近代建築撮影日記

日本全国の近代建築を
大判カメラ、一眼レフ、デジカメなどで
撮影した写真で紹介していきます

川越の近代建築(その2)

2009-11-21 17:12:55 | 関東(東京以外)
前回に引き続き2009/11/2撮影分の川越(その2)です。
以前のブログ「川越の近代建築と町並み」「川越の近代建築」も併せてご覧ください。


表題写真は旧湯宮釣具店です
(不詳/S7/木3/登録文化財・川越市都市景観重要建築物等)
現状は蕎麦屋になっていますが、これは釣具店時代の写真です。
(カメラ;Nikon EL2・1996/4/13撮影)


※クリックすると大きい画像がご覧いただけます。

※撮影日の記載なき写真は2009/11/2撮影です。過去の写真には撮影日を記載しています。


旧八十五銀行本店
(保岡勝也/T7/RC3/登録文化財)

(撮影データ;EBONY SW45・SUPER-ANGULON 58mm F5.6 XL・6x9判・1/30秒・f22・ライズ+シフトアオリ)
T7築というとまだ鉄筋コンクリート(RC)が珍しい時代です。蔵造りの町並みの中で、早くにRC造りを採用したのは大火に遭ったからでしょうか?


きんかめ時計店
(不詳/S3/木2/文化財指定なし)

(カメラ;RICOH GR Digital II)
正面に右書きで「ナイモのハナイ」とあります。
「の」だけが平仮名なのは何故でしょうか?


旧近江屋
(不詳/M30年代・大正/木2/市指定文化財)

(カメラ;RICOH GR Digital II)
左がM30年代、右が大正時代の増築です。

(カメラ;Nikomat FT3・1994/8/15撮影)
以前はかなり痛んでいましたが、近年改修されました。


旧洋品店コロンボ
(施工は水村元太郎/T14/木3/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon EL2・1996/4/13撮影)
五百羅漢の石造像で有名な喜多院の近くにありました。インターネットの情報によると壊されたそうです。
グーグルストリートビュー(クリックすると現地画像が見れます)で確認してみたら、駐車場になっていました。


旧東武タクシー
(不詳/不詳/木2/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon EL2・1996/4/13撮影)
右書きなので戦前の物件だと思います。


旧佐藤小児科
(不詳/T8/木2/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon EL2・1996/4/13撮影)
インターネットの情報ではマンション建設のため壊されたそうです。左右対称の端正な建築です。


旧川越病院門詰所
(不詳/不詳/木1/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon EL2・1996/4/13撮影)
この物件もインターネットの情報によると壊されたそうです。屋根の形状から見て大正頃の建築でしょうか?


旧関根平蔵邸
(関根平蔵/T14/木2/川越市都市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon new FM2・1996/6/29撮影)
地元の棟梁、関根平蔵が自邸として建てたそうです。
撮影時は毎日新聞販売店でしたが、今は住宅として健在とのことです。


看板建築長屋
(不詳/不詳/木2/文化財指定なし)

(カメラ;Nikon FA・2000/4/16撮影)
細路地にあります。昭和戦前の建築だと思いますが、うすっぺらい感じなので戦後の物件かも知れません。


佐々木医院本館
(浦田文治/S10/木2/川越市都市景観重要建築物等)

(カメラ;Nikon FA・2000/4/16撮影)
窓枠の組み方がプチアールデコですね。玄関外灯もいい感じです。


川越には本当にたくさんの近代建築があります。2回に分けて紹介しましたが、看板建築を全て紹介していくと、あと2回分くらいはあるでしょうか。
きりがないのでここまでとします。


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