心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

結婚詐欺殺人も取り込み詐欺殺人も心的病理

2009-11-25 11:45:09 | のほせんの心理カウンセリング
≪ひとは自分の心の本当のことを分かっていない!≫

心の本当のことって、なんでしょう?

たとえば、ひとは自分が考えたことだけを行動に移すという法則をごぞんじですか?。

つまり、< 考えていないことは実行できない > ということが明白に分かります。

すると、最近の理解できないような事件・犯罪が冤罪でなく事実だというとき、

容疑者の言い訳とは違って、こと実行段階では、

必ず「自分が考えたとおりに」実行したと理解できます。

そしてその事件のなかで、犯罪と呼べるのは

実行者 が< 実行 > によって現実的な利益を得た、得られる可能性があったというときです。

そういう意味ではそれ以外の厳密には犯罪と呼べない事件は何と呼ばれるべきか?

それは実行者が実行した事件が、その時その場だけの欲求を満たしても、

そのことによって自分自身を社会的に破滅させることになるという行動であり、

それも犯罪に違いないが、そう呼ぶ前に
『分裂病を抱えたこころの病気』の現実への侵攻である『社会病理』と呼ばれるべきでしょう。

メディアに登場するさまざまな事件の犯人が、

その『実行』のときに考えることは、

自分の妄想の現実化の美化や快感のイメージであり
(本人は妄想と現実の境界が不明になっている)、
その達成に向かって行動される。

結婚詐欺殺人も、暴行魔も、取り込み殺人鬼も、

殺人に到る強迫観念や破壊衝動を抱えた、

自己破綻した思考パターンを繰り返す病理者といえる。

世間には、たとえば取り込み詐欺をしても、平然としている輩はいくらもいる。

彼らは詐欺や虚偽行為そのものに快感を得ているわけではない。

ましてや、いちいち人を殺めたりはしないし、する動機もない。

実利を得るための仕事と心得て行動している。(ここが病理者と相違するところ)

少なくともまだ心の病気で破綻するに到っていない、犯罪者の部類といえよう。











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