(2001年の写真)
「東宝怪獣映画史上初の女性バラゴン・スーツアクター太田理愛さん」
太田理愛、アルバイト情報誌を見てこの仕事を始めた。
以来、CMでウサギやシロクマ、遊園地のショーでセーラームーンやロボコンに“変身”してきた。
バラゴンは体長三十メートルとゴジラの半分。
小柄な人が必要とされ、身長146センチの太田が決定された。
とはいえ、バラゴン役は超激務。見えない、聞こえない、酸欠という着ぐるみ特有の悪条件に加え、
四本足で歩かなくてはならない。
その上、収録は長時間に及ぶ。
この日もゴジラの尻尾が絶妙の角度で当たるまで約一時間も撮り直しが続いた。
映画では、わずか十数秒のシーンなのに。
「OK!」の声がかかると、汗だくの顔に笑みがもれる。
「背が低いのがコンプレックスだったのに、初めてプラスになった。
何度やられても立ち上がる勇敢な姿を見て欲しいですね」(エンタメ ニュース 参照)
こういう女性にどんどん出てきてほしいです。