気のむくまま♪遊歩と小生物の日々

温暖な海辺の町でカメや水槽の住人たちとのんきに楽しい暮らし。時々空を飛ぶ。

庭仕事、週末からのデキゴト。

2009-01-29 09:52:44 | Weblog
昨日はすばらしい天気!で、体が動くわ動くわ。食料買出し、灯油買い、久しぶりの庭仕事。この前の積雪で倒れたゼラニウムを片っ端から整理。伸びすぎたバラの剪定、切った枝の一部を挿し木。強烈な冷え込みでさすがに花が枯れた大木のエンゼルトランペットを根元からノコギリでゴシゴシ切り倒し、根っこ掘るのはそのうち相方に頼むことにして枝を表の通路の方に挿した。庭の日差しは真っ直ぐに背中に当たって汗ばんでくる。水槽の掃除もして、いい一日。

今朝は予報通り曇り空。遅めの散歩、引き潮の川底ではセキレイ、ムクドリがてこてこ歩いてる。河口では今日もアオサギ10数羽。船着場の方からおしゃべりしながら歩いてくるおばあさん二人組み、いつも会うから挨拶、向こうも。仕事かな。
お城の階段を悟空おじさんがたったっと下りてくる。今日から坂道の方通れないんだったな。上の広場をぐるっと回って石段から下りて行くと、また上がってきた、さっきの悟空おじさん、日焼けした顔でにっと笑って「向こうは下りらるっでしょが。」「通行禁止になっとったから。」「いや、みな、下りゆっが。」そうだったのか。バーの横通って行けばよかったんだ。まだ工事始まる時間じゃないし。
寒がゆるんだ砂浜、水も冷たくない。浅瀬でヤドカリまで歩いてるよ。このまま暖かくはならないだろうけど、しばらくは寒さが小休止らしい。でもぽつぽつ雨だなあ。

週末からの出来事メモ。25日(日)福岡は大橋で長男のバンドのライブ。あいにくの雪で高速みんな通行止め。もう溶けてたのに。いつもは一時間のところ、下道経由で40分遅れて着いた。まあ、懐かしい藤崎西新とか町なか通って楽しかったけど。対バンの独特の世界を持つベースマンが面白かったし、久留米の若者組もなかなか。長男のバンドはサックスとドラムが雪のため来られず残念。ウッドベースとギターボーカルの三人なので、ピアノぅ~!と言われては長男のピアノ頑張るしかなく、弾き狂ってた。客のサックス人とロック系?ドラム兄ちゃんが呼ばれて一緒にやったりもありで、楽しかったねえ!で、翌日仕事の長男にそのまま実家に送ってもらい、お泊まり。
翌月曜はレッスン日。手拍子足拍子、歌い、吹き、イパネマの娘。
火曜はS大で最終講義となる知り合いの自然人類学の先生の授業に、長男の嫁ちゃんの送り迎えで。まずは昼前に厳木のお寺の温泉へ。彼女は初めて、気に入って大喜び。おしゃべりしつつ佐賀到着、うどんで腹ごしらえして講義へ。いっぱいの学生と、老若男女、職業様々、先生の人脈の広さ!講義を面白く聞いた後、次々挨拶に来る人に混じってワレワレも。嫁ちゃんも、長男もお世話になってるのでご挨拶してから帰路に。長男ちでちげ鍋をご馳走になり、WiiFitで遊んだりして家まで送ってもらった。一日フル遊び。
メモのつもりが長くなっちまった。
写真は木の手すりが霜で白い27日朝。

見えないよう…。雪の後

2009-01-28 09:40:03 | Weblog
昨日の朝の光景。溶けて松ぼっくりの目が落ちた雪だるま君。浜には砂交じりではあるけどりっぱなカマクラが。散歩人の話によると、「せっせと作りよらしたよ。」小学生男児兄弟の家の前、きっとみんなで作ったんだね。町のあちこち、まだ溶けかけた雪だるまが残ってる。あれだけ積もることはめったにないからね、そりゃあ興奮するでしょ。ワタシだってね、北海道に10年近く住む経験が無ければさ。

今朝は昨日以上の厳しい冷え込み。散歩に出るとき庭の寒暖計を薄暗がりで見たら-4℃!町田川河口近くの堰にはアオサギ10数羽が集結、ぐわぁぐわぁ♪と時々小競り合いしながら上がってくる魚を待ち構えてる。一昨日福岡から帰るときバスから見た車えび養殖場のプールが水抜きしてあったから、その横にある森のアオサギコロニーのが移ってきたのかな?
お城の石段を上がってると、前を上るお城の係員のおばさんがふうと立ち止まる。「荷物ば持っとるけん、息の切れて。」挨拶して追い越すと、上から下りてきた散歩人にまた「荷物の重うして。」と言ってる。言い訳しないでいいのに、人それぞれのペースなんだから。日の出前の町は地表白い霧。風も波も無くて穏やか。
浜に下りるあたりでいつものおばさん。「今日は冷えとんねえ!」「浜が凍って全部真っ白ですねえ。」「昨日よかひどか。」昨日S大の知り合いの自然人類学の先生の最終講義に嫁ちゃんと出かけた話などして別れた。
凍った浜は靴裏にごつごつ。引き潮の波打ち際を、大きなアサリだけ少し拾って歩いてると、日が昇った。さあっと目の前に陽光、温められた水辺と砂から、ふぁあーっと水蒸気が立ち昇った!お日様、すごい!!
帰ってきた庭の温度はまだ-2℃だった。メジロ君たちがミカンミカンと騒いでる。

積雪!

2009-01-25 10:39:19 | Weblog
昨日は灯油買いに出ようかなと思ってるうちにどんどん降り積もってきたので止めて家ごもり。冬物リフォームでニット帽急に作り出したりして。ミシンに毛糸、鈎針引っぱり出して7部ほど仕上がった。楽しいね、冬の手芸。
長崎も積雪、昨日はバスがチェーン巻いて走ってたと相方が言う。坂道多いからね。路面電車はどうかなと思ったけど、(札幌のようにささら電車の除雪はないだろうし)線路は積もってないから大丈夫だったらしい。

午後から降りだした雪はずっと降り続き、今朝はいちめん真っ白。散歩は迷ったけど中止。降ってなければいいけど、九州のベタ雪では傘がいるし、足が濡れるのが一番不快。スニーカーでは染みる、長靴では長距離歩けない、滑らない冬靴は北海道時代の革靴だし、ということで家でラジオ体操。
早くからメジロが催促するので最後のミカン半分、枝に刺してやったら、すぐにやってきて、またたく間に無くなってく。どうやら4羽くらい来てるみたい。大きさ、色模様が違う。時おりどさっと屋根や樹上の雪が落ちると驚いて逃げるけど、すぐに戻ってくる。
カメハウスのカメッチは昨日からの寒さで前足らへんから上をアンカに乗せ、(全身乗ると低温やけどの心配があるから?)斜めになって首をすくめて寝ている。リクは常時サーモスタットの暖房付きなので変わりなし。少しおとなしいくらい。
今日は福岡行き、高速バスはどうかな?
写真は雪景色とメジロ。上のミカンの横にちょこんととまってる。

手負いのネコが…?

2009-01-24 10:11:24 | Weblog
長崎は屋根も車も白く雪が積もったらしいけど、こっちは日陰にわずかに白く残るばかり。気温は下がったけど風は意外にそう強くないので、散歩も辛くない。お城の石段上る頃は汗ばんで、(北海道でも歩けば汗ばむけど)こういう時ってユニクロのヒートテックってスグレモノだよね。薄いのにさらっとして暖かくて。だいぶ前に一枚買ってよかったので次に色違いで買って、次もう一枚と思ったら品切れ。2店探して近くの店にキッズ用があったので購入。ついこればっかり着てしまう。足元はモヘヤの着古したセーターの袖切って作ったレッグウォーマー、帽子は昔スキーの時かぶってたキルティングのキャップで熱を逃さない海散歩スタイル。

氷点下になった朝の散歩から帰ったら、玄関前に赤いシミ。出るときは赤い実を食べた♪鳥のフンだと思ってて、掃除しようとよく見たら点々と勝手口の方まで…血だあ!ケンカしたネコの血だろ、ったく!取れやしない。水がめの雨水をどんどんかけてほうきでこすってだいたい取った。部屋に入ると相方から電話。こういうわけで、血が、というと、「獲物捕ったんじゃない?ネズミとか。」ひぇー!そういえば血の跡がネコにしては小さかった。きっとネズミだよお。周り飲食店だらけだもん。ううう、よそで食ってくれえ!
掃除に手間取ったので、樹上からメジロが催促してる。はいはい、高い(一袋299円、スーパーにしか無かったから。)ミカン、半分こね。

写真は街角のツララ。数年ぶりに見たよ。



しゅんせつ船じゃなかった!

2009-01-23 11:32:43 | Weblog
今朝はちゃんと6時25分に目覚めてラジオ体操。どんより曇り。予報通り寒くなるんだろうな。風が強いわりにまだそう冷えてはいないけど。
町田川には今日はヒドリガモが多い。たまに群れが隣り合わせになるけど、マガモとの交雑ってあるのかな?城内橋を渡ってると高島の一番船がまぶしいライト点けてやって来た。
お城の上は無人、景色はいちめん鉛色。車や街路灯、建物の明かりがまばたいてる。浜に昨日は無かった立看板が。おー、しゅんせつ船じゃなかったんだ。アマモ造成?いいこっちゃ。でも、それだけ水産資源が減ってるって事か。うまくいくのかな、でも、人が崩した生態系はなんとしてでも戻す努力しないことにはね。アマモ(海のニラみたいな草)も時々打ち上げられるけど、昔はもっとたくさんあったんだろうし。
海は三角波が細かく立つくらい荒れてる。いつものおばさんが遊歩道から手を降る。今日はさすがに風が強いから浜には出ないね。ワタシは時おり吹く強風の時だけくるっと後ろ向きで歩いて避ける。投球練習おじさんの車が停まってる。もう練習終わりか。このところワタシも時間遅いし、いつものおばさんと立ち話してるとつい遅くなって挨拶もしてないけど、元気なんだな。水汲んで戻ってきたら、まだいたおじさんが車の窓開けて手を振る。応えて手を振ったら車を戻して帰っていった。
夜は雪になるらしい。ぶるる。

霧の朝

2009-01-22 11:57:17 | Weblog
昨日の雨で今朝は暖かい。ここんとこ起床が遅めで7時頃。夜明けも早まってきたから、11時半までに寝ることにしたほうがいいな。車が多くてうるさいし。
ほぼ満潮の町田川にはマガモ、アオサギ、河口近くにヒドリガモ少し。高島の一番船が着いた船着場あたりは真っ黒いウの大群。遠くの地表を這うように厚い霧が一面。
お城の登り口や上にも石垣工事の予定と立ち入り禁止地図が立てられた。来週から坂道は使えないみたい。悟空おじさんはせっせと歩いてる。下り口の踊り場でぶんぶん素振りをする人。よく会うガタイのいいおじさん。奥さんと一緒の時も。何で鉄パイプのような棒を持って歩いてるのかと思ったら、これだったんだ。護身用とか、犬嫌いで、大型犬を追い払うのかも、とかいろいろ想像してたけど。命名、素振りおじさん。「この坂道、工事で通れなくなるみたいですね。」と声をかけると、「あっ、そうですか。」「立て札に書いてありましたよ。」「なら、違う道ば回らんとね。」
浜に下りる石段の立て札の前で立ち止まってるいつものおばさん。「通れんごとなるみたいですね。」「うさあ。階段ば下りないかんて。えすか。(恐い)」「来週からだから、もう明るくはなるでしょうけどね。」「もうだいぶ明るうはなってきたもんね。」おばさんの情報では石垣修復は9年かかるとか。難しい技術だし長期に渡るんだね。
海は静か。船着場の方の河口に泊まってたしゅんせつ船が今日はこっちの浜に泊まってる。泥さらい?
シギ(トウネン)が大勢、砂地をテテテテテッ…と逃げていく。中に、片足で跳んでるのがいるので、あれ?ケガかな、と見てたら、しばらくしてもうひとつの片足を下ろしてふつうに走り出した。なんだ、ズボラなだけか。(忘れ物取りに片っぽの靴脱いでぴょんぴょん部屋に戻るワタシみたいなもん?)よく見るとほかにも数羽。きっと、休んでて、お、人が来た、と逃げるものの、ここ通るのはいつものヘンなおばさんだから、まあいいや、ちょっとだけ走れば、てなとこかも。



夜中の三時に大型配送車がドーン!!

2009-01-20 10:12:50 | Weblog
昨日は大変な一日の始まりだった。
前日は年に一度の中学友人4人の新年会で福岡天神のフランス昼ごはんで大盛り上がり。しゃべりまくって楽しく過ごし、実家に泊まった。2階の道路側の部屋でぐっすり寝てたら、いきなりド~ン!と言う衝撃。すわ、また地震か?!3年前の西方沖大地震が脳裏をよぎる。が、揺り返しが来ない…もしや?と急いで窓を開けると、真下に巨大な白いトラックが斜めに!下の貸し店舗のテントが無残に曲がってる、運転手は??と、隣の飲食店から話しながら出てきた二人、運転手と飲食店店長。「ぶつかったんですか?!」「はあ、そこの、テントに…。」「今、行きます!」あわててパジャマにダウンコートを引っかけ、サンダルで出ると、配送車の後部が当たった店の看板テントが折れ曲がり、とがった角のパイプが突き出てる。うわあ!飲食店に配達に来ての直後、離合に失敗して当たったらしい。「警察呼びますか?」運転手、はあ、どっちでも、保障はします、会社の方で全部やりますから、と言うので、はあ、呼びたくないな、と思い、やっと後から起きてきた母に、壊された店舗の社長の自宅に電話してもらった。そこに居てもらってください、すぐ行きます、と、待つこと10分、チャリンコ漕いで駆けつけてきた社長(もう数十年のお付き合い)、あー、これは、ダクトもコンセントもやられてますねえ、シャッターも半分開かんし…、とあれこれ店の中も点検、幸い店内と家は無傷のようなので、じゃあ、そちらで、と引継ぎ、社長が、もうお休みください、ということで、やれやれと布団に戻った。寒いからもう寝とき、と家に戻ってもらった母が部屋の暖房を入れてくれてたので、裸足にサンダルばきの足だけ冷えてたけどそのまま眠りに付いた。
朝、近くのパン屋でサンドイッチ買って戻ってくると、下の店では社長が半分開いたシャッター開けて中にいたので、声をかけた。「もう、この突き出たパイプにまた当たりゃせんかと心配で眠れんで。当たったらまたダメージ受けますからねえ。ここに置いたんですよ。」と自転車を指差す。早急に直すと言うことで、大変でしたねえ、と。
起きてきた母は、「地震だと思って布団かぶってたの。そしたら揺れないから起きたら、あなたがいないしさ。」と。とんでもない娘がいたからとんでもないことが起こった、と笑っていうので、それは心外だ、一番(兄弟の中で)まともだと思っとうのに!とぷりぷり怒ったら、あら、それは外向き(何で?)よ、ほんとはいい娘だと思ってるのよ、とあわててフォローするので、ああ、実の娘でよかったよ、これが嫁だったら大バトルだよなあ、こんな無神経な言い方、歳とるとするようになるのかと少し悲しくなった。おっかさん、それは違うよ、ワタシがいたから人的被害も家の被害もなくて笑い話で済んだんだよ。ま、ワタシも言いたいことズケズケ言うからお互いさまか。
で、昨日はサックスのレッスン日、母は合唱の日だったので別々に出て、ワタシが後から、楽器のケース引きずって家の前をずんずん歩いてると、いきなり腕をつかまれ、顔見たら、なんと2年ぐらい会っていない近所の友人。お父さんが具合悪くてちょこちょこ帰ってるらしい。お互い急ぐのでまたねーと別れた。
レッスンに行くと、これまた、ワタシの前にレッスン受けてたのが以前隣に住んでた人。○子(奥さん)が天神で会おうと言ってましたのでよろしく、と。まったく、今日って日は、何なんだろうって運命の不思議を感じたね。
そんなめまぐるしい一日。カンボジアに旅行だった沖縄の二男からは無事帰国しました、もう、すごかった!アンコールワット、と後からいっぱい感動のみやげ話。写真もいっぱいメールで来た。よかったね!世界は広いぞ。

写真は、気分治しに少し歩いてきた大濠公園の1シーン。寒さに首をすくめたアオサギとカモメ。

ネコ話鳥話

2009-01-17 09:52:20 | Weblog
昨日も今日も曇りで無風状態。夜明けがだいぶ早くなってきて、そろそろお城上のラジオ体操に参加できるかな?寒くなければね。今日はけっこう暖かいけど。庭から出る通路あたりがネコのオシッコ臭い。昨日汚い白黒ブチネコが黒いシッポをピンと立てて目の前のガラス戸の傍を横切ったので、こらあ!おまえかあ!と追い回した。ボイラー周辺に砂かけてトイレにしたのは。干からびたウンが3個ぐらい出たぞ!ったく。油断も隙もありゃしない。で、そこらにあるかも、と用心しながら散歩に出た。
もう明るい町田川にはヒドリガモ数羽。ここんとこだいぶ増えた。マガモも定着。昨日は船着場周辺も底が出るほどの干潮で、しゅんせつ船が泊まってた。
海はベタ凪ぎ。いつものおばさんとシバおじさんが連れ立って戻ってくる。今日はちーとぬっか(暖かい)ね、明日は雨になるて、と。
漂着物も特になし、今日はカンムリカイツブリは見えず、カイツブリ一羽がさかんに潜ってる。波打ち際を忙しく走ってるのはトウネンかチドリ。これって、何度見ても判別できないなあ。大きさほぼ同じで群れの中に黒いクチバシの長いのと短いの、首に白い襟がついてるのと無いの、灰色いのと褐色がかったの、お腹はみんなきれいな真っ白。砂浜に付いた足跡のくぼみにずらっと坐ってるときもある。何にしろ、可愛い。写真は遠いし小さいし動くし困難。
水汲んで帰ってきたら、メジロが、ぴいぴい♪早くごはんごはんと木の上から呼んでる。はいはい今あげるよ、と新しいミカンに取り替えたらすぐに下りてきて食べ始めた。さあワタシも朝ごはん。

小正月だって。

2009-01-15 19:46:05 | Weblog
父の13回忌で福岡の母と姪と中間点の町から妹とが集まってお寺でお経を上げてもらった。少し遅刻した上、のんきなかーちゃんは住職さんに「お位牌は?」と聞かれ、「あら、持ってこなかったわ、ここにあるからと思って。」困惑した住職さん、「えーと、ここに書いてありますから…。」と壁に貼ってある何回忌とかいう名前表を見に行く。母、「戒名は○○です。」そーよね、骨はここにあるんだし、などとワレワレもザワザワ。とりあえず仕切りなおして仏事は無事終わった。
もう12年。札幌に住んでいたころだった。飛行機で行ったり来たり、年末に札幌に戻ったとたん、連絡が来てとんぼ返り。私たち姉妹弟、5人を育ててくれた父は正月の2日に生涯を終えた。寒い、本当に寒い冬だった。火葬場の庭に寒椿が咲いてた。
今日は女ばかり和やかに、お坊さんの話を聞いて、お昼に水炊きと鰻を堪能。ふう、幸せ、と大満足。帰ってきて妹が持ってきた百人一首(妹のリクエスト)を二階の和室で。ワタシは20年ぶりくらい。子供らが小学生の頃何度かやったくらいで。自分が子供の頃は家族でお正月には恒例の遊びだったけど。何しろ兄弟多かったからね。真剣勝負で、こっちが先!こっちってば!引っかく、飛ばす、こんだけしか取れん、と泣きべそかいたり、大騒ぎだった。きっと、じいさん、見てるよね、ほれ、そこにあるじゃろが、どこ見とるんや、なんて言いながら。取るの、早かったからねえ。
それから、物置から引っぱり出してきた人生ゲーム。ワタシ以外は初経験。ほとんどの家にあると思ってたけど。ところが、悲しいかな、書いてある文字があまりに小さくて老眼には読めない。若い姪に読んでもらってゲームを進めた。けっこう盛り上がったね。
お正月に集まってかるた取り、ゲームというのはいいわね、今日は小正月でしょう、と母。昔は女の人が忙しいお正月を終えてほっとする日だったとか。
天国のお父ちゃん、ありがとう。こんなに幸せにみんなで集まれましたよ。

昨日の屋内作業と今日の出初式

2009-01-11 15:37:01 | Weblog
ふつうは年末に大掃除するらしい。気にしない。気が向かなかったから。相方がせっせと窓拭き、門の掃除をやってくれて感謝感激雨アラレ。
昨日は気になってたレンジフード掃除を終えて、寝具の整理、トイレ掃除、前からやろうと思ってた室内工作に取り掛かった。極寒のときには和建築のリビングは暖房が行き渡らないからFF式に加えて反射式の石油ストーブをキッチンに向けて着けることもある。スペースの関係から冷蔵庫に熱が当たるので段ボールで熱遮断板を作った。つぶした段ボール箱をガムテープで押さえて、去年のきれいな靴カレンダーばらして貼っただけ。テキトーに作るけど、こういう作業って楽しいね。きちんと作るのは苦手だけど。

今朝も小雪がちらついた。国道あたりで戻ってくるラジオ体操おじさまに遭遇、「しばらく来んやったね。旅行に行っとらした?」「いや、暗いから、冬は止めとこうと思って。」そう、暗いと面白いものも見えないから、ここんとこ家で体操して出ることにしている。
アサリを少し拾い、水汲んで帰って朝食してると、塀越しに消防団の人が歩いてゆくのが見えた。あ、出初式だ、いつも見損なうから今年くらいは、と駅の方へ出かけた。寒い。ラッパ隊が整列してパッパラパッパー♪いろんな消防車に続いて各町の消防団の隊列がえんえんと。古びた半被にくたびれた長靴のおじさん、メタボ腹で前が閉まらず帯でどうやら留まってる人、帽子からはみ出る茶長髪にピアスの若者、風邪なのか襟巻きグルグルの人、固い表情で真面目に行進するかと思えば、ニコニコ小声で談笑する町、沿道の家族に小さく手を振る人、なかなか面白かった。ここらの男性は小柄な人が多いみたいね。放水とかアクロバットのようなの、すぐ見れるかと思ったけど、寒くなってきたので、駅前の出店の産直野菜買って帰ってきた。
庭の黄色いエンゼルトランペットがこの寒さにいっぱい咲いてる。大きく育ちすぎたので花の時期が終わったら抜こうと思ってたんだけど粘るねえ。