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ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

たかがグリップ、されどグリップ

2006年07月10日 | ゴルフ理論…私の見解
宝松苑AAMゴルフスクール、7月度が開講した。
今期の初回は、グリップの見直し。
そもそも、人間の指先は、とても器用に動くので、一度正しくグリップを握れたからと言って、その”握り”をズッと覚えておけるものではない…と思う。
器用だからこそ、どのように握っていても不自然に感じなかったり、どのようにでも握れてしまうのではないか…と思う。

「グリップを正しく握れて一人前」
「上手いかどうかは、グリップを見れば、だいたい分かる」
などと言われる。

グリップを見直して頂いて気づいたことは、きれいなグリップの形を作れない多くの方は…。
①親指に力が入り過ぎて、すんなり伸びない
②人差し指の付け根を、手の甲側に反らす事が出来ない

この①と②が出来なければ、人差し指と親指との間で、Yの字を作ることが出来ない。
親指と人差し指の間で作るYの字は、クラブのフェースの向きをコントロールする正確性や、クラブヘッドの重さを感じる繊細さにつながるところ。
このYの字が、Uの字のように開いてしまっては、その感覚が鈍るし、また、グリップそのものも不安定になる。

握力を測定する時、ギュと一番力を入れるのは、どの指でしょうか?
小指側3本(小指・薬指・中指)ではないでしょうか?

ボールペンを持って、ペン先を動かす時、どの指で動かすでしょうか?
親指と人差し指ではないでしょうか?
親指は、一番太い指だけど、意外と(?)器用で、よく動く。
よく動くから、すんなり伸ばして固定させた方が良い。安定する。

小指側3本(オーバーラッピンググリップやインターロッキンググリップで握った場合、右手は薬指と中指の2本)で握る力を発揮させて、人差し指と親指は、その間で出来るY字の形を整えて、コントロール性や繊細さを引き出せるようにする。

ゴルフのグリップには、適度な握りの強さと、繊細さが要求される。

…これからゴルフを覚えようとなさる方にとっては、不自然に感じられるかもしれませんが、手や指先は、器用に動くので、直ぐに慣れて馴染むと思います。

グリップの写真を添付しました。
右手だけで握り、左手でカメラのシャッターを押しました。
色気の無い手ですみません(笑)


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