3話も面白かったですねー。
2話の感想でも書きましたが、カンファレンスシーンが面白くてここだけ
リピって見てしまうことも。
今回整形医の近松先生が参加してましたけど、途中で怒って出て行って
しまうかと思ったら、怒るというよりもカルチャーショックの方が大きかった
ようで(笑)。
自分で質問しておきながら「ずいぶんつまんないことしてるんですね」と
お菓子食べながら一蹴する卓巳は、なかなかいい性格してますな~。
そう、「性格がいい」ではなく、「いい性格」なんですよね(笑)。
益田医師の診察をしているシーンでも「ダメな医者だったんですね」と
さらっとキツイ事を言い出して、「え?今なんつった?」って私も
びっくりしちゃいましたよ。
でも医者が患者の立場になって初めてわかることって、沢山あるんでしょう。
技術だけ優秀でも本当に良い医者とは言えないと、卓巳は若くしてちゃんと
わかってるからこその発言だったんだろうな。
卓巳が町医者出身だというリアリティを感じたシーンでしたね。
素人の私が言うのも変だけど、この脚本書いてる方は上手だなあって
毎回思います。
この益田医師と卓巳のシーンもそうですが、医療や医者に関する問題や
課題をさりげなく盛り込んであるし、毎度の事でもワンパターン化
させない気遣い(?)というか努力が見られて、こう来たか~って
感心してしまいます。
卓巳のおやつにしたって変化がつけてあるし、「ラストホープです」という
台詞も3話は患者さんにではなかったですもんね~。
視聴者が「来るか?」と思った時に絶妙なタイミングで副島先生が
代弁してくれるのがツボです(笑)。
今回副島先生の台詞でお気に入りは「荻原が町医者に見えた」ですね。
思わず吹き出してしまいましたよ。
荻原先生の益田医師に対する執着ぶりが憎しみだけじゃなかったのも
意外でした。
憎むのが楽な道、迷ったら難しい道を行くというお母さんの言葉どおり、
ちゃんと乗り越えた荻原先生の強さが素敵でしたね~。
でも実は勘違いで、全然別の医者だったという結末に軽く混乱しちゃい
ましたけど(汗)。
私がちょっと気になったのは、卓巳のデスクのライトにカラビナが
付いていて、彼は大学時代山岳部だったんですよね。(と、相葉くんが
東京ドームのMCで言ってた。多分5話でその回想が出てくるらしい)
で、橘先生が読んでいた桟原教授の資料に、後輩だった彼女の父親と
よく山に登っていたとこれもさりげなく登場していて、もしかして
ここも繋がってるんじゃ……と地味に気になってます。
ホント、このドラマは最後まで全然気が抜けなくて、1時間が毎回
あっという間なんですよねー。
センター長と斉藤夫妻と卓巳の父の関係もまだ謎だし。
最後の洗面台で顔を洗ってる卓巳のシーンは、めっちゃシリアスな
シーンなんだけど、洗面台が低すぎるんじゃ?!とか脚長い~!とか
全く関係ない事考えちゃってすみませんって感じでした(笑)。
テレビ誌に伏線一覧表が載ってて助かりましたよ~。
あと公式に回想シーンの動画がアップされたので、そっちも
見に行かなきゃです。