気のむくまま♪遊歩と小生物の日々

温暖な海辺の町でカメや水槽の住人たちとのんきに楽しい暮らし。時々空を飛ぶ。

ムーラン・ルージュ

2006-06-30 19:44:31 | Weblog
ワタシとしたことがうかつだった。この映画、封切当時はけっ、アメリカ映画?ユニバーサル?ニコール・キッドマン?との思い込みから多分見逃していたのだ。昨日はたまたまチャンネル変えたBSで一目見るなり聞くなりもうトリコ。サックスの練習も、えい、今日はなし!なんてゴージャス、ユーモラス、まさにアメリカ映画の良さを具現した映像、音楽、ダンス。うれしくなっちゃうヒットポップス、ずらーり♪途中から見たので、思わずAmazonで、DVD探したりして。ははは。

今日はものすごい雨。洗濯物、倉庫の軒下につるしたまま、あまりの降りに取り込みにも行けずあきらめた。おまけに雷。さっきようやく静まったのでPCに向かってる。

写真は昨日煮付けにした初体験の地魚。シマなんとかって書いてあったけど。カサゴっぽい?美味しかった。

いわしのお弔い

2006-06-29 09:23:07 | Weblog
金子みすず流に言えば。今朝は今まで見たことない数のみごとな子イワシの大群だった。龍のようにうねってくねって形を変え、びちびちはね、キスやアジなどの子が群れに入ってくると逃げ惑ってうっかり浜に打ち上げられる。あまりに面白くて見てたら、狩猟本能がうずうずしてきて、思わず手網ですくってしまった。ああ、カメッチのご飯には多すぎたなあ。獲ったものは仕方ない。冷凍して小出しに食べさせよう。ボトルに入れたらぎっしりになるし、ヤドカリ用の海水が汚れるのでポリ袋に移し、(その間にもきらきらとうろこがとれて死んでいく。)しっかりしばって手網に入れて持ち歩く。
浅瀬に穴が開いてイワシの死骸を引き込もうとしたのはシャコかな?プラスチックのシャベルで掘ってみたけど当然いない。3,40cm掘らなきゃだめだって言ってたなあ、釣り人おっさん。
梅雨なのによく晴れた海。

夏の宵

2006-06-28 20:38:09 | Weblog
今日はちょっと心軽くなった日。
朝散歩に出るとき、数日前再度婦人会のお誘い受けた近所の奥さまが外にいたので、断りを言ってやっとすっとした。いまどき講とかいうものをやっている、伝統の町。町内の新年の集まりも、婦人会が2日がかりで取り仕切り、代々のレシピとかあって、宴会の女中さんか仲居さんもどきに働かされるのだ。2年前何もわからず参加した時はその後しばらくストレスで胃が痛くなった。伝統は尊重するけど、ワタシにゃ無理。悪いけど宴会の世話なんて二度とやりたくないもん。勘弁してくだせえまし。

梅雨の中休み、一日蒸し暑かった。庭に出ると蚊の猛攻なので、ほぼ屋内手仕事。夕方になってラジオをつけたら民放FM(うちでは1局しか入らない!)はCMがやかましくて選曲も…。こればっかしは札幌時代のNORTH WAVEがなつかしいなあ。で、CD。調理をしながらMorning Runner、まだまだ少し薄暗い程度の夏の宵(7時半)、David Sanbornのファンキーなサックスを聴きつつゴーヤーチャンプルーと野菜スープを食べる。夕方の涼しい風が庭から吹き抜けてくる。いいねっ!

写真は昨日のエイ、アップ。今日は浜にいっぱい赤トンボが舞っていた。

エイ君おはよう!…と、なぞの魚

2006-06-27 10:04:24 | Weblog
久しぶりに晴れた。いそいそ散歩へ。浜も散歩人が多い。裸足で波打ち際を歩く。うわあ、ヤドカリの赤ちゃんがいっぱい!5mmくらいの貝に入って大勢で転がるように歩き回ってるのがかわいい。
お、ぺったりと砂の上に尻尾付きのザブトンはエイじゃないの!胴体22cmくらい?キミも幼児だねえ。
と、左手から水面に波を立てて大きなものが泳いでくる。長い。黒っぽい太い縦じま(魚には横じま?)のような模様がある。形は淡水魚っぽいピラルクとか、そんな感じ。遠くてよく見えないので、追いかけたらどんどん遠ざかる。残念。
振り向くと、長靴にタバコをふかしながら70代くらいの小柄なおじさん。「ズボンの濡れよるよ。」「いいんです、散歩用だから。」
「さっきんとは大きかったですねえ。」「なんでしょうね?」「何かなと思って棒ば投げてみたら、泳ぎよったですもん。」
エイ君に戻るとこちらは至近距離に近付いても動かない。寝てるのか。「ここにエイがいますよ。」「あ、ほんと。なんかで引っ掛けたら取れっですね。」(食うなよ!)
何人かの散歩人と言葉を交わしながらカメッチのおみやげにイワシの子をいっぱい生け捕りにし、ソフトボールの投球練習のおじさんに声をかける。今日は上半身裸で気合入ってる。「やっと晴れましたね。」「もーう、ストレスのたまってから。」
さあさ、帰って洗濯、庭仕事、カメッチには大ごちそうだぞ!

雨の合間♪

2006-06-26 09:56:58 | Weblog
なんとか散歩に出れそうだ。雨短靴にビニール傘持って。川は茶色の濁流、町の緑が鮮やか。ツバメの乱舞、降らない間に必死で虫を食べる。生きて命をつないで行くのは大変だ。
海は濃い霧。浅瀬にアオサギ、コサギ、浜にはカラス、ハト。すごい数のイワシが寄ってきている。瞬間で姿を変えていく黒雲。なかなか写真に納まらないけど撮ってみた。松林の向こうでカササギが叫ぶ。ヤドカリたちのために砂と海水を汲む。ボトルの中で小さなエビがうわあーっと激しく泳ぎ回っている。
帰って庭の見回り。クチナシがいい匂いで咲き始めたのでカメラに。家に入ったとたん、いきなりの豪雨!せー~ふ!!
雨どいの角からは滝!!あーあ、もう、タタキは半壊状態。しょーがないね。雷まで。今日はサックスのレッスンなんだけどなあ。

福岡お出かけ♪

2006-06-24 23:24:50 | Weblog
わが家の設計士さんの出身地宮崎の偉人、石井十次の孤児院創設の苦闘を描いた映画「石井のおとうさん ありがとう」のチケットをもらったので友人と朝9時のバスで福岡行き。主演の松平健は貫禄ありすぎて私利私欲のないクリスチャンの石井先生にはイメージが合わなかったけど。こんな聖人がいたのは知らなかった。敬意を表して会場で売っていた宮崎の茶臼原の十次茶を買った。
会場は実家の近くなので、近所のイタリアンでランチ。実家に寄ったら外出していた母が帰っていて、3人でお茶飲んでしばらくおしゃべり。
ワタシのテリトリーなのでわいわいと友人を案内しつつ雑貨屋、古着屋、インテリアファブリック屋、ブチック、と寄り道しながら荷物を増やしつつ歩いて天神へ。
気づいたら5時過ぎ、家族が待っている彼女は先にあたふた帰っていった。
ショッピングは楽しいっ♪

写真は散歩の時植え込みの雑草の中にいっぱい咲いてた多分昔植えられたなんかの花。植え替え時に捨てられるのでいただいてきた。

わあーい、大雨♪

2006-06-22 20:22:23 | Weblog
梅雨になって降らなかったもんね。掃除したのにこんなバケツをひっくり返したような降りではやっぱり雨どいからじゃあじゃああふれて地面をえぐってる。庭にもあちこち水たまり。カエルの声は聞こえない。
図書館に本を返しに行こうと思ったけど、や~めた。リクエストして買ってもらった本、激動の時代を乗り越えネコと共に世界を駆け回って研究した女性昆虫学者東子カウフマンさんの自伝。感動モノ。こんなすてきな人が憧れだ。生物への愛、勇気、行動力、決断力、世界を見る冷静な知性、ただただ尊敬。

今日はカメたちも家の中、長時間柵ごしにケンカしていた。飽きないなあ。
今夜は早く夕飯してサックス練習して、明日早朝のブラジル戦見なくちゃ。

究極の害虫現る!

2006-06-21 21:58:42 | Weblog
家に最も近い大木2本、マキとイブキ。庭に向かって左のイブキになんだか木屑(粉)が落ちてるので?と近付いてみたら、白いモノがうようよ…げええっ!シロアリ!皮の間に巣を作り、穴まであけて繁殖している!!大変大変っ!こればっかりは薬は使わないなんて悠長なこと言ってらんないよ、皮をはがしてアリキンチョールをかけまくった。ノズルで穴にも注入し、出てくるやつは踏みつぶし、シャベルでつぶし。30分くらいの大殺戮。ほぼやっつけたと思うけど…家に移ってたりして。恐ろしい。
明日相談してみよう。

写真は今朝の散歩道。若い松に緑の松ぼっくりがかわいい。

害虫だらけ。

2006-06-20 23:03:16 | Weblog
昨夜、寝ているリクの家をふと見たら、ごっごっ、ゴキブリっ!!エサのキャベツに羽を広げて覆いかぶさり、むさぼり食っている!(この姿はキリギリスやコオロギの仲間だなあ。)いやいや、どうしよう?薬かけるわけにいかんし…コンバット近くにあるのに出るなんて。仕方ない、ホイホイにおびき寄せようと、急いで組み立ててそうっと近付けたらささっとUVライトの陰に逃げ込んだ。うむむ。狭い小屋では捕まえようがない。カメハウスの外側にぴったりつけて置いておく。運がよければ(ゴキではなくこちらにとって)入るかも。
今朝見たら、わーい、ざまみろ、ひくひく動くやつが入ってた。それにしても気色悪い、掃除しなくちゃ。リク、かまれなかったかなあ。

庭も害虫だらけだ。イチジクが丸坊主。黒いぴかぴかした甲虫がいっぱいたかって葉から枝からガジガジかじってた。片っ端からゴム手袋でひねりつぶす。

ピンクマーガレットも小さい甲虫(カツオブシムシ?)が花びらを落として芯だけにしてしまう。薬はまきたくないから(木酢も効かないし)見つけ次第やっつけるけど、しぶとい!天敵はなんだろう?カマキリ?対策調べなくちゃね。

今朝も海にはイワシっ子の大群がいた。20cmくらいのカタマリを砂浜に追い詰め、ボトルですくったら4匹入ってた。一応水槽に入れたら泳いでたけど、一匹また1匹と弱って1時間くらいで全滅。カメッチとヤドカリのごちそうに。

稚魚の大群、夏到来!

2006-06-19 13:07:28 | Weblog
今朝の海は夏!10日も家を離れてると、季節の変容に目を見張る。
ゼッタイなんかいるぞとワクワクビーサンでぬるい水辺をじゃぶじゃぶ、でもできるだけそうっと歩くと、ハゼ、ヤドカリ、おお、水色背中のイワシ4,5匹。離れイワシを一匹砂浜に追い詰め、手掴みでボトルに入れる。でもこれ、あっという間に死ぬんだよね。魚へんに弱いって、ほんとだよ。まあ死んでもカメッチのごちそうになるからね。運悪く打ち上げられたヤツラもエサ用に集める。
さらに歩くと、やーっ!!そんなけちなもんじゃないぞっ、黒雲のように刻々形を変えて進んでいくのはイワシの稚魚の大群じゃないか。しかも何カタマリも。幅5m位のが!きゃーもう、興奮!向こうの方で白髪のおじさんもうれしそうに見てる。通りかかった散歩のおばさんをつかまえて、「ほら、魚の大群ですよ。いっぱい。」「あらまあ!ほんなごと!」
ワタシはボトルで泳いでるのを見せて、ちょっと得意に「イワシですね。」
透明な群れはキス。ボラに、足元から500円玉くらいのカレイがぽぽぽぽっと逃げる。まだまだほかにも。あああ、なんてすてきな海!(満面の笑みに歯をむき出してる自分に気づいた。

昨日夕方、空港からの高速バスから見る夕焼けの海、やさしい曲線を描く山々を写す水田、なつかしく本当に美しいと思った。感謝!

写真は東京、府中の森公園で魚すくいにザリガニ釣りの子供たち。