役に立ったこと

　父が亡くなってもう半年になろうとしています。やっと家の整理などができました。
大仕事で少し無理したのと暑いので、体調を壊しています。

　父が亡くなっていろいろな遺品を整理していたら、生前父が話していたことが、よくわかったのと、いろいろな道具類があり、こんな便利なものがあったのかと驚かされ、大変勉強になりました。

　台所洗剤、漂白剤、柔軟剤などもいろいろと用途によって商品があるということや、磨き粉（液）にも銀磨き、木材艶出し、仏具、ベッコウなどの艶出し液などがあることも勉強できました。えごまが、木材の艶出しに利用できるとは思ってもみませんでした。燃料用アルコールやベンジンがありましたが、アルコールランプに使うのではなく、汚れ落としに使用することができるのも勉強できました。
油も、刃物油、機械油も成分が違うので、使い分けしないこともわかりました。
　ペンキやその道具類もたくさんあり、さび落としの真鍮のブラシ、鉄のブラシ、プラスチックのブラシなど用途によって使い分け、ペーパーも100番から2000番まであり、粗く削ったり、滑らかに艶出しするのに使い分けすることも大変勉強できました
。
　ピンセットも年老いてくると細かいものを持てなくなるので、利用することもわかりました。その他にもいろいろと私の知らなかったことを亡くなってから、遺品整理の中で、たくさん教えてもらいました。感謝。

　話は変わりますが、会社を辞めさせられた時、しばらく会社の変なカラーに染まっていたためか、変人に思われたり、先輩や上司に教えてもらったことが何も役に立たず、逆に教えてもらったことを話すたびに変人に思われたのには驚きました。目に見えないものを見よとよく言われましたが、会社の先輩は何も知らない上から目線の中身のない馬鹿ばかりで、父の方が尊敬できました。
　中身のない大馬鹿の集団だったのがとてもよくわかりました。
　
　父には、遺品整理に大変苦労したのであまり良く思っていませんが、多少見直したところがありました。会社で教えてもらったことは世間の非常識ばかりでした。今では、情けなく思います。

　実家の整理をして、移動したものが多いので、これからの私の家の整理をぼちぼちとやっていきたいと思っています。