パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

「カメラを止めるな」感想 面白さ半端ないからみんなに見て欲しいっ!

2018-08-15 13:36:12 | 映画

知人からこの映画の評判を聞いて見に行きました。ただ予備知識として ゾンビが出てくるコメディーとしか聞かなかったのでとても楽しめました。圧倒的な面白さに感動するし、いい映画を見たなぁという満足感で胸がいっぱい。はっきりいってまた見たいです。それくらい何もかも作りこまれてました。Yahoo!で久しぶりにレビュー書きましたがその文章をもとにこちらを一部変えて転載します。

はっきりしたネタバレはしませんが、本編内容の部分で感想を書くので 知りたくない人は読まないほうがいいかも。

ゾンビの血だらけのシーンを嫌う人はキツイかもしれませんが(そこでスクリーンから退場した人もいましたが・・・ここで退場したら何も見ていないのと同じですよぉ(´;ω;`)

最初は、よくあるゾンビ映画を見せてます・・・
がゾンビが本編に実はあまり関係なかった部分 ここをまず高く評価します。どうしてもゾンビに気を取られる観客の心理の盲点を後半ガラッとついてくる、

だけじゃなくて 優しいハートフルなコメディを見せてくれたり、主人公達のやるせない部分もきちんと入れてくる。業界映画というコメントもありますが、そこに描かれるのはどこの世界にも共通する部分なので 観客の共感を得られるでしょう。
細部まで綿密に練られた脚本とカット 構図に、あざとさを感じる人もいるかと思いますが、こうした低予算映画、何で勝負するかというと やはりアイデアでしょう。クラウドファンディング、低予算でしか作れない映画という部分をうまく使って最高級の娯楽を見せてくれた感じがします。とてもシニカルで大人の映画だと思います。
役者さんに関しても すごく熱い。それはテクニックではなく、気迫がこもっているようなものが伝わってくる、無名の方が多いのかと思いますがだんだん物語の進行とともに、輝いてくる それをカメラが追っていくんですね。
コメディとしても 奇をてらうような演出じゃなく きちんと台詞とアクションで見せていくのもとても良かった。 大衆受けすると思うコメディはベタなものが最も好まれると思います、そこを外さなかった点、マニアックな仕掛けを見せながらこうした点は優しくこの映画が多くの人に見られるツボかと思いますね。

映画の中の世界と観客に不思議な一体感を生むようなラスト 圧巻でした。
この映画を楽しむためには、予備知識としてゾンビ登場ぐらいにとどめておくのが無難です、何だか元気が出ない 夏バテでぼっ~とした心でこの映画を見ると見終わったあと清涼感で胸がいっぱいになる、そんな映画です。

この監督の次回作や今後が気になりますね。これだけおもしろいと。これだけの高評価でもただのあるステップで終わる作品になるのか、あるいは唯一無二の奇跡の作品となるのかが・・・。



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