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ばれるずBLOG

三重県の魅力発信!
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本を繋ぐ、本で繋がる

2022年07月01日 23時48分36秒 | 三重県全域
こんばんは、ヅメです。暑い日が続きますね。外に出るのも億劫なくらい。

という訳で、本日は我が家の積ん読を紹介します(笑)。最近ちょっと未読本が多すぎて悩みなんですが、つい最近、そこに更に積んでしまったという話です。

きっかけは「ホンツヅキ三重」というイベントでした。
6/17~19に津市久居アルスプラザにて開催された、三重県内の古本屋9店舗による古本市です。
このイベントが凄い、と感じたのは9店舗集まったことです。というのも、僕のアップデートされていない知識では、三重県でお店としてやっている古本屋は「6店」だったんです。まあ、時々お伺いするひびうたさんをカウントに入れていなかったのは全く不徳の至りとしても、知らないうちに2店舗増えていたのは驚きです。

失礼ながら古本屋さんってもうなくなってしまうんじゃないかな、と思ったことがあります。それこそ神田の古本屋みたいな専門店は残るだろうけど、僕が好きだった、漫画や雑誌や文庫本が雑然と積み上げられている上に古色蒼然とした全集が並べられているような玉石混合の古本屋は、昔はどこの地方都市にも存在していました。そういう店は時代と共にどんどん姿を消していって、、三重でも伊勢市の「古本屋ぽらん」さん以外は、もしかしたらそういう店はなくなってしまったのではないかと思います。

その代わりに、新しい、ちょっとお洒落な古本屋さんが出てきましたね。街中の商店街にあった洋服店が消えていった代わりに、郊外のセレクトショップが増えた、というイメージです。美味しい珈琲があったり、可愛い雑貨もおいてあったりといった副次的要素もあるのですが、何しろ揃えてある本そのものがコンセプチュアルで面白く、背表紙を眺めているだけであっという間に時間が経ってしまいます。

という訳で写真を撮る余裕もなく、数冊の本を抱えて帰宅してしまいました。申しわけない!
代わりに買った本を並べてみました。半分は古本屋さん以外では手に入らない本、かな?



三重県の古本屋さんはアクセスが悪いところが多くて、時々小旅行的に車を飛ばします。それはそれで楽しい時間なのです。あの店に行くならランチはどこで食べよう、とか。ちょっとあそこに立ち寄ってみない?とか。でもこうやって一堂に会してイベントをやっていただくと、店のこだわりや嗜好の違いが明らかになって、面白い。推測ですが、普段店に置いてある本だけではなく、こういうイベントだからこういう本を置いてみよう、という意図があって、そこに寄せた古書をセレクトして待ち構えている気もします。

こんなイベントが沢山開かれるといいですね!

次はトモコさんです。宜しくお願いします。
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