京都Running

Welcome to my running world

再び「BORN TO RUN」から

2010-06-29 00:24:17 | 走るを科学する
今月号のランナーズでは「BORN TO RUN」で話題となった裸足トレーニングが特集されている。またP74では「BORN TO RUN」に出てくるBadwater Urtramarathonに挑戦した岩本能史さんのレポートも出てくるから参照いただきたい。

私は「BORN TO RUN」を読み進んだとき、飛脚というイメージとダブって、消えなかった。タラウマラ族は廃タイヤを利用してサンダルを履いて走るが、日本ではかつて飛脚という職業があって、早がけでは江戸-京都間の500kmを3日間で走ったそうだ。
100kmウルトラではトップは8時間を切って走るが、当時はワラジ。もちろん駅伝のように飛脚同士がつないだようだが、山道さえ越えて走ったそうだ。
ワラジ、雪駄、草履、下駄、地下足袋。日本の文化は裸足に由来する。
足の指が自由だというのはきっと拇指球で地面を駆けるのには適しているのだろう。
きっと裸足トレーニングというのは理にかなっていると思う。

私たちも足底筋膜症になったとき、足底のアーチ回復のためにタオルギャザーという足指でタオルを呼び込むリハビリをすることがある。

足指が手と同様、自由に動かせるということはきっと大地をしっかりつかんでいることになる。ところが我々は足をシューズメーカーのいうがまま安全な袋に包んでしまった。アベベが証明したように裸足でもしっかり走れるんだと。
草履や下駄をふだんからはきなれている人は拇指球が発達して強いと思う。

で、お休みの日はサンダル(親指のかかる)履きが多くなった私です。
                             …続く

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