goo blog サービス終了のお知らせ 

92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

いのちと平和の森

2009-12-29 | 信州(安曇野・大北)
 ちょっと北アルプスを眺めてから松本市街へ引き返そうとすると、何やら見慣れない駐車場や公園っぽいエリアの存在に気がつきました。何だろうと思って寄ってみると、「いのちと平和の森」とあります。

自然のモニュメント? 「いのちと平和の森」の碑


 ちょうど関係者の方が来客を案内されているところだったので、少しお話を聞くことができました。何でも日野原重明さんという方がこの地を気に入って名付けられ、松本市から土地を借りたり、周囲の森を買い取ったりして、徐々に整備されているんだとか。

 また、有志による植林なども進められており、サイトウキネンで縁のある小澤征爾さんの名前も見掛けました。

植林の名札 小澤征爾さんの名前も


 さらに進むと、ちょっとしたモニュメントと鐘があります。その碑文によると、カリヨン「いのちと平和の鐘」を長野県立こども病院試行中の新サイト)へ寄贈されたのだそうで、ここにあるのはその分身(と言うか鐘のひとつ)なんでしょうか。

鐘 碑文


 この鐘のあるあたりの稜線からでも北アルプスや安曇野が一望できるのですが、その奥の山からはもっと眺めが良く、訪れるカメラマンも少なくないとのことです。

鐘のあるあたりの稜線からの眺め


 せっかくなので、左奥手にあるという眺望ポイントへ行ってみることにしましょう。

 ほんの数分ほどで、まるで突き出た岬のように眺望が開ける(と言うか切り開かれた)場所に到着しました。

松本市街と鉢伏山 梓川・乗鞍岳方面
(写真をクリックすると、拡大写真が別ウインドウで開きます)

 左手には鉢伏山や松本市街、正面から右手には安曇野の盆地と乗鞍岳から白馬方面に至る北アルプスの山々がぐるっと眺め渡すことが出来ますよ。

足元には梓川や奈良井川と平瀬橋 北アルプスの山々と安曇野、犀川
(写真をクリックすると、拡大写真が別ウインドウで開きます)


 ゆっくりできるよう、木の切り株などでベンチなども用意されていました。

ベンチ越しの安曇野・松本平 ベンチ越しの青空


 一帯には桜を植樹しつつあるとのことなので、かつての弘法山古墳がそうだったように、ここも年数を重ねるうちに桜の名所のひとつになるかもしれませんね。

若い桜の樹 冬芽もまだ固く


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年の瀬迫る午後 -常念岳と安... | トップ | CAFE THE GROVE のランチ »
最新の画像もっと見る

6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tomochi)
2010-01-06 22:24:10
ほんのちょっと、故郷を思い出しました。
○の松原を。

海がそこそこ近い街だけに、樹木が海風であおられて傾いて生えているんですけど
1枚目の写真はそれを彷彿とさせるものが。
だから海が近いかと思いきや、そうじゃなくともこんな風に生えるんだなぁ、と。

日野原氏のサイト、拝見させていただきました。
最近ねー、いろいろ考えるんですけどねー(以下思いっきり略

返信する
Unknown (Izm)
2010-01-07 01:47:19
そこから見えるとんがり帽子の時計台に、カリヨンを寄贈してくださったのは、15周年の記念の年でした。
今は8時半・12時・17時の1日3回、季節によって曲が流れます。

このあたりの里山整備でもありますが、植えるために切る、というところは少し心痛むところがあります。


昨夜の温泉付き独り寝酒を除くと、今夜はようやくの初呑みお出かけでした。
-4℃ 空は晴れて、星は満天。
明朝は放射冷却でしっかり凍みるでしょうねぇ・・・・
返信する
■ tomochi さん (kuni@管理人)
2010-01-07 02:45:39
> 樹木が海風であおられて傾いて生えているんですけど

信州でも風や雪の影響で傾いて(もしくは曲がって)生える木が少なくないですよ。

この場所は稜線近くなので、西風もよく通るんじゃないかと思います。

> いろいろ考えるんですけどねー(以下思いっきり略

前向きな話なら良いのですが(苦笑)
返信する
■ Izm さん (kuni@管理人)
2010-01-07 02:53:09
> 植えるために切る

完全な自然林ならともかく、放置されて荒れる森林というのも問題だと言いますから、喜ぶべきところなんでしょうね。

ただ、一時的にせよ丸裸になったような山肌あたりは、少し寂しくもあります。


> 温泉付き独り寝酒を除くと

おや、それは除外されるんですね。一番のお楽しみのような気もしますが(笑)

そろそろ本格的な冷え込みシーズン入りですかね~
返信する
Unknown (tomochi)
2010-01-07 22:04:23
>前向きな話なら良いのですが(苦笑)

これまた痛いところを(笑

でもたぶん、日本海の風にあおられても倒れない
松の木と似ているんじゃないかと。
後ろを気にしてばかりでもなく、前dake
見ているわけでもなく。

日本海の風の中で育つとこうなるんです(違
返信する
■ tomochi さん (kuni@管理人)
2010-01-08 01:06:34
ふと何故か、さだまさしさんの「風に立つライオン」という曲が頭に浮かびましたよ。

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND49678/index.html

……もっとも、今この瞬間の BGM(by BeatJam)は KOKIA さんの「たった1つの想い」だったりしますが。
この巡り合わせも凄いっす(笑)

http://blogs.dion.ne.jp/92_t/archives/8421976.html
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

信州(安曇野・大北)」カテゴリの最新記事