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愛知県内の日々の色々を書き留めてます

無礼者おやこ

2022年01月17日 | 長久手

愛知県に初めて足を踏み入れた時、「長久手」という変わった
地名に「なんか聞いたことある」と既視感を感じました。
なんだっけな~としばらくわからず、歴史の授業で聞いたんだった!と
やっと思い出しました。

そう、「小牧・長久手の戦い」でした。

信長没後の後継者争いが勃発した際、秀吉と家康軍が衝突した戦です。
秀吉サイドは、この戦で大事な重臣を亡くしていて、まさにここで
討ち死にした、という場所が現在は公園になっています。
「長久手古戦場公園」です。
重いネーミングだね…と言いながら、家族で行ってみました。


駐車場の前にどーん!と、でっかい石碑が。


長久手市内には、たくさんの戦にまつわる遺構がのこっているようです。
「血の池公園」というおどろおどろしいネーミングの公園も近くに
あります。人をたたっ斬って血みどろになった刀などを洗った池が
あるそう。ひえ~、そのまんま。




ここの公園は、戦になった現場を縮景したものでもあるそうで、誰がどこの
丘や山に陣地を置いた、などが分るようにもなっています。

そんな歴史を伝える場所の真ん前は、今はイオンモールとリニモの
「長久手古戦場駅」が。めちゃめちゃ整備されていて、住みやすそう。


どーんと、イオン。の一部。全体はもっと大きい。



討ち死に現場から、イオン。

夫がちゃんばらさながらに「まてーえい!!ご覚悟~」とか言いながら、
にゃーさんを追い回して遊んでいます。
それ、大丈夫なの?ここ、マジな戦場だよ?

現代も色々大変だけど、刀一つで斬り込みに行く仕事じゃなくて
良かったね…と、夫の背中に言いました。