旅行最終日・・・
ってか
一泊二日ですが、
牛窓オリーブ園を後にします。
朝一番、数台だった駐車場が賑わっていました。
泊まったホテルが見えます。
向こう岸の山の上。
交通量皆無。
のんびり走れます。
この後、
良い調子で岡山ブルーラインを走行。
流石に大阪まで無給油では帰れません。
なので、山陽自動車道備前IC手前で給油。
タンクを満たし、「さあ帰ろ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところが、さっきまで快調に走っていた’65ビートル。
どうしたことがエンジンが目覚めません。
ってか、イグニッションがONになりません。
電源が落ちました。
さてさて・・・どうしょうかな~
「キルスイッチ切ったっけ」
「いや、切ってない」
「バッテリー端子接触不良?」
荷物を放り出しバッテリーチェック。
(リヤシート下にバッテリーがあるので荷物や土産を出さなきゃいけません)
「うん。バッテリー端子はOK」
「ヒューズも切れていないようだし」
色々自問自答するも私の手には負えません。
「とにかく給油機から離れないと迷惑やな~」
って思っていたら隣の給油機にカルマンギヤが入って来た。
「いいビートルですねー」って。
「ありがとう。でもねー エンジン掛かりません。」
「え~っ!」
そして、カルマン氏手際よくチェックしてくれました。
「これはちょっと手に負えないかも」
「メカニックが一緒に来ていますので任せましょう」
「迷惑になるので移動させましょう」
と、数名で押してくれました。
で、GSの端っこに移動。
同行されていたメカニック氏とカルマン氏
二人でボンネット内の配線をチエック。
手際のいい作業にこちらはキョトンとするしかありません。
目が点になっているうちに作業完了。
イグニッションがONになり
難なくエンジン始動。
メカニック氏曰く
「意味の解らない迂回路があってそこで電気が遮断」
「その回路をカットしてバイパスしておきました」
「直結してもヒューズがあるので問題はないでしょう」
「もしこのヒューズが切れたらJAFを呼んでください」
とのこと。
見る方が見たら配線が迂回しているって
すぐわかるんですね。
ふと、周りをみると356の集団が・・・
カルマンとクラシックミニも数台
それに私が見たこともないクラシックカーが2台
お聞きすると、旧車をメインとするガレージの
ツーリングだそうでう。
914に乗られているのがガレージのオーナー様
トランクから道具を出してわざわざ診て下さいました。
本当にありがたいことです。
ほんと、神様です。
ありがとうございました。
高速道路も順調!
もしあの方たちと出会わなかったら・・・
レッカー車のお世話になり、自走は出来ていなかっただろうな。
山陽道のRAでほっと一息の図
ほんと、
おかげさまで無事帰ってくることが出来ました。
ありがたいことです。
謎の迂回路ありの配線。
きっと意味があるはず。
ショップで確かめます。
配線の謎はありますが、
とりあえず快調に帰ってきた’65ビートル。
こどもたちへのお土産と。
自作コースター。
ホテル違いや
最後にハプニングがあった旅行でした。
十分に楽しめました。
こんなことがあるから
古い車での旅行は面白い?
絵に描いたような出会い。
たぶん 7駆さんの人間性が・・・天の助けを呼んだのでは・・・・素晴らしい!!!
人様のお陰で生かせてもらっています。
運だけで生きています。
「なんとラッキーな!」と
後日点検に出した車屋さんにも言われました。
しかし素晴らしい巡り合わせでしたね。
ところで、そういえばこのビートルの燃費って、どのくらいなんでしょう?
旅行で遠出するのは無謀かも。
でも、それがまた楽し。
燃費は13~17km/Lぐらいかな
それにしても筋書きがあったようなラッキー!
その回線見る限り、相当経験値が無いと分からんやろし・・・
こっちは何のことか分からんし。
後で調べたら、手に入りにくいヒューズが
切れる前に手に入るヒューズが
切れるように迂回道を作っていたみたい。
この配線した人は天才かも。