
再び2009/12/7撮影分に戻って、名古屋市中区は栄以外の地区の近代建築を紹介します。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
渡辺仁・西村好時の基本設計を元に愛知県総務部営繕課で実施設計をしました。
名古屋城を意識したデザインの帝冠様式です。
平林金吾の設計競技当選案を元に名古屋市建築課が実施設計しました。
この建築も帝冠様式です。
東京・大阪の中央郵便局に通じる装飾を排したデザインです。X状の鉄骨は耐震補強のようです。
T字型の珍しい地割の建築です。
1階が店舗、2階以上が住居として造られている店舗住宅です。
モダニズム建築です。云われなければ、戦前物件とは気付きませんね。云われてみれば窓割りは戦前風(小さめの窓が端正に並ぶ)ですが。
詳細不明ですが、戦前物件でしょう。
医薬商、伊勢久は宝暦8(1758)年創業のとてつもなく歴史の長い企業です。割と大きな企業のようですが、今だに小ぢんまりしたビルに本社を置いているのは奇跡的ですね。末永くこのビルを大切にして欲しいものです。
伊勢久を撮影したかったのですが、望遠レンズの持ち合わせが無かったので、このような写真になりました。伊勢久を真正面に据えて、右にシフトして旧愛知県信用組合連合会も画面に収めました。従って、旧愛知県信用組合連合会の形は歪んでいます。
フォーマットが横長なので隣の伊勢久を少し入れて撮影。6x7くらいの画面でちょうど良いので、フイルムが勿体ないですね。
遠山孝三商店は毛糸の輸入・売買をしていた商社です。
資料によるとRC2となっているので、3階部分は増築と思われます。
T5に煉瓦3階の旧ビルが建てられましたが、わずか15年で外観デザインを踏襲して現在のRC3階のビルに建て直されました。S10に加藤商会の創業者・加藤勝太郎がシャム国(現在のタイ王国)より名誉領事に任命された事から、S20まで領事館が置かれました。
真宗大谷派名古屋別院がVIPの客人を泊めるために建てた建築です。
未撮影の乃木倉庫を撮影してきました。
次回は名古屋の4回目です。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
愛知県庁本庁舎
(渡辺仁・西村好時・愛知県総務部営繕課/S13/SRC6/登録文化財・名古屋市都市景観重要建築物等)

(撮影データ;EBONY SW45・Nikkor SW 90mm F8・4x5判・1/15秒・f22 1/2・ライズアオリ)
15:00頃に撮影しましたが、冬の陽射しは低く黄色味を帯びた写真になりました。(渡辺仁・西村好時・愛知県総務部営繕課/S13/SRC6/登録文化財・名古屋市都市景観重要建築物等)

(撮影データ;EBONY SW45・Nikkor SW 90mm F8・4x5判・1/15秒・f22 1/2・ライズアオリ)
渡辺仁・西村好時の基本設計を元に愛知県総務部営繕課で実施設計をしました。
名古屋城を意識したデザインの帝冠様式です。
名古屋市役所本庁舎
(平林金吾・名古屋市建築課/S8/SRC5/登録文化財・名古屋市都市景観重要建築物等)

(撮影データ;EBONY SW45・Nikkor SW 90mm F8・4x5判・1/15秒・f16 2/3・ライズアオリ)
県庁と同規模で隣合わせにある市役所は珍しいのではないでしょうか?どちらが県庁か判りませんね。(平林金吾・名古屋市建築課/S8/SRC5/登録文化財・名古屋市都市景観重要建築物等)

(撮影データ;EBONY SW45・Nikkor SW 90mm F8・4x5判・1/15秒・f16 2/3・ライズアオリ)
平林金吾の設計競技当選案を元に名古屋市建築課が実施設計しました。
この建築も帝冠様式です。
東京・大阪の中央郵便局に通じる装飾を排したデザインです。X状の鉄骨は耐震補強のようです。
T字型の珍しい地割の建築です。
1階が店舗、2階以上が住居として造られている店舗住宅です。
モダニズム建築です。云われなければ、戦前物件とは気付きませんね。云われてみれば窓割りは戦前風(小さめの窓が端正に並ぶ)ですが。
詳細不明ですが、戦前物件でしょう。
医薬商、伊勢久は宝暦8(1758)年創業のとてつもなく歴史の長い企業です。割と大きな企業のようですが、今だに小ぢんまりしたビルに本社を置いているのは奇跡的ですね。末永くこのビルを大切にして欲しいものです。
伊勢久を撮影したかったのですが、望遠レンズの持ち合わせが無かったので、このような写真になりました。伊勢久を真正面に据えて、右にシフトして旧愛知県信用組合連合会も画面に収めました。従って、旧愛知県信用組合連合会の形は歪んでいます。
フォーマットが横長なので隣の伊勢久を少し入れて撮影。6x7くらいの画面でちょうど良いので、フイルムが勿体ないですね。
遠山孝三商店は毛糸の輸入・売買をしていた商社です。
資料によるとRC2となっているので、3階部分は増築と思われます。
T5に煉瓦3階の旧ビルが建てられましたが、わずか15年で外観デザインを踏襲して現在のRC3階のビルに建て直されました。S10に加藤商会の創業者・加藤勝太郎がシャム国(現在のタイ王国)より名誉領事に任命された事から、S20まで領事館が置かれました。
(カメラ;Nikon new FM2・2007/4/29撮影)
中区最古のRC建築です。しばらく空き家になっていたそうですが、2009年に新築同様にリニューアルされ再出発しました。旧三井銀行上前津支店
(トローブリッジ・アンド・リヴィン グストン建築事務所/S6/SRC3/文化財指定なし)

(撮影データ;EBONY SW45・WIDEANGLE CONGO 120mm F6.3・6x9判・1/30秒・f22・ライズアオリ)
鈍角の角地に建っていますが、道に面したファサードは左右対称で端正な面持ちです。三井銀行のオーダーは、本館がコリント式なのに対して、各支店はイオニア式で統一されているようです。(トローブリッジ・アンド・リヴィン グストン建築事務所/S6/SRC3/文化財指定なし)

(撮影データ;EBONY SW45・WIDEANGLE CONGO 120mm F6.3・6x9判・1/30秒・f22・ライズアオリ)
真宗大谷派名古屋別院がVIPの客人を泊めるために建てた建築です。
未撮影の乃木倉庫を撮影してきました。
次回は名古屋の4回目です。
やはり無くなっていたのですね。