ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

素振りの効果

2008年09月18日 | ゴルフの空 その5
『その素振り、どうして出ないの 本番で』
なんて、笑えるような笑えないような”おもしろゴルフ川柳”。

その素振りと、本番(実際のショット)の”違い”を埋めるには…???
今、レッスンを受講して下さっている皆さまに行って頂いている…やはり、素振りとショットの練習の繰り返し…しか無いような。。。

理論をあれやこれやと説明するのは、私にとっては、能動的、皆さまにとっては受動的なレッスン。
それに対し、素振りを何回も行うのは、皆さまにとっては、能動的で、私にとっては、”見てるだけ”(笑)のレッスン。
私自身は、”ラク”をしているようなレッスンだけど(笑)、それでも、身体で覚えるには、必要な練習…だと思います。

昨年末に行った競技会の会食の席で、「今年もレッスンで、色んなことを学びました。だけど、今日のラウンドの時には、全て忘れてしまっていました」と、コメントをして下さった方がいらっしゃった。
これも、ちょっとは笑えるコメントだったが、、、皆さまからの笑い取るために、あえて”自分自身を落として”(関西人は、こういうの好きだし、得意ですよね?)話して下さったのだと思っているが、私にとっては、反省点にもなるコメントだった。
「そうかぁ~、理論をあれやこれやとまくしたてても、身体で覚えてないことは実践では役に立たないもんなぁ~」なんて、思った。

以前のブログに、計算をしながらのジョギングは、しづらいことを書いたが、頭で考えながら身体を動かすのは、人間にとって難しいこと。
できるなら、あまり頭を使わずに、自然に身体を動かせたい。

「(ラウンド中)自分のボールのところまで来ました。ターゲットはあちらの方向です。ボールに対して構えました。ハイ!ショットをしましょう!!」
と言う、”考えているヒマのない”一連の動作の中で、できるだけ、普段練習している身体の動きができるように、素振りでの身体の動きと大きく違ってしまわないように、スイングできるようになるには、やはり、やはり、何回も同じ動きを繰り返して、身体にその動きを覚え込ませないと~~~ですよね。。。

今、素振りをたくさん行いながら、ショットの練習をして頂いている様子を見ていると、「やはり、素振りの効果は絶大!!」と思える。
最近のハーフラウンドレッスンにご参加下さった方々のコースでのショットを見ていても、「やはり、効果は絶大!!」と思えます。

「バックスイングはこのようにして…トップはこの位置で…ダウンスイングは下半身のリードで…」なんて考えながらスイングしていても、良いショットになる可能性は低い。
構えたら、できるだけ”ゆるみ”も”りきみ”も発生しない状態でスムーズに振れた時に、良いショットの出る可能性が高い。

これを実感して行くためには、一にも二にも、やはり、素振り。。。

レッスンにいらして、私が「ハイ!素振り!!」なんて言っても、「今日もまた素振り~~~!?」なんて思わずに(笑)、、、むしろ、自分自身ができるようになっている動きを、そのまま生かしてスイング(ショット)できるようになるには、”素振りをよく行ってから打つのが、一番手っ取り早い”と思って行って下さいね。。。

ボールを打ちながらのスイングの矯正では、右を直せば左がおろそか、上半身に意識を向ければ、下半身の動きが止まると言ったような、堂々めぐりのような矯正を延々と続けなければいけなくなってしまいます。
こういう練習やレッスンでは、皆さまにとっても、ストレスになるだけですよね。。。

素振り…是非、頑張って下さいね!!!

…話は、コロッと変わって…。
イチロー選手が、107年前の記録に並びましたね(8年連続200本安打)。
これって、100年に一人の逸材ってこと!?
「イチロー選手の現役時代を見てたよ」って、、、同じ時代に生きていることに、嬉しさを感じさせてくれる選手ですね。。。

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