今日は夕方から「木曽路」を醸す湯川酒造店さんの試飲会。ということで普段の週末より8時間ほど早めに上京し、出稼ぎ拠点へクルマを置いてから、小田急線の経堂駅の近くにある「季織亭」(経堂すずらん通り商店街オフィシャルサイトより、関連ブログ)さんへ向かいました。
まずは湯川酒造店の16代目 尚子さんからお酒のご紹介です。今回、試飲会へ持ってきてくださったお酒は7種類。
(1)十五代 九郎右衛門 純米吟醸 20BY
(2)十五代 九郎右衛門 特別純米 9号酵母 20BY
(3)十五代 九郎右衛門 特別純米 長野(D)酵母 20BY
(4)木曽路 三割麹純米 20BY
(5)燦水木(さんみずき) 20BY(木祖村産ヨネシロ)
(6)木曽路 特別純米 18BY
(7)十五代 九郎右衛門 山廃純米 17BY
という内訳でした。
これらの説明を聞いたところで、まずはお料理ナシで試飲を開始。ひと通り、全種類を皆が試飲を済ませた頃合いからお料理もスタートです。
・新じゃがのポテサラ
・ぬか漬(古漬)
・グリーンアスパラの白和え 香辛油がけ
・菜彩鶏ればのたたき等
・とろさばの干物
・京都手あげ油揚げ ふき味噌焼
・〆鯖とほたるいかの盛合せ
・春きゃべつのポン酢和え
・自家製ふわとろがんもどき
といったお料理が続々と登場しました。
(写真をクリックすると、拡大写真が別ウインドウで開きます)
会場には「言い出しっぺ」である「おいしい時間」の bleu et rouge さんやお食事番長さんをはじめ、「TAKE on me ! by 四季酒の会」の take さんと、そのお仲間「ヨイドレンジャー」の皆さん、「あお!ひー」の あおひー さん、常連のMさん等、日本酒好きの面々がいらっしゃって、それぞれのペースで試飲を楽しんでおられます。
途中、チーズ(長野県松本市奈川にある「清水牧場」さん)やマシュマロ(亀戸にある洋菓子処「ましゅまろ亭」(関連ブログ)さんの「ふあふあ生マシュマロ」)の差し入れも登場。いずれも美味しくいただくことが出来ました。
お料理の〆には「小麦蕎麦(夏)」をいただきましたが、もっちり&旨味と香りを楽しめる逸品ですね。一見、蕎麦のように見えますが、実は国産小麦全粒粉を使用していて蕎麦粉は使っていないというから驚きですよ。
(写真をクリックすると、拡大写真が別ウインドウで開きます)
2階の会場では bleu et rouge さんが自家熟成させたという 19BY の「十五代 九郎右衛門」もお披露目。西日があたるため夏場は室温が40度になるという納戸に抜栓してから1年放置したとのことですが、そんな過酷な場所で寝かせたとは思えない安定感と旨味が、このお酒の凄さでもあるんでしょうね~
この「スペシャルゲスト」酒を含めた8種類のお酒を、冷&燗・熱燗・燗冷ましなどで堪能。ウチは小さめのお猪口で 34杯(うち冷やが 22杯)いただきましたが、杯数から見ると5番(燦水木)と3番(十五代 九郎右衛門 特純・長野酵母)が一番好みだったようです。
こうして試飲会を楽しんだ後は、半数ほどのメンバーで2次会です。小田急線で新宿まで移動し、take さんのお友達夫妻が開かれている新宿東口の近くにある旬菜と水炊き「果の香」(グルメウォーカー)さんでの開催となりました。
お酒は皆で「初孫 魔斬(まきり)」(純米 本辛口、東北銘醸)をいただきます。
そして、酔っ払い集団には勿体ないくらいの繊細なお料理が続々登場。
「出汁巻き」や特別リクエストのあった「胡麻豆腐」も美味しくいただきました。
そしてメインは豪快な鍋。「大盛り」という感じではありませんが、よくダシがきいたスープの中にイカや春菊などの具がたくさん浸っていますよ。
お酒はその後、「春鹿 超辛口」(純米、今西清兵衛商店・日本名門酒会より)を出してもらいました。
カウンターと小上がりだけのコンパクトなお店ですが、なかなか居心地が良さそうな雰囲気。店内には数本のギターがディスプレイされていますが、店主さんはミュージシャンなんだそうです。
こうして楽しい時間を過ごしてきたところですが、ぼちぼち終電も気になる頃合いとなってきたので、このあたりでお開きとなったのでした。
トラックバック先:
あお!ひー:「湯川酒造、利き酒を楽しむ会@季織亭」(2009-05-25)
おいしい時間:「湯川酒造店の酒を利く会」(2009-05-25)
蔵人尚子の奮闘記:「東京です!」(2009-05-25)
TAKE on me ! by 四季酒の会:「湯川酒造店の会@経堂/季織亭に行ってきました♪」(2009-05-25)
前回開催記録:
季織亭 で湯川酒造店の試飲会(2008-05-18)
前回訪問記録:
季織亭、AGLIO(2008-08-08)
まずは湯川酒造店の16代目 尚子さんからお酒のご紹介です。今回、試飲会へ持ってきてくださったお酒は7種類。
(1)十五代 九郎右衛門 純米吟醸 20BY
(2)十五代 九郎右衛門 特別純米 9号酵母 20BY
(3)十五代 九郎右衛門 特別純米 長野(D)酵母 20BY
(4)木曽路 三割麹純米 20BY
(5)燦水木(さんみずき) 20BY(木祖村産ヨネシロ)
(6)木曽路 特別純米 18BY
(7)十五代 九郎右衛門 山廃純米 17BY
という内訳でした。
これらの説明を聞いたところで、まずはお料理ナシで試飲を開始。ひと通り、全種類を皆が試飲を済ませた頃合いからお料理もスタートです。
・新じゃがのポテサラ
・ぬか漬(古漬)
・グリーンアスパラの白和え 香辛油がけ
・菜彩鶏ればのたたき等
・とろさばの干物
・京都手あげ油揚げ ふき味噌焼
・〆鯖とほたるいかの盛合せ
・春きゃべつのポン酢和え
・自家製ふわとろがんもどき
といったお料理が続々と登場しました。
会場には「言い出しっぺ」である「おいしい時間」の bleu et rouge さんやお食事番長さんをはじめ、「TAKE on me ! by 四季酒の会」の take さんと、そのお仲間「ヨイドレンジャー」の皆さん、「あお!ひー」の あおひー さん、常連のMさん等、日本酒好きの面々がいらっしゃって、それぞれのペースで試飲を楽しんでおられます。
途中、チーズ(長野県松本市奈川にある「清水牧場」さん)やマシュマロ(亀戸にある洋菓子処「ましゅまろ亭」(関連ブログ)さんの「ふあふあ生マシュマロ」)の差し入れも登場。いずれも美味しくいただくことが出来ました。
お料理の〆には「小麦蕎麦(夏)」をいただきましたが、もっちり&旨味と香りを楽しめる逸品ですね。一見、蕎麦のように見えますが、実は国産小麦全粒粉を使用していて蕎麦粉は使っていないというから驚きですよ。
2階の会場では bleu et rouge さんが自家熟成させたという 19BY の「十五代 九郎右衛門」もお披露目。西日があたるため夏場は室温が40度になるという納戸に抜栓してから1年放置したとのことですが、そんな過酷な場所で寝かせたとは思えない安定感と旨味が、このお酒の凄さでもあるんでしょうね~
この「スペシャルゲスト」酒を含めた8種類のお酒を、冷&燗・熱燗・燗冷ましなどで堪能。ウチは小さめのお猪口で 34杯(うち冷やが 22杯)いただきましたが、杯数から見ると5番(燦水木)と3番(十五代 九郎右衛門 特純・長野酵母)が一番好みだったようです。
1:純米吟醸20BY | 2:特純9号20BY | 3:特純長野20BY | 4:三割麹20BY | 5:燦水木20BY | 6:木曽路18BY | 7:山廃純米17BY | 8:自家熟成19BY |
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5 杯 | 4 杯 | 7 杯 | 4 杯 | 8 杯 | 1 杯 | 3 杯 | 2 杯 |
こうして試飲会を楽しんだ後は、半数ほどのメンバーで2次会です。小田急線で新宿まで移動し、take さんのお友達夫妻が開かれている新宿東口の近くにある旬菜と水炊き「果の香」(グルメウォーカー)さんでの開催となりました。
お酒は皆で「初孫 魔斬(まきり)」(純米 本辛口、東北銘醸)をいただきます。
そして、酔っ払い集団には勿体ないくらいの繊細なお料理が続々登場。
(写真をクリックすると、拡大写真が別ウインドウで開きます)
「出汁巻き」や特別リクエストのあった「胡麻豆腐」も美味しくいただきました。
そしてメインは豪快な鍋。「大盛り」という感じではありませんが、よくダシがきいたスープの中にイカや春菊などの具がたくさん浸っていますよ。
お酒はその後、「春鹿 超辛口」(純米、今西清兵衛商店・日本名門酒会より)を出してもらいました。
カウンターと小上がりだけのコンパクトなお店ですが、なかなか居心地が良さそうな雰囲気。店内には数本のギターがディスプレイされていますが、店主さんはミュージシャンなんだそうです。
こうして楽しい時間を過ごしてきたところですが、ぼちぼち終電も気になる頃合いとなってきたので、このあたりでお開きとなったのでした。
トラックバック先:
あお!ひー:「湯川酒造、利き酒を楽しむ会@季織亭」(2009-05-25)
おいしい時間:「湯川酒造店の酒を利く会」(2009-05-25)
蔵人尚子の奮闘記:「東京です!」(2009-05-25)
TAKE on me ! by 四季酒の会:「湯川酒造店の会@経堂/季織亭に行ってきました♪」(2009-05-25)
前回開催記録:
季織亭 で湯川酒造店の試飲会(2008-05-18)
前回訪問記録:
季織亭、AGLIO(2008-08-08)
さあ、次は季織亭4周年です。
8時間耐久に備えて肝臓を鍛えておきたいと思います。
> 季織亭4周年
ウチは残念ながら先約があるので参加できませんが、肝臓を調整してバッチリ楽しんで下さいね!
広いネット世界で、当店の名前で検索をしておりましたら貴ブログへいきあたりました。
貴ブログにて当店のマシュマロを取り上げて下さりありがとうございます!
マシュマロはお茶菓子、という頭でありましたが、お酒のお供にもしていただけるなんて驚きました!
おいしいお酒とお肴と一緒に当店の生マシュマロを召し上がっていただけて嬉しく思います。お差し入れに使って下さった方にも大感謝です、ありがとうございます。
実は、当店の周囲には飲み屋さんが多いため、お酒好きな方にアピールできる生マシュマロの味はないか、と考えたこともございます。もしそんな生マシュマロが開発できましたら、ぜひお試し下さいね!
それでは失礼いたします。よい日本酒ライフを!
> お酒のお供にもしていただけるなんて驚きました!
お酒の個性にもよるのですが、特に濃厚な味わいの日本酒だと、意外と(和洋を問わず)お菓子との相性も良かったりするので、固定観念は持たない方が良いかもしれませんよ。
ましゅまろ亭 さんの「ふあふあ生マシュマロ」、ウチは確か「レモン」と「抹茶」、それに「プレーン」をいただいたのですが、ウチ自身が酸味とか柑橘系が好みというせいもあって、特に「レモン」が抜群に美味しく感じました。
あの味わいならば、日本酒やワイン、あるいはベルギービールなどとの相性も良さそうな気がしますよ!
そんなワケで、それ以上に「お酒好きな方にアピールできる」という生マシュマロの開発には興味津々です。
もし実現の暁には、是非とも味わいたいなぁ、と思いますよ~