この間、九太郎用に暖か冬布団を作った。
「九くん 冬用のお布団だよ。さぁ~ここに寝んねしてごらん」
さっそく お布団のそばに行って、クンクン臭いを嗅いでいた。
何が気に入らないのか・・・さっさと退散。
「せっかく九ちゃんの為に作ったんだから、さっ寝んね」
無理やり連れて来ても 嫌がって寝てくれない。
九太郎の大好きな おやつをばら撒いてみたら、
お布団のそばに行って、おやつだけ食べて退散。
あぁ~せっかく作ったのに・・・親の心 犬知らずだワ。
もうすっかり諦めて、このお布団は、
トトロ(大きな縫い包み)の座布団にしようと思っていた。
ある日、いな太郎が帰って来て 「おっ九太郎 ちゃんと寝てるじゃん」
ふと見たら 「あぁ~~ホントだー」
我が輩は犬 犬の気持ちは分からない。