三輪酒造:
天保8年(1837年)に澤田屋の名で創業。
幕末に活躍した大垣藩・家老・・・小原鉄心とゆかりが深い。
こよなく酒を愛した鉄心は、行きつけの澤田屋で、程好く酒がまわると、
書を楽しむのが常であったとか…。
そして、澤田屋を『萬家醸春楼』・・・萬(よろず)の家に春を醸す館と名付け、
※(まんかじょうしゅんろう)
酒の名を『萬家春』・・・萬(よろず)の家に春を呼ぶ?酒と命名しました。
※(まんかしゅん)
そして時代は流れ、
平成19年・・・創業170周年を記念して『バロン鐡心』を世に問う。
※大垣いちおし製品認定。
大垣の水と米(上石津産)を使い、仕込んだとか。
60%磨いて・・・コクがある、昔風の作りにしたそうですわ。
甘口、辛口というより、味口(あじくち)の酒で、
ぬる燗にすると、フワッと旨味が出てくると…。
私めも、自宅で夜・・・一口(大口?)いただきましたが、
「なるほど味わえるお酒だな~」と感じましたぞ。
もちろん、「白川郷のにごり酒」も造られており、
全国展開中・・・とのこと!
平成23年(2011年):
酒蔵、北蔵と南蔵は、
明治期の酒蔵の典型例として&歴史的な街並み景観に寄与するものとして
国の登録有形文化財に認定されました。
雰囲気あるよね~~!
この冬は寒さも厳しいだけに
・・・酒造りには最高の環境だそうで・・・
『2月に入れば、寒仕込みの酒が出来上がってくるので
とても楽しみです』・・・と三輪社長。
私も・・・たのしみですぞぉ!!