むらやわたる57さい

千文字小説の未来について

超IQ研究所 太平洋戦争概説㉔

2019-04-30 13:13:20 | 小説

 ナチスの話がだんだんと、くどい感じがしてくるけど、ネットが普及する以前は、ナチスの回遊を、することが人生の主体だった。

 

   硫黄島の戦い

 九日目朝。

南雲 戦争になったらどうしよう。

M 南雲さん。下で戦うナチス囚人兵はカウントがいくつくらいだ。

南雲 上が一八〇で下は三三。

M 市丸が殺したかずは二五〇ぐらいだからまだ勝てるだろう。

南雲 囚人トーチカをあと三人北側に送って。

M かずが多いやつだな。そっちで足りなくなった場合を考えると、頭がすうっとしてなにを考えていたか忘れる。これが戦争だ。

 午後三時。前線へ。

M ノズルは食事入りだけだったよな。

林 先頭に立って穴を燃やしている二人はRANK Bですね。

M どうしてこっちにいるんだ(集合場所は西海岸付近)。

 スプールアンスが片方を撃った。もうひとりも撃つ。

RANK BのSS 経営者が売り場に立つときは、つり銭が足りなくなるので、高額紙幣を使う客がこないようにひたすら念じる。

 前線で捕虜を連れてきてから摺鉢山に登る。

N マリアより。先着一名AA。

M かずは。

南雲 一〇九七人。

M なんでベルリンに集結しないんだ。

南雲 米軍グッツがもらえるから。

長野君 九人多いかと。人数のコールは省略しますか。

南雲 必要だから省略しないで。 

 九人片づいた。

M 林君。空を飛ばそう。

 一〇〇〇人を超えると無人の町で保安官になる(らしい)。ときどき別な町でカウントを増やさないと入植者がこない(ドイツ人の)。一〇〇〇を少し越えたかずがほとんど。AAになると、担当SSがそれぞれにつく。自動小銃を持ったやつと別な町で一〇軒まわる。戦闘員になる男以外を全員射殺。黒髪のドイツ人(ユダヤ人)が死体を始末。そういうのが二〇人ほど同時に活動しているようだ。子供が逃げる。撃つ。戦闘員用の捕虜がトラックで運ばれてからまた戻ってきた。運転手となにか言い争ってから男たちに、おりるように指示する。ひとりずつ全員射殺。

 終点だ。

AAのSS 食品店で売り場にくさった物を陳列していると客の出足が早くなる。あわてて新しい商品を仕入れると客が別の店に行く。あまった商品がまたくさる。

 一〇日目。

 今日からナチス囚人兵のかずを一〇〇〇人にするという。

 ナチス囚人兵の骨を、装兵の前に並べている。こいつの総合体がなにになるかだ。

 開始時間を一五分早くした。午後二時四五分。前線へ。

 ナチス囚人兵が機銃の射程に近づいてきた。スプールアンスが仕とめる。

M 戦争だ。忍びが殿様の護衛をする。

 囚人トーチカ神戸の死傷数が二〇〇〇を越えた(らしい)。少し安心だ。

南雲 マリアより。保安官はひとりずつ。

M 数は。

南雲 一〇九三人。

長野君 九人多いかと。

 九人片づいた。

M 空を飛ばそう。

 軍需工場ではスーツを着たSSが加わる。軍需品の生産ライン比率を計算してから、簡単な機械の操作方法をわざわざ聞く。「不具合品が出荷されてる」と言って一〇九三が全員射殺した。

 入植者の子供たちが新しい学校で「そんなことを言うと保安官に撃ち殺されるよ」と言う。

 終点。

「日本兵の小銃使いは走りながら弾を撃って相手に命中させる」

林 米軍の広報が正しくしゃべってます。

 

    つづく
 



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