心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

どんづまりに来た日本(人)

2019-01-01 15:32:51 | 現代日本および世界

こんにちは、大木です。

冷たい朝の気配のなか、

まったく季節を知らないように

トネリコの木が青々とするそばに、

渋柿の老木が紅い葉をすっかり落として

寒々とたたずんでいます。

そ、そうです、すっかり年があらたまってしまいましたー。

みなさん、あけましておめでとうございます。

筆不精なわたしにつき合っていただきまして重ねてお礼申しあげます。

さてさて、みなさんは日々をどのようにお過ごしでしょうか?

「過ぎたこと」にずうっとこだわって

立ち止まっていないでしょうか?

反対に、

「自己観念= じぶんに都合のよい恣意的なかんがえ方」を

まるで自明= あたりまえのように肯定して

他者(現実)を遠ざけ軽んじる「尊大」にいたっていないでしょうか?

そこからは、精神が弛緩して依存へ、さらには自閉のほうへ

くずれてゆくことになりますのでご用心ください。

-- またこの頃のペット依存やギャンブル依存の生態現象の裏側には

息詰まる社会への言いようのない虚無感がぴったり貼りつき、

ひとびとの不安神経症の発現を用意して待機しています。

いや、裏表というよりは

同列にあると見なすほうが いいかもしれない。


-- それだからこそ、

なおも生き難きこの国の社会で 孤独ではあっても、

ふり返らずに、

背筋を伸ばし、

眼を見ひらいて

みずからの精神をいま一度 覚醒させようとすれば

この国のどんづまりの病から まちがいなく救抜され、

精神の自立をたしかに手にすることができます。・・・

あらためて 覚醒を! いま!


* 昨年読んだ秀逸の論述は、

山本哲士氏の「 国家と再認・誤認する私の日常」( (株)文化科学高等研究院出版局
(なかなか読解するのに手ごわいブルデュー、ラカン、吉本、フロイト等を踏まえた哲学思想書です)

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます (アホのさかた)
2019-01-05 10:08:56
大木先生、いつもご指導頂きありがとうございます。
今年もその、日本人の精神の最も深遠に届く
心理カウンセラーの眼を発揮しつづけてください。
返信する
ガッテン! (ぐずママ)
2019-01-05 20:43:14
明けましておめでとうございます😘
そうね、
ふりかえらず
背筋を伸ばして
眼を見開いて
も一度 覚醒する!
ですね🤔
返信する

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