ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

反発を感じた理由

2016年01月13日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日のブログには、
少し批判的なことを書いてしまいましたが…((*_ _)

もしも、あのようなこと(昨日、添付したような記事)を真に受けしてまう人が多ければ…
じゃ、今度は、
「身長が多少低くても上から叩けてバックスピンのかかりやすいクラブの開発」なんてのが進んでしまうのだろうか?
と思うと、一人で「フフフ(´^∀^`)フフフ…( ´∀`)ハハハ」と笑えてしまった。(笑)

そして、
これまで強いプロを育成するには?
ゴルフ界にスーパースターを誕生させるには?
を考えてジュニア育成に力を注いで来たのではなかったか?…と思った。

それならば…、
子供の頃からゴルフに取り組んで来て、プロになりたい夢を持っている、また、それくらいの力を付けた選手が、
仮に身長170cmくらいの青年だったとしても、
ゴルフの指導界は、その選手を1ランク2ランク3ランク…と上げてやれるだけの指導法の研究開発と、
指導者の育成をして行くべきではないのか?と思った。

高校や大学でゴルフ部に所属し頑張っている生徒や学生に、
「どんな練習しているの?」
「指導してくれる人はいるの?」
「技術的な指導は、してもらっているの?」
「トレーニングは?」
などと尋ねると、
「練習は個人任せ」、
「技術的な面での練習も個人でやっていて指導は受けていない」
と答える人が多い。

顧問の先生や監督さんは、「試合に引率する人」のような役割らしい。

この辺りの現状に関しては、もっと詳しく調査してみないといけないかもしれないが…。

話しを聞いた限りでは、
ゴルフ部に所属した者同士が教え合ったり、
個人的にコーチに付いたりして練習し、
高校や大学時代のゴルフ部生活を送っているのではないか?と推測される。

そういう話しを聞いていると、
プロを目指す目指さないに関わらず、
「こんな大事な時期に…」と思ってしまう。

自分が高校生や大学生だった頃を振り返ってみても、
高校生や大学生の頃って、育てられてこそ育つのではないか?
自分で色々と考えて工夫をし、自分で自分を育てられるようになるのは、
色んな知識を習得し、
そこから正誤の判断ができるようになり、
色んな経験も積んでからだよ…と思う。

ゴルフ部に所属していての練習が個人任せになりやすい理由として考えられるのは、
どのように指導すれば良いのかの明確な指標が無いからでは?
このような指導が望ましいと示す学術的見解によるマニュアルが無いからでは?
と思う。

高校や大学の顧問の先生は、プロゴルファーであってもなれる訳ではない。

それならば、
プロの指導者、あるいは研究機関は、
学術的見解に基づく指導法(経験論や感覚的表現によるものではなく)や、そのマニュアルを示し、
顧問や監督の先生たちに、「皆さまがお預かりくださっている生徒や学生の中には、将来、プロゴルフ界の宝になってくれる人もいるかもしれませんので、ご指導程、宜しくお願いします」と言って、講習会なども開くなりして、お願いしないと…なのではないかな?と思います。



「ゴルフには機能解剖学の介入が遅れているのではないか?」と指摘されていることなんだし、尚更…。
この“作業”や、こういう体制を整えることは、ジュニアゴルファー→プロゴルファー育成のためには必要だと思える。

選手の才能や素質云々のことを語ったり問題にするならば、早急に、こちらの作業に着手すべきでは…。

それをやらずして、
いきなり、藪から棒のごとく180cmとの具体的な数字を示されても、
英才教育と言われても、



これには、ちょっと「…Σ(゜д゜lll)えっ?」という感覚と感情を持ってしまった…と言うわけです。m(_ _)m

…もしも、自分の息子が、子供時代からゴルフに親しみプロゴルファーになりたい夢を持っていたとしても身長が170cmだったら…。
この記事は、少し寂しく読んだかもしれませんね。(TДT)
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