大詰め本因坊戦！

　第６６期本因坊戦挑戦手合は、これまで山下道吾本因坊が怒涛の３連勝。
　いよいよ防衛にリーチをかけました。

　３局とも、充実の内容でほぼ完勝だったようですね。

　そして次局、６月１５日、１６日に石川県小松市の旅館「法師」で防衛が決まるかもしれません。


　去年は第５局、埼玉県秩父市「美やま」での対局を見に行きました。
　対局の行われた「美やま」に宿を取り、山下本因坊の誕生を見届けることができました。

　さて今年は「法師」で４連勝決着はあるのでしょうか。
　３連敗と追い込まれている羽根直樹九段ですが、他の棋戦では勝ちまくっています。
　好調さを維持しているため、ひとつの勝ちで大きく流れが変わることもあります。

　私は山下本因坊の防衛に期待します。


　他の注目している棋戦では、王座戦本戦２回戦、三谷哲也七段と村川大介七段の対局。
　三谷哲也七段が勝利しています。
　各棋戦で上位に入り更なる活躍が期待できる若手同士、この両者は新人王戦の次局２回戦でもぶつかります。

　三谷七段の準決勝の相手は羽根直樹九段。
　強敵ですが、前期の王座戦本戦でも両者はぶつかっており、三谷七段が勝利しています。


◎　最近は、ネット碁会所「石音」でよく打っています。

　先日より、段級位に関係なく、全て互先で対局するという面白いリーグ戦を開催しており、私も参加しています。

　六、七段格の高段者とも互先でぶつかりました。
　本気で勝つ気で打ちましたが、簡単に跳ね返されました。。。
　段位者相手に４連敗のスタートでしたが、その後上手にも勝利を得るなど、とても楽しんでいます。

　負け碁を紹介。
　私の黒番。

　【棋譜再生】

　一応勝負っぽくなった碁ですが、当然甘めですし、弄ばれています。。。
　相手はずっと上手でも、戦いを恐れないように心がけています。
　負けて当然ですから。。。

　下辺、もっといい攻め方はありそうでしたが、１１７が筋なようで失敗でしたか。
　もともと取れそうにない石と、下辺を大きく囲う方が良かったのかどうなのか。

　最近、とにかく相手の石を切って戦いを巻き起こすのが面白くなってきました。



　夏休みも無事取れて、さあ来週は石川決戦です！