ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

熱中症予防対策

2008年07月23日 | ゴルフの空 その4
暑い日が続いています。
「この歩いているだけでも暑い最中、4~5時間も炎天下にいるゴルフなんか、よくしているよね~」と言うのは、ゴルフをしない友人の弁。
そんなことを言われても、暑くて大量の汗をかくのは分かっていても、それでもゴルフに行ってしまうのが、ゴルファーと言うものです(笑)。

でも、暑い日は熱中症に注意。
そこで、熱中症予防に関してのことを、私の分かる範囲で、書いておくことにします。

熱中症予防には、先ずは、やはり、一番に水分補給!
真夏は、ラウンドに出る前にも、250ml~500mlくらいの水を摂取しておき、プレー中は、「ノドが渇いた」と感じる前に、こまめに摂取すること。

大量に発汗している場合は、体内から塩分が失われるので、塩分の含まれている飲料が良いらしい。
熱中症予防のために摂取する水分の組成としては、0.1~0.2%の食塩と糖分を含んだものが有効とされている。
水だけで塩分が含まれていないと、血液の塩分濃度が薄まり、熱けいれんを起こす可能性も有るらしい。
飲料の温度としては5~10℃くらいのもの。
市販のスポーツドリンク(塩分が含まれているから)を摂取するのが便利だが、これらは、口当たりの良いように糖分が多く含まれているらしいので、大量に摂取する場合は、余計にノドの渇きを感じてしまうかもしれない。
なので、市販のスポーツドリンクを水で薄めたものが良い。
(私自身は、市販のスポーツドリンクを2倍くらいに薄めて飲用しています)

炎天下でのラウンド中は、長時間にわたり、汗をかき続ける。
トライアスロン程の激しい運動ではないけれど、それでも血液中の塩分が発汗によって奪われているといけないので、プレー中は、水と一緒に塩分を摂っておくのも、お忘れなく。
ラウンドの途中で梅干しなどを食べるのも良いかも。
コースによっては、茶店に梅干しを置いてくれているところも有りますよね?
それをいただくとか…。
また、最近は、塩分の含まれている熱中症予防用のキャンディーなんかも市販されているので、それらを活用するのもひとつの手だと思います。

熱中症予防のため、他には…。
汗を拭く(ハンカチ王子のよう…?)
皮膚の表面の汗が、じっとりとして気持ち悪い時って有りますよね?
それら、皮膚の表面に溜まった、じっとりとした汗をこまめに拭きとる方が、体温の上昇を防げるらしい。
(体温調節のために、気化して熱放散に有効に働く汗を有効発汗と言い、水滴のままウエアや皮膚表面に溜まる汗を無効発汗と言う)
曇っている日でも湿気の多い日に、熱中症が起きやすいのは、この無効発汗による体温上昇が原因らしい。
また、ちょっとお行儀が悪いかもしれないが、茶店などに入って休める時は、ベルトなど身体を締め付けているものをゆるめ、ウエアをパタパタさせて皮膚に風を送る。
扇子で身体や顔をあおいだり、冷たいおしぼりなどで、わきの下などを拭くのも、体温の上昇を防ぐ手立てになると思う…。

他には…。
直射日光から身体を守る。
プレーに余裕が有れば、日傘をさす。
前の組を待っている時など、できれば木陰で待機する。

また、サンバイザーよりキャップの方が、脳天に直射日光が当たらない分、良いかも。
(普段キャップをかぶっているプロが、サンバイザーにした途端、ラウンド後に、熱中症のような症状になってしまったことも有るらしい)

サングラスをかけるものお勧め。(カッコ付けてるように思われるかもしれませんが…笑)
でも、眼を守るためには、カッコなんて構ってられない(?…笑)
私自身は、数年前、真夏にラウンドした後に、涙がポロポロこぼれる症状が現われて(ラウンドの結果に悲しんで泣いたわけではないんですよ…笑)、眼科の先生にサングラスを勧められた。
でも、私がサングラスをかけると、可愛げのかけらも無い怖い顔になるので(爆)、ラウンドレッスンの時などは、我慢のできる範囲でかけていないけれど…。
それでも、真夏で直射日光が眩し過ぎる日のラウンドは、サングラスで失礼しています。。。
サングラスは、直射日光から眼を守る他に、サングラスを通した方が、景色が眩しくないので、視覚的にも、やや涼しく感じられる…ような気がします。
(サングラスをお持ちの方は、一度、お試しください)

最近は、繊維も開発されて、涼しく感じるウエアや下着、バンダナなども市販されているので、熱中症が心配な方は、こういうものを試してみられるのも良いのでは…と思います。

それから、最後に…。
アルコールには要注意。
特に、前夜の深酒が熱中症の引き金になりやすいそうです。
アルコールは抜けているからと安心せずに、飲んだ次の日のラウンドの時は、意識して大量に水分を補給なさるようにして下さい。
アルコールを分解するためは、大量の水分を要するらしいので、昼食時にビールなどを飲んだ場合も、水分補給はたっぷりと…です。

…まだまだ、暑い日が続くと思います。
皆さま、くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さいませ。

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