話しかけてきて、楽しかったけど、のぼせそうになった。一人暮らしでままごと程度の畑を、薬は使わず、声かけて愛情かけてミカンやなんか育ててるって。それはおいしくできてくれます、って、絵が浮かぶ。元美人(今でも)のおばあさんの肌は温泉のせいもあるだろうけど、日焼けしてなくて、ツヤツヤ。この温泉の良さをわかってもらって、もっと来てくれるといいですね、と言うので、大丈夫、教えた人はたいてい常連になってますよ、口コミでもけっこう皆さん知ってますよと言っておいた。実際、お湯は最高、海は見えるし魚も旨い。(2回昼食べただけだけど)だから本音を言えばあんまりドヤドヤ来て欲しくないんだけど。

何の骨?

2010-01-22 10:03:58 | Weblog
昨日の朝はぞっとするほど暗かった。起きるのを一時間間違えたかと思ったくらい。雨はぽそぽそ少しかかる程度で暖かい。暗い空が徐々に明るんできて世界に色が灯りはじめ、街灯がすっと消える瞬間は、すてき!と思うけど、分厚い雲でこんなに暗いのはいやだな。
で、今朝は薄曇で明るい。昨日よりさらに引いた川底ではアオサギが5羽、まだ首をすくめて突っ立ってる。シラサギ、少し大きいからチュウサギかな?は歩き回ってエサ探し。カモたちは浅瀬で朝ごはん。お城は鳥たちの声でにぎやか。風はないけど、海はどうかな?
昨日魚食べたいなと魚屋街に行って中の八百屋で美味しいミニトマトを買い、各店のぞいたけど、品数が少ない。よく買うおばさんのとこもカキとなんかちょこちょこ…。「もう無いねえ?」と聞いたら、「海の荒れとるけん。明日はもっと荒れるよ。」天気の話なんかして、一匹残ってた17cmくらいの黒い魚、一人だから、これもらおうかな、と言って計ってもらって「150円、これ美味しかもんね。」メジナかな?(あとで聞いたらタナゴって。ウミタナゴと言う、スズキ科の魚)こんな安いの一匹でもこの店はちゃんとお腹出してくれるんだよね。塩焼きしたらとても美味しかった。あぶってかもに似た感じ。で、その魚屋さんの言った通り、今朝は海、荒れてる。
打ち上げられたいつもの貝殻の中に、マテガイも。あ!骨!巨大な…。何だろう??動物?そばに別の骨片も。カラスの足跡が一羽分、点々。あ、骨見つけ!なんだ、身が付いてない、ちぇっ!といったとこ?興味はあるけど骨まで拾ってたら家中タイヘンなことになるので写真だけ。

動物話

2010-01-21 19:36:37 | 生物
家を数日空けて帰って来ると、リビング前の石の踏み石の上に横たわって当然のようにくつろいでる白灰色のぶちネコ。こら!ここはワタシんちだぞ!と怒ると、ふ~んといった顔でシカト。さらにシッシッと追い立てたらやっと立ち上がり、のっそり歩いてく。
茶トラネコは留守じゃなくても平気でワタシの目の前を堂々と歩いてる。もちろん、臭い落し物も。数匹のネコが出入りしてる。草ぼうぼうの昔の原っぱのような庭だから、仕方ないか。鳥はメジロ、ウグイス、ホオジロ、イソヒヨドリ、カチガラス、カラスにハト、スズメ、トンビ。
そういえば、昨日朝、タヌキらしい動物を町田川の川べりで見かけたなあ。引き潮で広く底が出た川岸に、茶色いモノが石垣伝いにひょこひょこ下りてきた。ネコじゃない。ムク犬?違うなあ。てーっとまた石垣を登って旅館の裏庭のほうに。と思ったらすぐまた後から同じ色の小さいのと大きいのが同じコースで現れて消えた。親子だね、遠くてはっきりは見えないけど、きっとタヌキ。イタチじゃなかったと思う。
写真は那覇、服を売る小さい店の中で、ヒーターつけた寝床でぬくぬく。沖縄のネコは寒がり。どこのネコもほとんどこんな風にゼイタクに寝てた。

This is it! ほか。

2010-01-21 10:13:33 | Weblog
昨日の朝は明け方から風が吹き、雨戸がガタガタ鳴っていた。外に出るともあっと暖かく生ぬるいような風が冬らしくない。引き潮の町田川はマガモ、ヒドリガモ、大勢食事中、セキレイ、コサギも。空を見上げれば北の大島方面から毎朝渡ってくるカラスの大群。トンビが高く数羽舞い、種類分からないけど小鳥の群れ、ハトの群れ、スズメたち、なんだか鳥に落ち着きがないのは大気が不安定だから?河口の城内橋渡ってると、巨大な龍のようにのたうちながら真っ黒いウの大群が水面に下りてくる。2、300羽くらい?
お城の石段上がってると暑くなってきたので、マフラー取って上着のファスナー全開。坂道下りて、遊歩道の掃除してるおばさんに「温っかですね。」と声をかけると、「もう、汗の出るごたる。」今日は上着無しだ。ヘンな天気。浜は特に何もなく、さっさと水汲んで戻る。
今日は映画見に行くからね。朝食ささっと済ませ、カメと水槽の世話をざっとやって着替え、バスセンターへ。待つ間、福岡の友人を電話で誘い、時間と場所決めてバスに乗った。何見るかって?THIS IS IT!これは音楽好きとしては見ないわけにいかんでしょ。混むと思って早めに行ったのですぐいい席に着けたけど、案の定、いっぱい。
結果?もう、言うことないでしょ。体が反応して足踏み鳴らして踊りたくなる。こんなに真摯に完璧に音楽とエンターティメント作っていく人だったんだ。その情熱と才能にに人々が賛同し、すごい舞台を作り上げていく過程の面白さ。胸が震え、痛くなる。歓喜と涙…。
見終わって、友人と遅いランチ、チャリで来た彼女と一緒に歩いて実家へ。中学の同級生だから、家は近い。久しぶりだからお母さんの顔見て帰るね、と実家まで。玄関先で母に挨拶して帰るとこに、バイト帰りの姪が来た。友人は雨降りそうだからとそのまま帰り、姪と母とまた話が盛り上がる。姪はTHIS IS ITを2度見たそうで、2度目に夜の部を見たときは、映画が終わると拍手が沸き起こったって。わかる。
その後、弓道帰りの妹も来て、今年初の顔合わせ。ワタシの沖縄話などしてワイワイ。妹は大雨になるって、バスが止まったらいかんから、と早々に帰った。相変わらず用心深いね。ワタシは6時近くに出てデパ地下でパン買って高速バスに。途中で降り出し、着いたときは本降り。ちゃんと折りたたみ傘は持ってたから
いい一日!

四季桜?冬桜?

2010-01-18 09:48:39 | Weblog
今朝も氷点下かな。昨日よりはいい。河口の浅瀬でマガモとヒドリガモが混じってさかんに底をつついてる。橋のたもとでは高島からの一番船から着ぶくれた乗客がぞろぞろ降りてくる。7時10分過ぎかな。日の出はまだ。城内橋の木の手すりもまだ霜で真っ白、駐車場の草むらも白い。お城の上広場のベンチで丸まって缶ドリンクを両手で抱えるように飲んでる売店のおばさんに挨拶。仕事前に体を温めてるとこだね。
工事中立ち入り禁止の向こうのベンチ、白い霜の中に、一部黒く溶けた跡があるのは、ちっこいおじさんの腹筋跡に違いない。お城下の遊歩道から見下ろせば、浜はまだ白い。昨日は遊歩道を掃いてるおばさんに「冷えますね。」と声をかけたら、手袋の手をこすり合わせながら「はーもう今日は寒か。雪の日よかひどか!こやんなっとるとは思わんやった。」まったく昨日は!昼間は嘘のように腫れて暖かくなったから、車で買出しに行ったけど。野菜、納豆、せんべい、ナッツ、バスソルト、オリーブ石鹸。
今日も家の不在水槽から持ってきたカキ殻とカニをざーっと海に戻してから歩く。風がないから快適。凪で水も汲みやすい。戻ろうとすると遊歩道から仁王立ち(といっても小柄なおじさんだからね。)になって両手を振ってるにわかおじさんが。「元気ですかー?」「はい、おかげさまで。」とワタシも骨折後の右手をぶんぶん振ってみせる。「毎日楽しいですか?」「ええ。楽しくないんですかあ?」おじさん、首をかしげ、「プラス思考やねえ。」それからちょこっと話をしてじゃあと分かれた。
帰り道の公園、桜がきれい。そばのあずまやでは常連さんがおしゃべり。写真を撮ってると、通りかかった少し足を引きずった男性が、「何桜ですかね?」「多分四季桜と思いますけど。春も咲くから。」そのあと来たおばさんは、確信に満ちて、「避寒桜ですね。」違うやろ!沖縄で咲く濃いピンクの花ならそうだけど。気になって調べたら、啓翁桜、十月桜、四季桜とか、分類、呼び習わしなどいろいろで、多分冬桜というのが近いかな。

春待つ桜の芽と凍る浜

2010-01-17 14:01:30 | Weblog
冷え込んでる。すきーっとした空気。川底の出た町田川でマガモ10数羽、河口のほうにヒドリガモ同じくらい。コサギが2羽飛ぶ。お城の上広場の水たまりは薄氷。朝焼け、桜の枝にはもう春を待つ花芽のふくらみが。絶景じゃーっ!と見てるそばで、工事中の柵で仕切られた展望台のベンチ、ふんがっ!うがっ!とちっこいおじさんがいつものように腹筋がんばってる。こんな寒い朝そんなにがんばらんでも、と思うのだけど。昨日昼ごはん食べに行った喫茶店のママの話では雪が積もった日、近くのスーパー前の歩道で女の人が倒れてて心肺停止、救急車で運ばれて助かったけど、もう一人はスーパーの店員さん、亡くなったとか、寒い日は気をつけんと、と話してたもんだから。体育系おじさんにはよけいなお世話か。
それにしても美しい空。
浜はカチンカチンに凍ってる。家から持ってきたカキ殻の古いのと、カニ3匹、ざーっと波打ち際に空けた。沖縄に行ってる留守に心配してたとおり水槽のコショウダイとコトヒキ、ゴンズイがひっくり返って凍死。向こうでは宮古島であまりの寒さに仮死状態になった赤やら青やら魚がいっぱい打ち上げられて住民がバケツで取りに行ってる映像がニュースで流れたので、多分うちでもダメだろうなと思ったけどね。昨日、水槽の掃除と整理、生き残ったハゼ2種とシマイサキを2つの水槽に移して整理したから、明日も残りのカキ殻、砂なんか持ってこなくちゃ。