ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「コック」「リコック」って、なんとかならない!?…(;´д`)

2017年12月29日 | ゴルフ理論…私の見解
「トップの位置では、
右の手首を蕎麦屋の出前持ちのような形にする」
…と思い込んでおられた方に、
「そうじゃなくて、肘を曲げるんです」とレッスンすると、
かなり、方向性においても、飛距離においても、
ミート率においても、弾道の強さにおいても、
向上した方がいらっしゃいます。

ゴルフスイング中の
一般的に言われる「コック」や「コッキング」のこと、
これ、指導界を挙げて、本当に見直した方が良いくらいに思います。(^^;;

手首を、本当に、意図的に曲げる(背屈させる)んですか?…と。

このブログでは、
時々、「コック」や「リコック」のことについて、否定的なことを書いていますので、
何度も書いてしまうことになりますが…(^^;;

先ず、手首の骨を見てみましょう。





次に、手首周辺に付着している筋肉を見てみましょう。







体幹等に付着している筋肉に比べると、ほっそい筋肉しか付着していないし、腱もたっくさん通ってる。

このような関節を、スイングする度に、カックン・カックンと使っていて良いのかな!?本当に!?
しかも、「コック」と「リコック」なら、左右でダブルパンチやん…( ̄▽ ̄;)

「蕎麦屋の出前持ちの形にする」と、長年、思い込んで来られた方を説得するのは、少し時間がかかりましたが、
こういうことを説明しました。



肩甲骨の内転と肘関節の屈曲。
肩甲骨の外転と肩関節の内転。
(↑こういう言葉では説明していませんが、動作で説明しました)

そうすると、徐々に納得され始め、
そして、実際に打ってみたら、
最初に書いたような現象が出始めました。

そして、
「なるほど…」と。(^-^)

良かったなぁ〜と思いました。

本当に、これは、根拠のあることですから…(^-^)
私も、自分の我を張るような気持ちで言っているのではありません。

そして、その方に、
「手首を、あまりに使い過ぎると、タイミングが合いづらくなるばかりでなく、腱鞘炎にもなっちゃいますから…」と言うと、
「実は、痛かったんです」と、おっしゃっていました。( ̄O ̄;)

手首の酷い腱鞘炎で、選手生命が危うくなった女子プロも、過去にはいましたよね!?
左手親指の付け根の炎症が酷くて、辛い思いをしている男子プロもいるのでは!?

…手首のコッキングの話を聞くと、
「あぁ〜〜〜(;´д`)」って、いつも思う。

なんとかならないものでしょうか???!!!…( ̄Д ̄)ノ

と思った、今年の仕事納めです。(^-^)
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