楽しい出来事

私の楽しい出来事、うれしかった出来事日記

よい先輩が年末に亡くなりました!

2018-01-26 18:21:30 | 日記
 会社に勤めているときに、京都のことは住んでいるだけで関連することまで知っていてあたり前と上司や先輩たちに精神がやられるほど言われていました。それでいて、「こんなこと知らんのか」と言われていました。もっと足元を見よ、目に見えないものを見よ、そんな狭い視野ではだめだといわれ、人の5倍ほど働かされ、今から思うと過労死寸前だったと思います。
 
 会社を辞めて、まだ、植物や樹木、昆虫、爬虫類、魚類など知りませんでした。
  
 京都の歴史や文化、祭、伝承、お札類などはすべて勉強したので、関連することは京都の住んでいる方はみんな知っておられる。笑われないように知れといわれましたが、結局、知りすぎていて、逆に変人に見られることが多々ありました。教養のない上から目線のあほ先輩でした。

 そんな中、京都自然教室、京都御苑自然観察会、京都御苑きのこ会、京都薬種協会主催大文字山を登ろうなどいろいろな自然観察会に参加しました。土地改良区の自然観察会は、元巨椋池の野鳥や魚類など、法然院では、ムササビの観察会などがありました。

 そこでであった年配の男性で、きのこ、特に冬虫夏草が大好きで、標本もたくさん作られていました。本当にいろいろと丁寧に指導いただき、また、気にかけていただいて、とても知識は豊富になりました。
 京都自然教室では、野鳥や昆虫、魚類、京都御苑きのこ会では、きのこ、イグチ、冬虫夏草、粘菌等の勉強ができました。

 染色の仕事をしておられるようでしたが、同じ目線でお話しされ、いろいろなきのこの名前など教えていただきました。どこに行ったらみられるかなどの情報も教えていただき、目からうろこでした。会社の先輩には恫喝されるだけで、何も教えて(ひとつも)もらえなかっただけにとても新鮮な感じを受けました。

 植物園に行って観察していたら、何度かお出会いして、キヌガサタケや茶タマゴタケ、冬虫夏草(セミタケ)、ツチグリなど見つけられ、いろいろご教授いただきました。

 欲しかったアミタケの標本も戴き、感謝感激で、お返しに京都西山の都カンアオイを差し上げました。よき楽しい思い出になりました。

 アカヤマドリタケを大文字山で見つけられ、頂いておいしくいただいた思いでもよみがえります。春には大きなイグチが見られますよとも言われていました。

 母も3年前に亡くなり、父は昨年亡くなり、とても親しくしていた方が亡くなり、また、少し遠い家内の姉のご主人のお父様には、修善寺の歴史文化を一通り教えていただきました。

 岸信介の時代に大洪水があったこと、瓜生野の不動尊、水晶山のいわれ、昔は筏場があったこと、伊豆街道は今とルートがちがうこと、この辺りの住人の方と下田の住人とは歴史文化が違い、かつては行き来がなかったことなど・・・。

 京都に住んでいるだけですべて知って当たり前と言われましたが、いろいろな連合会会長や昔から何代も続いている家系の役持ちの方や街の歴史好きな古老などたくさんの方にお出会いして京都のことに関して、町のことに関してお話いしましたが、皆さん隣村のことは知りませんときっぱり言われました。なぜそこまでしりたいんですかと不思議そうに尋ねられました。 

 本当にPOMAN社員の先輩諸氏は今更ながらに無知な馬鹿だったと思います。
 
 よい方がまた一人亡くなり、とても残念です。悪がはびこる世界なのでしょうか。

 妹が遺産相続にもらった実家は、父の書いた表札、郵便受け、仏壇、神棚などそのままで、人の手に渡ってしまいました。半年ほど来ていません。もう名義が変わっているにもかかわらず、郵便が着ます。年賀状や寒中見舞い、役所からの問い合わせなども来ます。自分らのものだから触るなと言われましたが、世間体があります。本当にPOMANの考えと一緒で考えると頭がおかしくなってきます。1円も貰っていないのに!家内は向こうの言う通りほっておけと言います。そうすることにします。
 
 今年は多くのよいかたとまた、お出会いしたいものです。